179話 登場人物全覧(ネタバレ有※全章終了時点)
紅煉のラインベルク/登場人物全覧
※ネタバレあります。
※話数は初登場時点のものです。
※アイウエオ順です。
※★印は設定上の情報(作中未公開)です。
1 <邪蛇> 114話
アウロボロス。トロリーを根城にする<七災厄>と呼ばれる凶悪な魔物。トリスタンの身体を乗っ取り、剣皇国や樹林王国、グラ=マリ王国を脅かす。紅煉騎士団との決戦時、リンネの<反し>の巫女術で不明となる。
2 アーシェ 135話
グラ=マリ王国紅煉騎士団後方勤務。メレの友人。ラインベルクとは二回寝たらしい。
3 アイラ=アウロボロス 92話
トロリーの<邪蛇>に仕える<邪蛇の三姉妹>の末妹にして総領。予知すら実現する強力な魔術師。<邪蛇>に施された転生の秘術で、ほぼ不死という。紅煉騎士団との決戦に敗れてトロリーへ帰還した後、ダスターの不貞を拒絶し、刺殺される。
4 アギランジ 57話
樹林王国対魔騎士団所属。ナスティの副官。
5 アシュラウ 85話
レイエス=ホルツヴァイン連合国の宮廷魔術師。出身は魔術都市で、マグナにその実力を認められていた。後にシュウと行動を共にし、ラインベルクを助ける。
6 アッチソン=ロイルフォーク 14話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第5軍将軍。中将。豊富な戦歴を持つ猛将。リーシャの父の従兄弟で、ロイルフォーク一族の出世頭。ニーザ一味の王宮襲撃時、ルキウスに討たれる。
7 アメリア=ローンシーク 29話
ラルメティ公国の魔術師。中尉。ナハトの下で軍務につく。カノッサと恋仲になるも、ラルメティ王宮の変で<石榴伯爵>の手勢を相手にし、非業の死を遂げた。
8 アメルド 34話
タレーランの食客で腕利きの剣士。主の命でジリアンをよく守った。レウの裏切りに伴う咒黄襲撃で命を落とす。
9 アラガン 3話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第8軍第5中隊長。少佐。ラインベルクらの着任先の上司。ラインベルクに協力してジリアンの覇権を支えたいぶし銀の将。対教導騎士団戦でニーザに殺される。
★妻子有。
10 アリアン 109話
樹林王国対魔騎士団将軍。トロリー勢と戦い、エレクトラ=アウロボロスに討たれる。
11 アルアッバース 93話
聖アカシャ帝国軍第8軍団将軍。少将。門閥貴族の一員で、ダイバー派。教導騎士団との戦いにおいて、フェルミとゲルハルトの部隊に散々に打ち破られる。
12 アルテナ 176話
メルビル法王国の法王の末娘。神官の素養を色濃く引き継いでおり、レウによって異界のスファルギアと一体化させられる。教導騎士団と市民を操り紅煉騎士団に決戦を挑んだ。ラインベルクとアリシアの連携技に敗れる。
13 アレン=アレクシー 19話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第7軍将軍。少将。ギュスト一派の守護者とまで言われた若き勇将。レイエス=ホルツヴァインの建国により紅蓮騎士団を離れる。古巣との戦いにおいてブリジット、ワイバーンに討たれる。
14 イーサン=ミラノ 64話
ミラノ自治領の領主。策謀家。メルビル法王国に帰属したことでトリスタンに攻められ、敗死。
15 イーライ=ベルモンド 49話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第6軍監軍。大佐。子爵。ギュスト派。高慢で短気。
16 イザベル 64話
剣皇国の若き王妃。カーネーション侯爵令嬢。クーデターを起こしたトリスタンに、夫と共に斬られた。
