表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Endless GAME  作者: 綺羅な党
2/2

第一話-悪友同士

蒼柳

「やっと俺たちの登場だな

同士神月。」

神月

「つーか、プロローグ会話ねーじゃん(そもそも、プロローグって言えないし…)」

蒼柳

「ふっ、褒めるなよ」

神月

「褒めてねーよ」

蒼柳

「それでは読者諸君

存分に第一話を読みたまえ

では、さらばだ」

神月

「帰るの早っ!?てか、俺どうすりゃ良いんだよ!!?」

……………………………………………………………………

神月

「俺も帰るか…(・_・;)」

生徒A

「旭倉、ありがとな♪」

生徒B

「サンキュー旭倉君♪」

ツツジ

「構わん。その分の報酬は貰っているからな。」

そう言い交わしながらツツジが貰ったお金を財布にしまっていた時だった。

ツツジの席を囲むように二人の男子生徒がやってきた。

一人はツツジより少し背が高く、もう一人はツツジより背が少し低いが腰まである長髪をしていた。

?A

「今日も金持ちだなツツジ。落としたら危ないから俺が預かっておいてやろう。」

?B

「そう言いながら自分の物にするんだろう?もちろん山分けだよな蒼柳(あおやぎ)?」

蒼柳

「ふむ…仕方がないからそうしてやろうではないか。」

?B

「さすが!!(笑)持つべき者は友だねぇ〜(笑)」

もう一人の男子生徒が笑いながら言った。もう一人の男子生徒の名前は神月綺羅。

彼と蒼柳はツツジいわく親友だが…

悪く言えば悪友である。

ツツジ

「まったく…それは友と言えんと思うのだがな…」

ツツジは呆れながら言った。内心、かなり呆れているのだ。

蒼柳

「ところで同士よ。今が何の時間か分かるか?」

現在の時頃は13:00

ちょうど昼時である。

ツツジ

「……同士とは俺のことを言っているのか?」

神月

「そっちにつっこむのか!?てか、お前しかいねぇーだろ!!」

神月のツッコミを軽く無視してツツジは会話を続けた。

ツツジ

「今は昼時だがどうかしたのか?」

蒼柳

「なあに、同士旭倉よ、昼休みといえば何をするのかと聞いたのだ。」

ツツジ

「当然、次の時間の準備だろ?」

蒼柳

「なるほど…お前はそう答えるか…なら、神月はどうする?」

神月

「俺は当然ナン

蒼柳

「当然間をとって祭りだろう同士達よ?」

神月

「その前に俺の意見を

ツツジ

「普通に考えて昼飯だと思うんだがな。それに祭りってなんだ?」

蒼柳

「それは企業秘密だ(にやり)」

神月

「だから、俺の話を聞けぇ〜!!(怒)」

ツツジ&蒼柳

「うるさいぞ!!?」

神月

「すいません…」

二人のあまりの気迫に神月は文句を言うどころか謝ってしまった。

たとえ、神月でなくとも謝ってしまう程の殺気…というよりも覇気を二人は放っていたのだ。

蒼柳

「教室で騒ぐと他の者に迷惑だぞ。」

ツツジ

「まったくだ。」

二人は呆れたように言った。

だが、二人の言葉は神月には届いていなかった。

神月

(マジでこの二人恐い(泣)つーか、主人公のツツジがあんな覇気とか出して良いのか??)

ツツジ

「で、どうするんだ神月?」

神月

「(ビクッ!!?)はっはい!?なんでありましょう!!?」

突然呼ばれたために声が裏返り、しかも敬語で返答してしまう神月。これには、呼び掛けた本人も驚いていた。

ツツジ

「どうしたんだ?いきなり敬語になって?」

神月

「い、いや…別に…」

蒼柳

「このタイミングでその驚きよう…何か不審なことを考えていたな?

例えば、主人公の旭倉があんな覇気とか出して良いのか?とかな」

神月

「そっ…そんなわけないだろ…あは…あはは(汗)」

蒼柳

「ふっ…図星か(にやり)」

ツツジ

「それより、昼飯はどうするんだ二人共?昼休み、あと十分しかないぞ。」

現在の時頃は13:10

ちなみに5時間目の開始時間は13:20である。

神月

「そうだな…食堂でも行くか?」

蒼柳

「うむ…この時間だと購買に行ったところでパンは売り切れているだろうしな…それしかなかろう。」

なぜなら、この桜倫学園の購買は開始五分で全て売り切れるという壮絶な戦場なのである。当然、5時間目十分前にパンが残っているはずがない。

ツツジ

「決定だな。」

神月

「よし!じゃあ、さっさと行こうぜ!!俺もう腹が減ってんだよ。」

ツツジ

「俺もだ」

二人が席を立ち教室を出ようとしたその時だった。

蒼柳

「待て同士達よ…俺達は重要かつ最優先で確認すべき事項を忘れていた。」

蒼柳

桜倫学園附属高校三年生

身長190cm

体重75kg

ツツジと神月と同じクラスで二人の悪友。全て謎に包まれた謎の男で下の名前すら判明しない。本人曰く「なぜなら、そのほうがミステリーだから」

機械いじり等が得意らしく、制服には謎のアイテムが多種多様に存在する。

七桜を管理・守護する七王家と関係があるらしいが詳細は一切不明。


神月綺羅

桜倫学園附属高校三年生

身長175cm

体重65kg

ツツジと蒼柳とは中学生の時から仲がよくクラスは別になったことがないほど。(おそらく監視しやすくするため)

二人とつるんではよく学園の行事とうで祭りと称して悪事を働く。(ツツジははんば無理やり、神月はノリで、蒼柳は主犯)

ツツジに少し嫉妬している。(理由は自分よりもツツジのほうが遥かにモテるから

ツツジ本人はまったく気付いていない)


桜倫学園及び附属高校の購買

本校である学園の生徒

附属である高校の生徒

本校及び附属の教員達

総人数五百を越す人達が人数の半分しかないパンを求めて畳十畳分のスペースに集結するためかなりの激戦区となっている。

ツツジ達は顔パス(?)があるため時間さえ間に合えば安心して買いに行ける。ここでツツジはパンを買えなかった女子生徒達(先輩後輩とわず)に自分たちが買ったパンをタダであげるため

優しさ等でさらにモテる(本人はまったく気付いていない)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