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2月29日

作者: 感情否定派
掲載日:2026/05/14

6年間程やり続けたゲームを辞めた。そのゲームはFPSで、技術が大いに求められた。ランクもあった。人口は然程多くはなかったが、数百万単位だった。その中で俺は強いアカウントを持っていて、技術的には中の中ぐらいに位置していたと思う。


昔は大使を抱いていた。熱意を持っていた。いずれ最強になるんだと。YouTubeに上がっている上手い人の動画を見ては近づいているんだと、成長を実感していた。次第にランクでは勝てるようになり、周りの人からは上手いと言われるくらいにまでになった。


中学3年生。その時から使命感で諾々とやっていたと思う。いずれ楽しさ、達成感、満足感から、いつの間にか毎日やらないといけないという義務感、使命感に変わっていた。


そして高校生になった。その時くらいだった。段々と感情がなくなっていく感覚があった。

その時から俺は情熱を抱けなくなった。あるいはその前から。人間とは面白いもので、情熱や目標がなければ大いなる成長はできない。必然的に俺は周りとは引き離され、YouTubeでの動画では近づくどころか離れていっている感覚に陥った。喜びや楽しさなんて感情は感じれないくせして負の感情は一丁前に感じ取っていた。


元々感じていた使命感、義務感。それに加えて劣等感。それだけで辞める理由にはなった。

とはいえ、あのゲームはとても面白いものだった。誰も見つけていない場所を見つけ、そこから倒して驚愕させる。それが一番の楽しみだった。他にもイベントで追加される武器に心躍らせ、どう使えるのかを考えるのも楽しかった。

でもそんな楽しみすら今は感じれないんだ。

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