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1,序章

誤字脱字報告をくださった方本当にありがとうございます。

見つけた方いらっしゃいましたら、報告してくれると本当に助かります! 

たくさんの方に読んでいただいて本当に幸せです。

たくさんたくさんありがとうございます!

『君を探していたんだ!』


ある日、ベティは王都の噴水の前でとてもきらびやかな男性に腕をつかまれた。

それは辺境の町から出て、いとこの姉さまの働いている病院の手伝いを終えて帰る途中だった。


その男性は、とても珍しい金色の瞳を輝かせながらもう一度困惑している彼女に声をかけた。


『君は聖女だろう?ここ最近急に現れ、重症者のいる病院で治療してまわっている少女は。』


薄桃色の髪をなびかせながらいまだ困惑した顔の少女は


「聖女?何かの間違いではありませんか?光魔法は使えますが、聖女というほどではありませんよ?」


『光魔法が使えるのだな?それなら君で間違いないだろう。光魔法はとても珍しい魔法だからな。

昔から伝わる話では光魔法を使う聖女はピンク色の髪だそうだ。』


「ピンクの髪で、光魔法なら私ですかね?・・・でも、う~ん。」


『取りあえず話を聞きたいので王宮に来てもらおう。』



_______________________


ベティは辺境の田舎の町出身の平民だった。

その町ではよくみられる鮮やかな赤い髪と瞳を持つ優しい父と、赤褐色の髪にピンクの瞳のおおらかな母と父とよく似た髪と母の瞳を継いだかわいい女の子の三人で暮らしていた。


ベティはもともと赤い髪だった。


5歳のある日ベティはいつものように遊びに行くといい、何故か町の人を困らせている魔獣を狩ってきた。大人の男が5人で戦うような魔獣を5歳の女の子が簡単に素手で狩ってきた。


父と母は驚きはしたが、みんなのためと笑顔で言う娘を褒めた。

それが始まりだった。

ベティは毎日魔獣を狩った。殲滅するまで。しかしそれで終わることなく、さらに強い魔獣を狩りまくった。必要以上に狩りまくった。魔獣が近くを蔓延る辺境は気づいたら安全な地区になっていた。


それはある夜突然起きた。


『レベル99 上限に到達しました。新しい魔法属性を選択できます。黒魔法、白魔法どちらにしますか?』


「魔法?魔法が使えるのね!ベティは守る魔法を覚えたいの!お母様の手の痛い痛い治したいわ!」


そして母の手荒れを治すために選んだ白魔法を授けられたときベティの髪は鮮やかな赤から薄桃色に変わった。


この時ベティ13歳。

レベル上限 スキル剛腕 属性タンク 白魔法所持 









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