プロローグ
読んで頂きありがとうございます。
m(_ _)m
駄文ですがよろしくお願いします。
この世には不可解な事が幾つも存在する。
人はそうゆう事柄に敏感に反応し、それが必要なのか不必要なのか判断せずに、根も葉もない噂を飽きもせずに話あう。
もし、全ての人間がそうだとしたら、きっとこの男もそうなのだろう。
しかし、この男…『旭倉ツツジ』は違っていた。
大体の人間は、もっと面白い事が無いのかとか楽しい事が無いのかなどと考えていたりするだろう。
だが、ツツジは違っていた。
現在、ツツジは桜倫学園附属高校の三年二組の教室にいた。
時頃は11:20
4時間目の授業は日本史
自習である。
課題はあるが授業時間の半分があれば終わらせられるものであり、回りのクラスメイトは課題を提出し、集まって話をしたり、一人で音楽を聞いたりと、各々の時間を満喫していた。
だが、課題を提出していない生徒が一人いた。
ツツジである。
なぜ、ツツジが課題を提出していないかというと、一人だけ課題が終わっていないからである。
別に書くのが遅いとかそうゆうわけではなく、課題の量がほかの生徒の十倍はあるからなのである。
ちなみに十分の九はほかの生徒の課題である。
言わずともわかる事だが、数名の生徒がツツジにやらせている…否、やってもらっているのだ。
どうして、そう言えるかというと、やってもらっている生徒はちゃんとツツジにお金を支払っているからだ。ツツジが要求したわけでは無い。
課題をやってもらっている生徒がお礼と称してツツジに支払っているのだ。
ちなみに一人千円、九人で九千円である。
ちょうど、ツツジが最後の課題を書き終えたと同時に授業終了のチャイムがなった。
単語説明
主人公『旭倉ツツジ』
桜倫学園附属高校三年生。
身長182cm
体重72kg
幼い頃に家族を亡くしており、現在は同級生と同居しており二人暮らし。
唯一茸類が大の苦手
七桜を管理・守護する七王家の一人(本人はまったく知らない)
桜倫学園附属高校
県内だけでなく日本中から生徒が集まる超名門学園附属。
学園と附属高校は同じ敷地内にあり、敷地面積は東京ドーム数個分でいろいろな施設も敷地内にある。
勉強だけでなくスポーツにも力をいれており、専用の野球場や運動場がある。部一つ一つに専用の体育館があり
当然ながら全て学園の敷地内にある。
学園と附属高校の間に中庭があり、両生徒の憩いの場となる。
また、中心には七本の桜がたっており、年中咲き乱れている。学園と附属高校のシンボル(巨大な一本の桜の木を中心に六本の桜の木が円の形でたっている)