17 イシュバシュ=ギル 16話
メルビル法王国の枢機卿で、外交担当。ニーザの手下。
18 イズマ 114話
グラ=マリ王国紅煉騎士団の参謀。大佐。ブリジットに仕える。ブリジットと自らの栄達のため、あらゆる策謀を巡らせた。リアリストなだけで、悪人ではない。シバリスの起こしたクーデターに巻き込まれ、焼死。
19 イライアス 20話
メルビル法王国教導騎士団<七翊守護>の一人。キルスティン派の老将。ラルメティ公国軍との戦いでカノッサに討たれる。
20 イリノイア公爵 162話
グラ=マリ王国の貴族。エンゲルス公子の祖父。
21 イリヤ 22話
グランディエ北西の遺跡に住む女。<始源の魔物>の一匹。姓はアルカノン(ラディウスはジリアンが与えた新しい姓)。かつて白麗の軍師と呼ばれた英雄。ラインベルクとジリアンに力を貸す。<名無し>に勝利した後、一千年の生に終止符を打つ。
★ラインベルクに昔の男(初代トリニティ)の面影を追い、ただそれだけの理由で彼を贄として力を貸した。それは無償の愛と言える。原罪に縛られている間は性格の変化や記憶の錯誤に悩まされるが、紅煉石の影響か彼女にはその効果が薄められていた。
22 ヴィアン=クー 61話
ミース巫女王座星霜騎士団の騎士団長兼筆頭騎士。魔剣サクリファイスを所有。リンネに絶対の忠誠を誓っており、彼女と共に<始源の魔物>を追う。リンネの死後、教導騎士団にミースの神殿に乗り込まれて迎撃するが、羅刹とオーギュストにいたぶられ、自害。
★異性との交際経験はゼロ。
23 漆原キャッシュ 38話
アイス男爵家のメイド。クライファート仕込みの剣技でカタリナを守る。レウの裏切りに伴う咒黄の襲撃で命を落とす。
★カタリナを権力闘争の魔の手(暗殺)から守った武勇伝が数多くある。
24 ウッダー 9話
ディタリアが連れていたディッセンドルフ騎士。吸血鬼に殺される。
25 ウルリッヒ 80話
サン=ハイムで暴虐を尽くす<鬼人>。元一国の筆頭騎士で、その武威は周辺に鳴り響く。リンネらと私闘に及んでいたところを、割り込んできたハリスに斬られた。
26 エキドナ 141話
闇ギルドの女暗殺者。ナンバー・1(アインス)と呼ばれるエース。ラインベルクやフュハとはギルドで同期だった。ミース巫女王座の決戦において、フュハと一騎打ちの末敗死。
★実は咒黄の娘。
27 エディンバラ 54話
グラ=マリ王国紅煉騎士団所属。少佐。勇猛で鳴る。ニーザ一味の王宮襲撃時に、ゲルハルトに討たれる。
28 エマーリエ 86話
ダルケナ王国の宮女。王宮に侵入してきたハリスに斬られる。
29 エルベンス=ヨーデル 165話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第6軍将軍。准将。ギュスト派に名を連ねる歴戦の騎士。将としてはいささか近視眼的。ジリアンについてラインベルクらと戦い、捕縛される。
30 エレクトラ=アウロボロス 102話
トロリーの<邪蛇>に仕える<邪蛇の三姉妹>の次姉。召喚魔術に秀でる。紅煉騎士団との決戦時にカサンドラに裏切られ、殺される。
31 エレナ=トリニティ 74話
グラ=マリ王国トリニティ侯爵の妹。リーゼロッテの実母でラインベルクの叔母にあたる。権力闘争に巻き込まれ、連座で殺された。
32 エンゲルス 81話
グラ=マリ=王国公子。イリノイア公爵の孫。テオドルに担ぎ出されて反ジリアン派の一翼を担うことになる。後にジリアンに対してクーデターを敢行するも、失敗。
33 エンリケ 14話
都市国家グランディエの傭兵団<バルカオン>所属。対紅煉騎士団戦でアリシアに敗れる。
