こちら妖精相談所
みどりの瞳は別世界を映す鏡だ。――その世界ではまことしやかに、そう囁かれている。
妖精と共存する時代は終わりを告げ、世界は産業革命に突入した。妖精の存在を信じる人はぐっと減り、「妖精相談所」の存在も、徐々に廃れ忘れられていった。
ミラは、半年ほど前に祖母から妖精相談所を引き継いだ新米店主。ケットシーのノノンとともに全くこないお客様を待つ毎日を過ごしていた。そんな折、店に貴族だと名乗る男・テトが「クエレブレの盾を見つけてほしい」と依頼をしてくる。彼はどうやら、ミラや先代店主の祖母のことを知っているような口ぶりだが……。
ミラは「クエレブレの盾」を見つけることができるのか。テトは一体何者なのか。
妖精踊る、きらめく世界の物語。ここに、始まり始まり―――――。
妖精と共存する時代は終わりを告げ、世界は産業革命に突入した。妖精の存在を信じる人はぐっと減り、「妖精相談所」の存在も、徐々に廃れ忘れられていった。
ミラは、半年ほど前に祖母から妖精相談所を引き継いだ新米店主。ケットシーのノノンとともに全くこないお客様を待つ毎日を過ごしていた。そんな折、店に貴族だと名乗る男・テトが「クエレブレの盾を見つけてほしい」と依頼をしてくる。彼はどうやら、ミラや先代店主の祖母のことを知っているような口ぶりだが……。
ミラは「クエレブレの盾」を見つけることができるのか。テトは一体何者なのか。
妖精踊る、きらめく世界の物語。ここに、始まり始まり―――――。