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闘病詩  作者: 速水貴帆
3/13

その三「放射線治療」

「放射線治療」


暗い闇の中で

台に横たわり

顔にマスクを当て

光を浴びる


あれは希望の光なのか

救いの光なのか


絶望の中で感じる光は


本当に

救いの光なのだろうか



「食欲」


昔から

食欲だけはあったけれど


ダイエットなんて

つまらないものに捕われて我慢し続ける毎日だった


だけど

満足に食べられない今になって

後悔する


食べていれば良かった、とこういう日が訪れるなら

あの時わたしは

残さずに食べていたのかもしれない


食欲はあったのに


もう一度

食べたいから

頑張れ

今のわたし



「疑問」


「本当に、また食べられるようになりますか?」


恐々とした疑問に対して

「なりますよ」


ホントかな!?

疑心暗鬼になりそうな最近

プロを信じなくてどうするの

未来を信じなくてどうするの

自分を信じなくてどうするの


疑問の答えは私自身


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