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第7章 それぞれの思い

GM「そういえばずっと言い忘れていたけど、トモリってこのダイナゴヤ出身だからね。」


ユーリー「そうなの?」


GM「ダイナゴヤに病気のおばあちゃんと一緒に住んでいる。で、自分が冒険者だってことはおばあちゃんにも内緒。で両親は行商しています。で、年に何回かしか戻ってこない。」


ユーリー「なんかすごい話が出てきた(笑)」


メアリー「すごい貧しそう。」


ユーリー「まぁ、それ言うんだったらユーリーはこのダイナゴヤに住んでいて。


小さいころ父親に連れられてミソカツ亭によく顔だしていたからミソカツ亭のおやじとは顔なじみと言う(笑)。って言う設定を作っていたんだけどミソカツ亭の話がなかったから(笑)」


GM「ミソカツ亭のおやじさんと顔なじみなら、トモリとも面識あるんじゃない? バイトしてるし。」


ユーリー「え~、でも最近でしょ? トモリがバイトしているのって。小っちゃいころに顔だしていただけだもんこっちは。だからご無沙汰しているんだよ。」


GM「トモリはバイトし始めたのは、訓練が終了したのが2か月くらい前だから、それから……。」


ユーリー「じゃ、擦れ違いじゃん、完全に。まぁそういう設定は良しとして……。」


GM「さて、夜になります。みなさんそれぞれの配置について警戒しているんだよね? 


え~と、(ユーリーに視線を向けて)塀の外にいるんだよね? 


え~と、見張りの位置は昨夜と同じで良いんだよね? じゃ、危険感知を皆さんしてください。」


シャチホコ「え~と、野外系技能だったよね? 確か。」


ユーリー「野外系の危険感知だよね? 素人でも可になっている。知識と知覚。」


メアリー&金のシャチホコ「知識と知覚」


ユーリー「低いんですよこれ。」


メアリー「8D……。」


ユーリー「8D? あ、なるほどね。魔法系だからその辺が高いわけですね。」


シャチホコ「3と3で6。」


ユーリー「1。」


シャチホコ「3と3で6で良いんだよね?」


ユーリー「そう。」


シャチホコ「で、さらにこれ(野外系技能Lv1)」


ユーリー「6Dに+1をする。だよね? 野外系技能Lv1ってことは、6Dの値に+1ってことだよね?」


GM「そうそう。」


メアリー「値3。」


GM「技能ある?」


メアリー「ない。」


GM「じゃ、3だね。」


ユーリー「(シャチホコに向かって)七つ道具もないよね? 2。」


シャチホコ「2で、3。」


GM「3? てことは、3が一番高いんだね? え~という事は……ちょっと待ってね。」


ユーリー「3が2人の1が1人か。(メアリーに向かって)すごい出目良いね、ある意味。」



***予備知識***


危険感知、これは野外系技能の技の一つ。


自分の身に危険が迫っているのを察知する技のことです。


ただし、専門性がなく素人でも判定だけはできます。


もちろんこの場合、技能Lv、技Lvは0。


能力値の『知識力』と『知覚力』のサイコロのみで判定と言うことになります。


今回は野外系技能を、金のシャチホコが1Lv習得していました。


彼以外は、みんな素人判定となります。


金のシャチホコは野外系の技能1Lvを持っているだけで、危険感知の技を習得していないため、サイコロの値に加算できるのは、技能Lvの1だけ。


通常野外系の7つ道具を持っていれば、野外系技能の判定にさらに+2されたのですが、今回のような場合、7つ道具を使用する暇がないので7つ道具は使えません。


もっとも金のシャチホコは持っていませんでしたが。


結果、サイコロの目が良かったメアリーと同値となりました。


***予備知識終了***



GM「(コロコロ)え~と、特に怪しい人影もなく……(泣)。」


一同「(笑)」


ユーリー「ヤバいね~、これは(笑)」


GM「え~と、ですね。いつも通り見張っている感じですね。え~っと、ですね。どうしたろうかな?」


ユーリー「相手は相当高かったのか?」


GM「いや、運が良かっただけだよ。え~っとですね、その夜は何事もなく……過ぎていくんですが、明け方、倉庫の周りを見ていたらですね、倉庫の正面の鍵が開いているのに気付きました。」


