前世の最後
世界の始まり、それは未知の力による想像...
『・・・空間創造・・・・・・実行開始・・・』
何もないところから突如として広がる途方もない空間
『・・・完了確認・・・・魔素エネルギー創造・・実行開始・・・』
空間に広がる莫大なエネルギー
『・・完了確認・・・生命創造開始・・・』
エネルギーから生まれる中身のない体裁を成した物体
この一連の流れにかかる概念が無いにも等しくなるような延々とした時間
『・・・完了確認・・・すべての必要事項の実行完了・・・・これから世界を創造します。根源となる魂は異次元の存続世界から・・・』
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「皆んな気をつけて帰るように!」
「先生さよならー!」
「なあなあ、今日帰ったらなにする?」
「今日部活なし!?マジか!やった!」
学校の帰り、それは殆どの生徒にとって一日うちの嬉しい時間だろう。
いつもどうり学校が終わり家に帰る人は一日の疲れを癒やす。
彼もそんな生徒の一人である。
「じゃあな隆輝!」
「あぁ、じゃあな 連」
そんなどこにでもいるごく普通の高校生の彼がこれからニュースにも載るほど珍しい死を遂げるなど
誰が予想したであろうか...
「あーあ、今日も疲れた。帰ったら昨日できなっかったあの部分攻略するか。それにしても空の様子があきらかやばそうだな...なんかこう、いかにも降ってきますよ的な?」
学校から出る前から明らか天気が悪かった。それも今まで見たこともないくらいのドス黒い顔をのぞかせていた。
先生もみんなも話題にしてたくらいに。
そして案の定雨が降ってきた。
それも土砂降りの。
「どうしよう、雨具持ってねーんだよな。周り見ても誰もいないし...仕方ない,ずぶ濡れ覚悟で走って帰るか」
俺は考えても仕方もないので何も考えず手提げかばんを頭に掲げ、一目散に走った。
生憎俺は濡れるのが嫌いなんでね。
しばらく走っていると、先に小さな公園があった。小さな子が遊んだり、俺らの高校の生徒がよく溜まったりする場所だ。
そしてそこには一本の大木が中心に存在した。
公園すべてを覆い隠すその大木は夏ではいい避暑地として、雨の日は雨宿りとして寄れるため気に入っていた。
とりあえず雨が弱まるまではここで雨宿りしよう。
そう思って急いで駆け込み一休憩を取る。
「にしてもすごい雨だな〜、これいつか洪水起こるんじゃないの?それになんかゴロゴロ言ってるし」
そんな事を考えながらスマホを触る。
ここで皆さんは知っているだろうか。
雷の音が聞こえるということはかなり近い距離に雷が発生していることを。
そしてそんなときに絶対してはいけないのがそう、木の下にいること。
雷は基本高ければ高いところに落ちやすい。例えば今誰かさんが下にいる大木とか。
いくらここが雨宿りに最適な場所だったとしても、本来なら一目散に離れなければならない。
しかし、誰かさんはゲームに夢中だ。
また、雷に打たれると七割で生き残ることができるらしい...が、そんなの鍛えているか特殊な人だけだろう。
そんなもの平凡な彼が当てはまる訳がない。
そして、
《ピカ!!ゴロゴロォ........ドッシャアァァァァーーーーーーン!!!》
ものすごい轟音とともに雷が落ちてきた。
それもいままでにない位群を抜いたどデカいのが。
彼が気づかない刹那の中で...
「ここでニュースです。今日午後5時過ぎ頃、〇〇県〇〇市の公園で落雷が原因と思われる遺体が発見され・・・」




