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闘病詩  作者: 速水貴帆
7/13

その六「闘う人」

「闘う人」


闘う人はどこか強い

目には見えない部分も強い


闘う人はどこか優しい

自分には厳しくても他人には優しい


闘う人はどこか潔い

見ている方がハラハラするほどに


闘う人はどこか気品がある

それは戦っているうえでの誇りなのかもしれない


闘うことを恐れた人は

弱く、投げやりで、何にしても恐々とする


だからせめて

心だけは強く

闘う人でありたいと願うのだ



「季節」


3ヶ月ごとの季節の変わり目


入院している時に3ヶ月が区切り、と聞いた


今は夏

3ヶ月したら秋も深まるだろう


その時のわたしは

どうしているだろう

今と変わらずにいるだろうか

不安を抱えながら生きているだろうか

前を見据えて歩き出しているだろうか


季節の変わり目、

出来ることなら笑っていたい


ススキのように柔らかに微笑んでいたいと思う夏の初め



「覚悟」


自分の素顔を見せるのには覚悟がいる


心をさらけ出すのには覚悟がいる


次の一歩を踏み出すのには覚悟がいる


明日も変わらず生きていかないと、と決めたのには

大きな勇気と強い覚悟が必要だった


その覚悟を胸に秘め

これからわたしは

どう生きよう



「花と人」


野に咲く花のように

太陽に向かって

真っ直ぐ伸びて


ひまわりのように

ただただ日射しを浴びて

無垢に咲いて


わたしは

そういう生き方がしたい

何があっても

真っ直ぐに正しい道を

違えずに


今までが曲がりすぎていたから

どうかこれからだけは

清らかに正しい心を持って突き進みたいとそう願う

花のような人として



「強さ」


強さって

自分一人で

身に付くものじゃない


苦しくても

辛くても

必ず支えてくれる

人がいる

側にいてくれる

人がいる


それに気づいて

人は強く成長できるんだ

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