最初の戦い
「はぁ!!」
剣を横に薙ぐ。グリーンマンの腹に食い込む。体を作っている植物の一部がブチブチと音を立てて切れる。
ブンッ
相手が太い腕を思いっきり振り回してくる。
「おわぁ!」
体をのけぞらせて避ける。
「こんの!」
仕返しに剣を切り返す。また、ブチブチと音がして、切れる。
「あ、」
切れたひょうしに中になにか赤いものが見えた。
「あれ、こうげきすれば・・」
だが、すぐに植物が戻ってしまう。
「隠したってむだむだぁ!!」
赤いものがあった辺りに剣を深く突き刺す。
クゥ~
確実にダメージを与えている。
「この調子でぇぇえ!?」
もう一度突っ込もうとして、動きを止めた。グリーンマンが回転しながら襲ってきたのだ。
「あんなん、あたったら一撃でおわるわよ!」
グリーンマンのいる方と逆に走る。
グリーンマンの動きが止まる。
(突っ込むな!あれはさそいだ!)
自分に言い聞かせて、突っ込みそうになるのをおさえる。
グリーンマンは回転して目が回ったらしく、ふらついている。
(いま!)
グリーンマンの間合いに突っ込み、剣を上から下に振り下ろす。
「キャ!」
半分の体で、腕を振り回し攻撃してきた。もう一度見ると、ミナから見て左半分が再生し始めている。
(右は再生してないってことは、右にはあの赤いのは無いってことか)
もう一度グリーンマンを見る。もう完全に再生している。
「すっごい再生力」
また、回転して腕を振り回しはじめる。
「腕をきってみるか、」
剣を縦に構えて待つ。グリーンマンの腕が回りながら迫ってくる。
ブチブチ
剣に当たると、回っていた勢いで腕が切れる。
「こんなに上手くいくとはぁ!!」
また、反撃してくる。
「えー、腕にはなかったのー!?」
避けながら文句を言う。
「腕にないなら・・」
また、グリーンマンに隙ができたときに間合いに踏み込む。
今度は低くしゃがみ、剣を横に振る。切られた足が足だけで動いて蹴ってきた。
「わっと」
とっさに後ろに飛ぶ。
「てぇことは・・・」
足だけでまだ再生しきっていないグリーンマンに近づき、つま先に剣を突き立てる。
くゥ~
「まだか!?あと一回ぐらいかな!」
独り言をつぶやきながらグリーンマンに近づく。
「これでおわりよ」
グリーンマンがミナの間合いに入った。
ギュヤーーーー
ミナの剣はグリーンマンの体をしっかりと貫いていた。グリーンマンがゴブリンと同じように黒い煙を出して消える。
「ふう」
ブゥン
どこかで音がした。
周りを見渡すと入ったときには無かった扉が出てきていた。真ん中にはカルミナのマーク。
「ここに入れってことか」
その扉に手をかけ、中に入る。
一番最初に目についたのは二つの目だった。牢の周りに口のレリーフでそのはじっこに目がついていた。
「気色悪!」
周りを見渡す。左の壁には火のマークがついている柱と水のマークがついた柱。右の壁には雷のマークが入った柱と、風のマークが入った柱。どちらも二つの柱の間にハートマークがあった。
後ろを振り向く。時計がある。
真ん中には石碑。
「また石碑か、(当たり!この部屋をくまなく調べよう!)」
がくっ
ずっこけそうになるミナ。
「あ、裏にも何か書いてある。(ひとみのあいだのしんぞう貫け。さすれば道はひらかれん)」
周りを見渡す。
「普通に考えたらあれだよね・・」
はじめに目に付いた目を見る。
「てや!」
助走をつけ、壁を登り目の間に剣を突き刺す。
これで、扉が




