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「む」 昔の自分 2014年12月作
御堂筋に面したビルの一階
コマーシャルでおなじみの貸金業社の
ロビーの一部を
社会貢献として地域に解放している
そこで写真整理楽の展示をした
御堂筋に小雪が舞っているが
ガラス一枚で暖かいスペース
ちょっと入りにくい雰囲気だからか
人通りは多いが入って来る人は少ない
ロビーにいても何もする事がない
新聞をゆっくり読んでいた
貸金業者に用事のありそうな
中年の女性が入って来て
キョロキョロとして私に案内をこう
スタッフに繋げた
1980年代のバブルの時期
市中の銀行は小売業に
不動産を担保にした融資を勧めた
我家も住宅ローンの返済中でも借り入れが出来た
それで店舗を改装したが
思うほど仕事量が増えず
毎月の返済日に途方に暮れていた
そんな私自身の姿を思い出した
当時
安易に貸してくれる貸金業者がなかった
そんな時代に感謝