ユーリー「誰が?」


GM「この場合誰にしようかな? 1~4なら君たち、5~6なら私設自警隊ね。(コロコロ)1。


君たちだね。が、気づいたよ。南京錠だけどね。それが開けられているのに気付いた。」


ユーリー「じゃ、中身を詮索するなと言われているから戦えるユーリーと金シャチは、残った方が良い。で、万が一の怪我を考えるとトモリの回復役がほしい。


だからいた方がいいからメアリーにキスィメン4世さんに鍵が開いているから、中を確認していいかって言うのを聞いてきてほしいんだけど、と。」


メアリー「わかりました。」


ユーリー「見た感じ中にいるのは生き物っぽかったし、食事の量からすると凶暴だといけない。逃げてもらっても困るモノだろうから、と。」


メアリー「わかりましたっと。」


シャチホコ「南京錠って掛けたりとかしないんですか? と」


ユーリー「南京錠はもいっぺんつけれる状態なの? それとも完全に壊れて使い物にならない状態なの?」


GM「いや、壊れているわけじゃないよ。開けられているだけだから。」


ユーリー「いや、その開けられた南京錠はどこかに隠されているとか、そのままついているのか?」

GM「そのまま付いているよ。」


ユーリー「じゃ、もいっぺん閉めようとすれば閉めれるの?」


GM「閉めれるよ。」


ユーリー「でも、中が逃げているかどうかも判別できないんでしょ?」


GM「うん。まぁするんだったら……。」


シャチホコ「聞き耳ってできない?」


GM「聞き耳でもいいし、え~と……。」


ユーリー「とりあえずメアリーに呼んできてもらっている間に聞き耳しようか?」


GM「鍵開けのアナログの方で……。」


ユーリー「アナログなのね。」


GM「うん。南京錠はアナログだから。で、まぁこう、無理にこじ開けたのかどうかはわかるよ。」



***予備知識***


鍵開け(アナログ)、これは屋内系技能の技の1つ。


専門性の高い技能です。


そのため技を持っていないと判定することができません。


南京錠のような機械式の鍵を開けたり閉めたりする技能です。


もちろん今回の場合は、この南京錠が無理やりこじ開けられたものかどうかを判別するという使い方をしています。


無理にこじ開けようとすると、鍵穴に傷がついたりしますので、こじ開けたのか?


鍵を使って開けたのか?


を判別することができるわけです。


この判定にも屋内系の7つ道具を使用することができますので、道具を持っていれば達成値に+2をすることができます。


ユーリーは屋内系技能1Lv、鍵開け(アナログ)1Lvを習得しており、7つ道具も持っています。


鍵開けにはもう一つ、認証システムや暗証番号入力によるデジタル式の鍵も存在します。


これはまた別の技、鍵開け(デジタル)が必要で、7つ道具がないと判定をすることもできません。


***予備知識終了***



ユーリー「じゃ、一応こじ開けたかどうか見る。判定すればいい?」


GM「うん。」


ユーリー「とりあえず、こじ開けてないかの確認をして、その後逃げてないかの聞き耳かな? 


