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ミナの冒険  作者: おおさんしょう魚
第二章フェアルの森編
13/51

最初の戦い

「はぁ!!」

 剣を横に薙ぐ。グリーンマンの腹に食い込む。体を作っている植物の一部がブチブチと音を立てて切れる。


ブンッ


 相手が太い腕を思いっきり振り回してくる。

「おわぁ!」

 体をのけぞらせて避ける。

「こんの!」

 仕返しに剣を切り返す。また、ブチブチと音がして、切れる。

「あ、」

 切れたひょうしに中になにか赤いものが見えた。

「あれ、こうげきすれば・・」

 だが、すぐに植物が戻ってしまう。

「隠したってむだむだぁ!!」

 赤いものがあった辺りに剣を深く突き刺す。


クゥ~


 確実にダメージを与えている。

「この調子でぇぇえ!?」

 もう一度突っ込もうとして、動きを止めた。グリーンマンが回転しながら襲ってきたのだ。

「あんなん、あたったら一撃でおわるわよ!」

 グリーンマンのいる方と逆に走る。

グリーンマンの動きが止まる。

(突っ込むな!あれはさそいだ!)

 自分に言い聞かせて、突っ込みそうになるのをおさえる。

 グリーンマンは回転して目が回ったらしく、ふらついている。

(いま!)

 グリーンマンの間合いに突っ込み、剣を上から下に振り下ろす。

「キャ!」

 半分の体で、腕を振り回し攻撃してきた。もう一度見ると、ミナから見て左半分が再生し始めている。

(右は再生してないってことは、右にはあの赤いのは無いってことか)

 もう一度グリーンマンを見る。もう完全に再生している。

「すっごい再生力」

 また、回転して腕を振り回しはじめる。

「腕をきってみるか、」

 剣を縦に構えて待つ。グリーンマンの腕が回りながら迫ってくる。


ブチブチ


 剣に当たると、回っていた勢いで腕が切れる。

「こんなに上手くいくとはぁ!!」

 また、反撃してくる。

「えー、腕にはなかったのー!?」

 避けながら文句を言う。

「腕にないなら・・」

 また、グリーンマンに隙ができたときに間合いに踏み込む。

 今度は低くしゃがみ、剣を横に振る。切られた足が足だけで動いて蹴ってきた。

「わっと」

 とっさに後ろに飛ぶ。

「てぇことは・・・」

 足だけでまだ再生しきっていないグリーンマンに近づき、つま先に剣を突き立てる。


くゥ~


「まだか!?あと一回ぐらいかな!」

 独り言をつぶやきながらグリーンマンに近づく。

「これでおわりよ」

 グリーンマンがミナの間合いに入った。


ギュヤーーーー


 ミナの剣はグリーンマンの体をしっかりと貫いていた。グリーンマンがゴブリンと同じように黒い煙を出して消える。

「ふう」


ブゥン


 どこかで音がした。

 周りを見渡すと入ったときには無かった扉が出てきていた。真ん中にはカルミナのマーク。

「ここに入れってことか」

 その扉に手をかけ、中に入る。

 一番最初に目についたのは二つの目だった。牢の周りに口のレリーフでそのはじっこに目がついていた。

「気色悪!」

 周りを見渡す。左の壁には火のマークがついている柱と水のマークがついた柱。右の壁には雷のマークが入った柱と、風のマークが入った柱。どちらも二つの柱の間にハートマークがあった。

 後ろを振り向く。時計がある。

 真ん中には石碑。

「また石碑か、(当たり!この部屋をくまなく調べよう!)」

 

がくっ


 ずっこけそうになるミナ。

「あ、裏にも何か書いてある。(ひとみのあいだのしんぞう貫け。さすれば道はひらかれん)」

 周りを見渡す。

「普通に考えたらあれだよね・・」

 はじめに目に付いた目を見る。

「てや!」

 助走をつけ、壁を登り目の間に剣を突き刺す。

 これで、扉が

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