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ミナの冒険  作者: おおさんしょう魚
第二章フェアルの森編
14/51

ミナの正体

 これで扉が、

「開いてない?」

開いていない。

 ミナが降りてきて確かめる。

「何にもなってないなぁ」

 首を傾げる。

『これじゃないってことですとね』

「そうよねー。って、ソフィー!でてきていいの?」

『あ、あの扉が魔物の気を遮断してくれてるんで』

「そう、」

 少しほっとしたような顔をする。

「でも、どういうことなんだろう。普通に考えても意味は無いのはわかった」

『ひとみ・・・・。なんで瞳は漢字じゃないんでしょう』

(ひとみが漢字じゃない・・・・)

 まだ悩む。

「まてよ、ならしんぞうもなんで漢字じゃないの?」

(なにか・・・なにかがおかしい。読み方がちがうの?瞳・・・ひとみ・・・火とみ!!)

「そうゆうこと!」

 答えがひらめく。

 ミナは左の壁に近づく。

『どういうことですか?』

「こうゆうこと!」

 火と水のマークが入った柱の間にあるハートに剣を突き刺す。


カララララララ

ガシャン!


 変な音がして入ったときに目に付いた目が落ちる。


カタン


 牢が上に動き、奥へ進めるようになった。

「よしっ」

 おくの扉に手をかけ、中に入る。

「わぁ」

 その部屋は、今までの古臭さが嘘のようにとても綺麗な景色が広がっていた。

 長い廊下(?)にミナは立っていて、左右には透明度の高い水がたまっている。

 その廊下を歩きながら周りを見渡しこういう。

「なんか、神聖な場所みたい」

『その通りですよ。ここは、女神カルミナ様に得ればれしものしかこれぬ場所』

 

ひゅうん


 一番端はじに付いた時、ミナの横に居たソフィーは前に出る。

『ミナさん、サファイアをこの台座に近づけてください』

「え?どうやって?」

『それ、はずせますよ』

 剣の柄にあるサファイアをいじる。

「とれた!これを近づければいいの?」

『はい』

 言われたとおりに近づける。近づけた途端綺麗な声が流れ出した。

『これは、太古の昔神々が使われし言葉です。翻訳いたしますのでお聞きください』

 一呼吸置いて語りだす。

『良くぞここまで来てくれました。我が生まれ変わりよ。あなたがここへ来ることは太古の昔からの運命さだめ。あなたは、ここで身を清めてください。詳しい話はその後です』

「清める?っていうか、我が生まれ変わり?どういうこと?」

『この服を着て沐浴してください』

「このみずで?ていうか無視?」

『はい。我が生まれ変わりについては後で分かります』

 一息ついて、ソフィーから服を受けとり、着る。白いひざ下まであるワンピースで、すそに赤、ピンク

薄いピンクのグラデーションの線が入っている。

「沐浴って言ったってどうすりゃいいの?」

『つかるだけですよ。あ、でも私が良いと言うまで絶対喋っちゃダメですよ!』

「わかった」


パシャン


 小さな水しぶきをあげてつかる。

『・・・・・・』

 ソフィーが小声で何か唱えている。が、喋ってはいけない。

「え・・・・?」

 頭の中に誰かの記憶が入ってくる。村?空を見上げている人がいっぱいいる。

〔そらにいってみたいなぁ〕

(え・・?これは・・・)

『もういいですよ』

 ソフィーの声が聞こえる。

「う、うぅ~」

 ふらつきながらもとの場所に戻る。

「うっぷ」

『大丈夫ですか?』

 ミナは口に手を当てている。

「だい・・じょう・・ぶ・・・じゃ・・なーい!!うっぷ」

 とてつもなく顔が青い。

『落ち着いたら、またサファイアを台座に・・』

「りょ・う、か・・・い」

 サファイアを台座に近づける。また綺麗な声が聞こえてくる。

『では、翻訳いたします』

「いや、いい」

 ソフィーの翻訳を断る。

「『あなたならば私の御伽噺を知っているでしょう。それは決してただの御伽噺ではありません。あなたに誰かの記憶が流れ込んできたというのなら始めに言ったとおりあなたは私の生まれ変わりなのです。そして、流れ込んできた記憶は私、カルミナの記憶です。あなたにかせられた使命は魔王の封印。時の狭間により昔に戻り私が生まれ変わりし少し前に戻りなさい。そこで魔王の封印をするのです

私の身勝手な願いとはわかっていますがどうかおねがいしますね』」

 一息つく。

「女神さまの、生まれ変わり・・・」

 ミナは一つつぶやいた。

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