誰か起きていてうちら以外に近くにいる?」


GM「え~と、私設自警隊の人たちが5人ほど巡回しているから……。」


ユーリー「中は入ったらバレそうですね。」


GM「そうだね。」


ユーリー「じゃ、とりあえず鍵が、こじ開けられたかの確認。」


GM「後、扉が開かれたかどうかの確認をするなら、野外系技能の追跡で判定できるよ。」


ユーリー「野外系習得していない。」


シャチホコ「は~い。野外系習得しています。追跡? え~と、追跡は……。」


ユーリー「(コロコロ)6。鍵を調べるの。」


GM「6? え~とね、こじ開けたんじゃなくって……え~鍵で開けたんじゃなくって……。」


ユーリー「ピッキング?」


GM「そう、それ。ピッキング。しかもかなり手練れがやったようだね。ほとんどその痕跡が残っていない。」



***予備知識***


追跡、これは野外系技能の技の1つ。


本来は、足跡や糞などで獲物の痕跡を追跡したりする技のこと。


専門性の高いモノではないので素人でも判定はできます。


今回は、埃やその場所の状態を総合的に判断して、この扉が開かれたかを判定するという使い方をしました。


もちろん野外系の7つ道具があれば、達成値に+2できるのですが、金のシャチホコは7つ道具を持っていません。


サイコロの値に野外技能の1Lvが加算できるだけです。


***予備知識終了***



シャチホコ「扉調べるけど、何で?」


GM「追跡で判定だよ。知識と知覚。」


シャチホコ「知識と知覚か……。え……と野外系の知識と知覚……知識と知覚6Dだね。(コロコロ)3。


それに野外系技能1Lvを足して4。」


GM「そうすると扉が開けられた形跡があるね。つい最近って言うか昨夜の内だね。」


シャチホコ「それを知らせるみんなに。」


GM「一応確認のために言っとくね。荷物を運びこんで以降、この扉は一度も開かれていないはず。


それが、昨夜開かれた痕跡がある、と。」


ユーリー「そう言えばさ、そんなきれいな開け方なら鍵をかけ忘れたって考えるのが自然だよね。


だったらまず鍵閉める。」


GM「閉める?」


シャチホコ「昨夜扉を開けた痕跡があったよ。」


ユーリー「聞き耳もするよ。まだ中にいたら逃げ出すと困るから鍵閉めるよ。」


GM「聞き耳ね。どうぞ。」


ユーリー「確認だけどさ。屋内系技能が1Lvで、聞き耳が1Lvある時は(サイコロの値に)足すのは1でしょ?」


GM「いや違うよ、屋内系1Lvと聞き耳Lv1の計2を足すんだよ。」


ユーリー「あ、じゃさっき7だ。達成値。まぁどっちにしろ成功していたからいいけどね(苦笑)。


で、知識と知覚で2づつで4Dでしょ。で、屋内技能と聞き耳で2を足すでしょ。


さらに(7つ道具)で+2でしょ。じゃ、少なくとも4はあるってことか。(コロコロ)2で6。」


GM「6? え~と、中で獣の寝息が聞こえるかな?」


ユーリー「じゃ、出てきちゃ困るから鍵閉めるよ。」


GM「で、メアリーってキスィメン4世を呼びに行かせるの?」


ユーリー「う~ん、それも考えたんだけどこの場合バレるとヤバいので伏せる。隠ぺいする(苦笑)」


GM「ひど、じゃ、メアリーは呼びに行かなかったのね。」


ユーリー「どう考えても夜中に侵入者がいるってことは、鍵のかけ忘れってことは考えられないから……で、鍵を閉めたいんだけれど判定いる?」


GM「いらないよ。南京錠だもん。カチャリと閉めるだけだよ。」


ユーリー「だよね(笑)」


GM「さて、また朝7時ころ牛1頭分の肉が倉庫に運ばれていくのが見える。で、しばらくして娘たちが入っていく。で、執事さんが困ったような顔してついていくよ。」


ユーリー「じゃ、普通の日常でバレてないのね?」


GM「今のところはね。」


一同(笑)


GM「で、お昼頃娘たちが出てくるんだけど、それもいつもと変わりはないね。昼食をとって見張り交代だね。


トモリと金のシャチホコだね。特にこの日は……この日、この日ね~。」


ユーリー「困ってる困ってる(笑)」


GM「いいや、夕方。まだユーリーとメアリーが寝ている時間帯ね。」


ユーリー「寝てなきゃダメ?」


GM「交代で睡眠とるんじゃなかったの?」


ユーリー「ふと思い出してね。ギルドの方に行きたいなと思って。


そうしたら警護警護でって、行っている暇ないんだよ(笑)。寝る時間削らないと。」


GM「ちなみに睡眠に関してのルールは、


『冒険には無理がつきものです。時には徹夜をすることもあるでしょう。


ここでは徹夜と休息についての説明します。徹夜については48時間、2日ね。は問題なく通常通りの行動できます。


で、48時間以降は-1のペナルティが全ての行動に課せられます。


さらに24時間たつごとに-1のペナルティが増えていきます。


例えば3日間不眠不休の場合、PCの全行動に-1のペナルティが課せられます。


また4日間不眠不休の場合は-2のペナルティが課せられます。


さらに不眠不休の行動は5日間。120時間が限度です。


これ以上は冒険者と言えど休息が必要となります。6時間以上の睡眠、連続じゃなくてもOKです。


を、とるとペナルティはなくなります。』


と言うルールがあります。で、ギルドの方に行くのね? 