34 大槻ブライ 94話
剣皇国軍の剛毅で知られた騎士。群青騎士団との戦いで、シルドレの部隊に討ち取られる。
35 オーギュスト 133話
メルビル法王国教導騎士団の騎士。レウに抜擢され、ニーザに師事する。異教徒への残虐さから<悪夢>と恐れられた。禁忌の魔術実験体で、同じ境遇のアリシアに共感を覚える。ミース巫女王座の決戦において、アリシアと一騎打ちの末敗死。
36 オードリー=アキハ 37話
グラ=マリ王国の貴族で、唯の知人。子爵家の令嬢。紅煉騎士団中尉で、魔術師。テオドルの勢力に味方し一時不遇を囲うも、ラインベルクの計らいで騎士団に復帰する。以降、彼の手足となって活躍し、一軍を任されるに至る。戦後、ノウランと結婚。
★実は筆者が一番好きな人物。
37 オーベン=ディストール 98話
剣皇国軍の上級騎士。かつてカイゼルのライバルであったが、病弱故に一線から外れた。リリーナとの婚約解消の原因を作ったラインベルクを憎悪する。新都クリームヒルト近郊で、リリーナを庇って吸血鬼に殺される。
38 カーラン=ミュンツァー 47話
グラ=マリ王国貴族で子爵家の次男。テオドルの片腕として商務大臣を務める。テオドルに従ってエンゲルス公子を擁立するが、ジリアン勢と争って敗れる。密かにジリアン勢と通じていたため、後もグラ=マリ政府で暗躍。王都混乱の最中には、暫定政権を率いるまでに至った。
39 カイゼル 33話
剣皇国の次席騎士。<暗黒騎士>の異名を持ち、ブラックソードを所有する強騎士。トリスタンに心酔しており、彼女が気に掛けるラインベルクを敵視する。トリスタン亡き後は剣皇国軍の支柱となる。戦後、リリーナと結婚し、共に辺境騎士団に所属した。
★リリーナとは結婚後三年ほどで離婚。やはりトリスタンの影を追い続けた。
40 ガイヤルド 42話
メルビル法王国教導騎士団の騎士。紅煉騎士団との戦いで、リーシャに討たれる。
41 桂宮ナハト 10話
ディッセンドルフ王国軍の士官で、ラルメティ公国軍からの客員将校。公国軍中佐。戦術理解に秀でた名将。ラルメティ公国軍の将軍となり、最後はラインベルクに味方した。戦後、辺境騎士団の初代騎士団長を務める。
42 カザリン=ヴォルフ=ハイネマン 14話
魔術都市の上級魔術師。実質は魔術都市のトップ。ラインベルクやマグナの師で、<雷公主>の異名を持つ大陸一の魔術師。各地の勇者と懇意にしており、研究や魔物討伐で見聞を広めた。イチイバル共和国に亡命した後、<幻竜>討伐隊を率い相討ちの形で息を引き取る。
★ラインベルクと男女の関係になったのは、彼の魔術都市出立直前である。
43 カサンドラ=アウロボロス 92話
トロリーの<邪蛇>に仕える<邪蛇の三姉妹>の長姉。魔術だけでなく剣技にも優れる。紅煉騎士団との決戦時、野心から姉妹を裏切る。アイラを追い詰めるも、身体を乗っ取られて死んだ。
44 カタリナ=アイス 38話
グラ=マリ王国の貴族で女男爵。国内外に広くネットワークを築く政商。ラインベルクやジリアンの幼馴染で、紆余曲折あったが彼らに力を貸す。ジュードと結婚した。政治手腕に優れ、大臣や首相を歴任。戦後、統一国家においては初代国家元首をも務めた。
★後に再婚して二子をもうけている。
45 カノッサ 8話
ラルメティ公国軍の突撃中隊長。少佐。<暴れ牛>と呼ばれる勇者で、ナスティと親交が厚い。レイエス=ホルツヴァインを経て紅煉騎士団に参加。ニーザとの最終決戦でラインベルクらを庇って石化する。
★ディタリアを気に入っていた。アメリアの死後は彼女に操を立てていたという。
46 ガフ 79話
炎の巨人。<始源の魔物>の一匹。一千年前に狂犬と呼ばれた英雄。ノースウイングからグラ=マリ王国へと逃げ込んできた。ラインベルクやアリシアらに討伐される。
