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ミナの冒険  作者: おおさんしょう魚
第二章フェアルの森編
15/51

四人の道

「女神さまの生まれ変わり・・・」

 小さくつぶやく。

『改めて、よろしくお願いします。ミナ様』

 さんから様にかわっている。

「べつに、さんでいいよ」

『いえ、そういうわけにも』

「さ・ん・で・い・い・よ」

 様付けはいやらしい。もはや脅迫に近い。

『分かりました』

 ソフィーはうなずく。こちらも不服そうだ。

『でも、カルミナ様の言葉には続きがありますよ』

「今の私にはここまでが限界」

『では、翻訳いたします。『魔王封印のためには今のあなたでは力不足です。残り二つの地にて身を清めてください。次の地はカザルム。カザルムの神殿で身を清めてください。ただし、身の清めが終わるまで他の人間に触れてはなりませんよ』だそうです』

「カザルムか・・・」

 腕を組んで考え込む。

『どうかしたんですか?』

「ひょっとして・・・いや、ひょっとしなくてもカザルム山のことをさしてるんだよね?」

『はい』

 腕組みして難しい顔をしている。

「熱いところが苦手なんだけど」

『知りませんよ』

 即答。

「ねぇ」

『何言おうとしたかは知りませんけど無理です』

 話も聞かない。

『文句言える立場ではありませんよ。あなたはもう女神の生まれ変わりとしてギランたちに狙われますし、使命を背負っているのですから』

 真剣な顔で言うソフィー。

「もう、行くわよ!説教はきらいよ!」

 神殿内に戻ろうとするミナをソフィーが引き止める。

『あ、こっちから出れます』

「え?何処にも横道なんてないけど?」

 周りを見渡しても廊下と台座ぐらいしかない。

『私を甘く見ないでください』

 胸を張る。

『近くによってください』

 ソフィーに寄る。

「どうするの?」

『いきますよ~。術式のニ渡り鳥!』


ヒュン


「え?」

 立っていたのはフェアルの森入り口。

『私の渡り鳥は、一度来たところに戻れるんです』

「へー」

『何なんですか、その興味なさそーな声は』

「早く行かないといけないんじゃないの?」

 地図を見ながらカザルムのある方を指差す。

『地図、持ってたんですね』

「この大陸の地図はねー」

 ミナとソフィーは歩き出す。


 その頃ユウは。

「ちょ!まちやがれー!!」

[来るなプキーーーーーーーー!!!!!]

 プルー族を追いかけていた。

「あんの、長老めが仲間見つけてこいって言うから探してんのに逃げられるし。何なんだよ!」

『いや、草食獣を追いかける肉食獣見たいに追いかければ逃げられるだろうよ』

 ユウが持つ剣の柄にはめ込まれているルビーの精ルイ。

「あっちがにげるから!!」

『でもよ~ライオンが襲ってくるようなもんだぜ?むこうからみたら』

「う~~~」

 ユウはまだまだミナの姿を見ることはできなさそうだ。


 そしてこちらは。

「ちょい!マルク!どこ行く気やねん!!まだ傷癒えてへんやろ!」

 マルクの腕をつかんで引き止める。

「決まってんだろ!みなを追いかけるんだよ!!あと、もう治ったって言ってんだろ!」

「何処におるかもわからんのに?」

「そうだけどよ・・」

「別にミナちゃんなら無事やで」

「それなら・・・・ってえ?なんでわかんだよ」

「いや~ちょっと言いそびれただけでな。マルクが渡そうとしたピンわたしたんよ。ちょっと細工して」

「はぁ!?あれわたしたのか?無くしたと思ってたのに!?なんでいわねえんだよ!!てか、さいくってなんだよ!!っつう」

「ほら、まだ傷が癒えてへんし。俺の話きいてからにせんか?」

「うぅ」

 マルクは座りなおす。カリクはその向かいに座る。

「で?何したんだよ」

「細工って言うのは、ミナちゃんの安否と居場所が分かるようにしただけ。はずしてたら意味は無いからちゃんとつけてくれてるみたいやな」

「居場所わかるじゃねえかよ」

「おれも行きたい」

「お前合格してないだろ。俺に負けたから」

「ハナマさんに直談判してくるからまって欲しかっただけやねん」

「直談判でどうにかなるようなモンなのか?」

「なる!」

「そうか、がんばれ」

「いやいや、行かんといてや」

 また、行こうとするマルクを引き止める。

「傷もいえてへんし、死ににいくだけやろ?」

 必死に説得して少しだけ待ってくれた。

「よし!なら、善はいそげや!」

 ピューッとカリクはハナマの部屋に入っていった。

「ハナマさん!俺もここ卒業さしてーーー!!」

 その後カリクの粘り強さにハナマは負けてしまった。

「もう、認めてやるからでていきな!!」

「やりぃ!!」

 服を受け取り、大急ぎで準備する。

「いくぞ」

「ちょ、まって。ミナちゃんの位置確認する」

 そして、手作りと思しき地図を開く。

「えーっと、ここやとカザルムに向かってんのかな?」

「カザルムなら水持っていったほうがいいな。道具屋よるぞ」

「あいよ」


 

 三つに分かれている仲間。

 カリク、マルクはミナを追いかけて。

 ユウはミナをさがして。

 ミナは魔王の封印のため。

 四人が選んだ道はとても厳しいもの。全てが今は亡きカルミナを中心に世界がまわる。

ユウのほうも出してみました。

どうですかね?今後もいちおうユウのほうは少し出そうと思ってます。

マルクとカリクはミナに会えるんですかねーーー。

今後をお楽しみに☆

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