じゃ、ユーリーはみんなに何か言ってから行くの? それとも黙っていくの?」


ユーリー「何も言わずに行くよ(笑)。あえて怪しい行動をとるよ。


寝たかな~と思ったらいない。みたいな(笑)」


GM「トモリと金のシャチホコは外で警護しているので気が付きません。メアリーは寝てるの?」


メアリー「はい。」


GM「じゃ、気づかない。じゃ、ギルドの方。本部の方に行くの?」


ユーリー「うん、キスィメン邸を訪ねた理由を聞きにきた。3人で夕方か何かに来ているでしょ?」


GM「ああ、来てるね。『例の事故の件で、なぜあの時間帯に冒険者たちがいたのか?』」


ユーリー「ああ、キスィメン邸に?」


GM「うん。そう。『そうだ。その理由を聞きに行った。』と。」


ユーリー「で、キスィメン4世はどう答えたの?」


ギルド幹部「屋敷の警護のためだと言っていた。しかし、その割に警護の人数が多かったような気がするという印象を受けた。」


ユーリー「その辺を深く追及しなかったのですか?」


GM「『それ以外に……。』と君の方を見て考え込むよ。それから『これは内々にしてほしいのだが……』」


ユーリー「もちろん。」


ギルド幹部「君も知っての通り、現在この街でモンスターが現れるという事件が多発している。


この1か月間で3件起きている。そして、今我々はキスィメン邸を内偵している。


理由はとある商人と接触のあった人物を片っ端から内偵捜査をしている。


その内の1人であったからだ。」


ユーリー「じゃ、妹が巻き込まれた事件にも、関与していたんですね?」


ギルド幹部「(悩みながら)富裕層の中ではモンスターをペットにするという風潮があると街で噂になっている。


それがどうやら現実味を帯びてきているのだ。


そしてそのペットの販売を行っているのが、とある商人であるらしい。まだ確たる証拠がないため、その商人と接点のある人物を内偵捜査中だ。


そしてその内の一人にキスィメン4世がいたのだ。まぁ、君だから言っておこう。キスィメン4世は黒だ。」


ユーリー「では、こちらからギルドに情報を流した場合ギルドからの謝礼はあるのですか?」


ギルド幹部「もちろんだ。それなりの報酬は払おう。」


ユーリー「では、こちらもこれは内密にしてもらいたいのですが……間違いなくキスィメン邸には、牛1頭を軽く平らげてしまうような動物がいます。」


ギルド幹部「やはりな。」


ユーリー「キスィメン邸のこの場所(倉庫の位置を教える)にいます。さらに昨夜何者かの手により、鍵が開けられておりいつでも逃げられるような状態になっておりました。


そういうことがあったから街中で暴れていたのでしょう。モンスターが。」


ギルド幹部「なるほど。それは貴重な情報だ。」


ユーリー「私も依頼を受け続けているフリをして警備を続けます。


また、情報が入り次第こちらに報告に参ります。その代り報酬の方をお願いします。」


ギルド幹部「貴重な情報をありがとう。今回の情報料だ。と言って、金貨100枚を渡してくれるよ。


で、本日の夜中、深夜1時にギルドのメンバーを向かわせる。」


ユーリー「その際の私の身の保証はしていただけますか? 


