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闘病詩  作者: 速水貴帆
5/13

その四「両想い」

「両想い」


お互いに

好きだと感じ

必要だと思って結婚した


それから数年

あなたがいないと

淋しいと感じ

愛しさが溢れ

今までにない感情を得て


ああ

これこそが

本当の両想いなのか



「このままで」


会うのが嬉しいから

楽しいから


離れるのが辛いなら

このまま離れていた方が

いっそいいのだろうか


例えば

動物を食するとき

どれくらいの人が

動き回っているその動物を思い浮かべるだろうか


それならこのまま

成長せずにいた方が

その動物には

いいのかも知れない


そう感じた

あなたに会うまでの時間



「なに色心」


心は不思議


その時の気分次第で

色を変える


昨日まで出来なくて

落ち込んでいたブルー

だけど

コツをつかんだらとたんにハッピーピンク色


心は不思議

気分によって色を変える

ものに対しても

出来事に対しても

人に対しても


今はこんなにも明るい色

それは言葉にできない色


わたしをこんな色にしてくれた

あなたの心は

なに色ですか?



「満面笑顔」


今のわたしには

満面の笑顔は難しいけれど

笑っていよう

あなたのために

あなたの不安が少しでもなくなって

あなたとわたしが前に進めるように


満面でなくても

少しずつ笑って

免疫力をあげて

自分自身とあなたのこれからのために

笑っていたい


満面の笑顔はいつになるやら

だけど

その日が来るのを思い描いて

笑ってみるのもいいかもしれない

声を出して、笑うのもきっと必要なこと


いつの日か

自然に笑えたらいいね

満面の笑顔で

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