表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/48

「の」  脳内が活性した   2014年 秋

夫婦で写真スタジオを営んでいたが

2005年夫が70歳を期に閉めた 

4年後からスタジオだった空間に

写真を大切にして欲しいという理由だけで

私は「写真整理楽」と名付け 

高齢の人たちが自分の人生の数冊あるアルバムを

終活に向けて一冊に纏める遊びをし始めた


今年の正月

パーキンソン病を患って

7,8年介護病院にいる夫の姉に

七五三の祝い着を着た5歳の夫と7歳の義姉の

白黒写真を持って行った

それをぎこちない手にとりジッと眺めながら


赤い牡丹柄だった事や

妹がうらやましがっていたと懐かしそうに話し

母と駅に取りに行ったとも言った


病室で聞いたとき

駅に行ったという意味が解らず

やっぱりボケてきたと思っていた

ところが帰りの電車で

国鉄時代は駅から駅に貨物を運ぶ

チッキというシステムがあったと気がついた

当時夫達は布施に住み母の親が福岡にいた


今年の春から

地域のボランティアとして福祉の仕事をしている人たちにも

「写真整理楽」を伝えはじめると古い写真は

老人性痴呆の初期の段階の脳に刺激を与え

脳のリハビリにも効果があるという意見が聞けた

それで私は老人施設や介護者に向けて

講習するようにも広げた


10月4日83歳の義姉が亡くなった

亡くなってはじめて

義姉が広げるきっかけを与えてくれたと気がついた



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