こちらも情報を流した件でキスィメン4世に知れたら無事ではすみません。


キスィメン4世から依頼を受ける際、秘密厳守の誓約書を書かされましたので。


それをギルドに情報を流したとなれば私の身も危ういので。」


ギルド幹部「うむ、わかった。それは考慮しよう。ガサ入れの決行は今夜……深夜1時だ。それまでにこちらも体制を整える。」


ユーリー「わかりました。」


ギルド幹部「ユーリー、君の身の安全は保障する。念のため聞いておきたいのだが、何も聞かされていないのだな?」


ユーリー「私たちは警護をしろと言う依頼で、警護対象については詮索不可と言われています。ではよろしくお願いします。で、みんなにバレないように戻るけど。」


GM「バレ無いようにして? じゃ、隠密行動(笑)」


ユーリー「だって情報を流したって疑われたくないので。」


GM「金のシャチホコは危険感知ね。メアリーは寝ているからできないよ。」


シャチホコ「どうするの?」


GM「知識と知覚。」


ユーリー「それに野外系技能が1Lvあるから、サイコロの値に+1だね。」


GM「危険感知だったね。トモリは(コロコロ)」


ユーリー「なんだかめちゃくちゃ高い人がいるんですけど(苦笑)」


GM「(ユーリーに向かって)隠密達成値いくつ?」


ユーリー「2(苦笑)」


GM「2? それって私設自警隊の人も気が付いているよ(笑)」


ユーリー「本人だけは気づいていないだろうって(苦笑)」


GM「え~、トモリは確実に気づいている。あれ~、なんで寝ているはずのユーリーさんが? 


って思っているけどあえて見ないフリをするよ。


シャチホコは? 3? それなら気づいている。金のシャチホコはどうする?」


ユーリー「寝ているはずの人が、こっそりと帰ってきたんだけれど。」


シャチホコ「隠密の練習しているのかなと思っている。」


GM「じゃ、自警隊の人たちはユーリーの方に行くよ。『おい、こら』」


ユーリー「なんでしょう?」


GM「なんだその怪しい行動は?」


ユーリー「必要なものを買って帰ってきただけですが。じゃ見てみます?」


自警隊員「うむ、見せてみろ。」


ユーリー「怪しい人物が侵入してこないかを見張るために双眼鏡を買ってきました。


と言って双眼鏡を見せるよ(笑)」


メアリー「双眼鏡持っているの?」


ユーリー「もともと持っているよ(笑)」


自警隊員「うむ、まぁいいだろう。」


ユーリー「ただ中古で買ったので多少傷がついていますけど……。」


GM「じゃ、そんな感じでユーリーが返ってきます。」


ユーリー「いかにも警戒していますよみたいな(笑)」


GM「では、夜になります。いつも通り夜7時ころに牛1頭分の肉が倉庫に運ばれていきます。」


ユーリー「じゃ、自警隊員の目を盗んでみんなに言うよ。今夜ギルドの冒険者がガサ入に入るから、と。」


トモリ「え? どういう事でしょうか?」


ユーリー「言ったまでのことですけど。やましいことがあるならキスィメン4世が困るだけでしょ。」


トモリ「確かにそうですが……。」


ユーリー「ギルド幹部がこの屋敷に訪れたのは知っているでしょ? 


その時どんな会話がなされていたのか聞きに行ったまでです。」


トモリ「そうなんですか。」


ユーリー「一応仕事の一部ですから。それでギルドから仕入れてきた情報は今夜、ギルドの冒険者でガサ入れが行われるという事です。それをあなたたちにも報告をと思いまして。」


GM「トモリは何も言わず金のシャチホコとメアリーの方を見るよ。2人はどんな反応している?」


メアリー「……そうしたら、私たちの身が危ないのでは?」


ユーリー「いや、ギルドは私たちの身の安全は保障すると言っていました。


私たちが護衛している、あの依頼品については何も聞かされていないのですから、と。


それともあなたは、依頼品について何か聞かされていたのですか?」


シャチホコ「危ないものだとは思っていたが……。」


ユーリー「その程度のことなら大丈夫でしょう。


きっと。まぁ、キスィメン4世のせいと言っても過言ではありませんから、彼女が死んだのは……。


ぼそっと言います。あんな依頼を受けなければ、彼女は……と、心の中で思っています。」


トモリ「それは何時ころなのですか?」


ユーリー「深夜の1時と聞いています。」


メアリー「……深夜1時……。」


GM「じゃ、あと何かすることがなければ時間が過ぎていくよ。何かする?」


ユーリー「後は少しでも寝ていようとします。」


GM「他は? ない? じゃ、深夜です。」


















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