表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/61

チェンマイ到着

早朝にチェンマイに到着。


駅を出ると無数のトゥクトゥクやホテル、ゲストハウスの客引きが居ます。


「ふむふむ。で、プールは?ジムもあって・・・値段は?ほお!」


チェンマイはバンコクに比べるとホテルの物価が安い。


初日ぐらいは、ゲストハウスではなくホテルに泊まってやろうということで、適当な客引きのクルマに乗り込みます。


ホテルは安ホテルとは言え、まずまずの設備が整っています。

宿泊料金はバンコクなら、ちょっと高い目のゲストハウスくらい。

部屋も広く、エアコン、テレビ、冷蔵庫、バスタブもあります。


「うわー、いい部屋ですねえ」


「本当だな。こういう部屋に泊まれるのはチェンマイならではだ」


「もっと田舎に行くとどうなんですか?」


「宿代はもっと安くなるけど、その分設備は期待できなくなるよ」


「じゃあ、こういう部屋に泊まれるのも、今のうちですね」


荷物を降ろしたら、早速一風呂あびます。バスタブにゆっくりと身体を浸すのはひさしぶりだ。。

私の後にタカも風呂にはいって、しばらくはベッドに横になって旅の疲れを癒します。


そうこうしているうちにもう、昼飯時です。


「チェンマイ名物のカオソイでも食いに行くか」


「え、何ですか?それ」


「うん。平たく言うとカレーラーメンだな」


「へえ!なんか旨そうですね。行きましょう」


タカと私はホテルを出て、近くの大衆食堂へ。


「おばちゃん!カオソイ・ガイふたつ」


バンコクと違って食堂のおばちゃんは愛想がいいです。


「はいはい。おやー、あんたらどこから来なさった」


「日本からです。おばちゃん」


「へえ・・しかしあんた、タイ語が上手だね。観光かい?」


「ええ、そうです。タイ語は少ししか出来ません。前にバンコクで仕事をしていたんですよ」


「ああ、そうかい。どうりで。チェンマイはバンコクと違って美しい街だよ。チェンマイの女もみんなきれいだからねえ」


「ええ、おばちゃんのようにみんな美人ですね!」


「ま!あんた。もう、おばちゃんをからかうでないよ!」


おばちゃん、マジ照れてます。。


チェンマイの名物料理カオソイが運ばれてきます。


ここでちょっと説明すると、カオソイという料理はどんぶりにゆでたビーフンみたいな麵を入れて、ココナッツミルクたっぷりのカレースープをかけたものです。

その上には油で揚げた中華麺も乗ります。これに焼いた鶏肉がトッピングされたものが「カオソイ・ガイ」。

どんぶりとは別に更に盛った薬味が出されます。この薬味は、刻んだタマネギとマナーオ(ライムに似た柑橘類。タイ人はこれがレモンであると信じている)それに、九州の高菜に見た目も味もそっくりな漬物が付きます。

この薬味は基本的に全入れ。そしてテーブルに有るグラニュー糖を入れるのがタイでラーメン類を食べるときの基本です。好みに応じて、酢と唐辛子も入れる。


「ウマー。。。これ旨いっすよ!師匠」


「いけるだろー。またこの鶏肉がさ、歯ごたえ有って味が濃いんだよ。日本やバンコクの鶏肉とは一味違うだろ」


「本当に・・・スリランカも鶏は旨かったけど、ここのが上ですね。日本のあれは一体何なんだろう」


「これで20バーツだからなあ。。。いいところだろ?」


「いいところですねえ。。」


食堂でカオソイをすすりながら、あたりを眺めます。


喧騒のバンコクと比べると、都市とはいえはるかに緑も多く、のんびりしています。行きかう人々の顔も何か柔和な感じがします。ビルマなどにも共通する、東南アジア特有ののんびり感。


私はこれが大好きなのです。


・・・平和だ。いい旅になりそうだ・・・


実際ここからの北タイ旅行は実に楽しく良い旅でした。

今でもタカとはよく、このときの旅行の思い出話に花を咲かせます。


が、しかし・・・そこはトミー、タカ師弟コンビの旅ですから、そうそう平和ばかりが続くわけではありませんでした。。。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