47 <金聖天女> 178話
世界樹を根拠地として<紅煉兵>で勢力を拡大する異界の領主。金髪碧眼の異邦人で、容貌はジリアンと瓜二つ。
★紅蓮の指環を所有している。
48 キエシャル 82話
聖アカシャ帝国貴族。女男爵。ダイバーとは魔術学院時代の同窓で、彼の腹心。高飛車だが、魔術や部隊統率の実力は確か。実はロイドの腹違いの妹。ラルメティ公国軍との戦いで、プジョーに討たれる。
★実は筆者が二番目に好きな人物。
49 如月ナナ 22話
樹林王国が公募した<竜殺し>候補に集った傭兵。大陸南部出身の魔術師。共に旅する内にシュウと恋仲になる。イチイバル共和国の<幻竜>討伐隊に参加し、戦死。
50 キグナ=ロイルフォーク 167話
グラ=マリ王国紅煉騎士団所属。リーシャの弟で、ロイルフォーク一門の後継。オードリーの要請に応じて一門のクーデターの芽を摘む。
★後にミザリーと共にジョシュアを助け、辺境騎士団を盛り立てたらしい。
51 キリル伯 111話
聖アカシャ帝国貴族。伯爵。ラルメティ公国軍の偵察小隊と小競り合いを起こし、ダイバー軍の破滅を招き寄せる。
52 キルスティン=クリスタル 16話
メルビル法王国の枢機卿で、軍事担当。教導騎士団<七翊守護>の一人で、前法王の娘。九郎丸らと共にニーザと戦うが力及ばず、ナザンのとりなしでラインベルクに嫁ぐ。戦後、旧メルビルで代議士を務めた。
53 久遠アリシア 1話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第8軍の所属となる。<堕天>の異名を持つ大陸西部最強の騎士。聖剣ロストセラフィを所有。<五人組>の筆頭格。かつて人間と魔物に人体改造を施され、その身体は不死に近い。ラインベルクと肩を並べて最後まで戦い続けた。戦後、ラインベルクと異界に赴く。
★正ヒロインです。
54 グラ=マリ国王 55話
グラ=マリ王国の国王でジリアンの夫。その正体は、ジリアンが紅煉石で生み出した人形。王宮を襲撃したニーザに討たれる。
55 クライファート 38話
グラ=マリ王国紅煉騎士団の元筆頭騎士。蓮の師であり、アイス男爵家の家令でもある。コールマン元帥の要請で中将待遇・筆頭騎士として戦列に復帰する。対魔騎士団との戦いでナスティに特攻をかけ、戦死。
56 クラウ 11話
桂宮ナハトの子。
57 グリーバー 6話
聖アカシャ帝国軍中佐。剛将。対紅煉騎士団戦でラインベルクに斬られる。
58 グリプス=カレンティナ 17話
聖アカシャ帝国軍第9軍団参謀。少佐。貴族ながらに誠実な人柄を持つ。無能な上官の無謀な指揮の下捕縛されたところを蓮に誘われ、以後紅蓮騎士団に参加。卓越した部隊指揮と優れた剣腕で、将官にまで上り詰める。ラミアの夫。
59 クレアベ 86話
ダルケナ王国筆頭騎士。ハリス率いるラルメティ軍に侵攻され、逃亡。
60 グレアム=カラー 14話
都市国家グランディエの傭兵団<バルカオン>所属。対紅煉騎士団戦でアリシアに敗れる。
61 グレイ=ラシード 82話
聖アカシャ帝国貴族。男爵。ダイバーの血縁で腹心の魔術師。短慮で粗野だが、ダイバーに忠実。教導騎士団との戦いにおいて戦死。
62 九郎丸 16話
メルビル法王国の剣術指南役。大陸東部最強と名高い放浪の剣士で、直弟子のセイレーンと共にエルシャダイに落ち着いた。キルスティンを鍛え、前法王の仇と睨んだニーザと争う。ラインベルクに協力して対魔騎士団と戦い、ナスティに討たれた。
63 <幻竜> 106話
大山脈に君臨する竜の王。<七災厄>中最凶と謳われる。カザリン率いるイチイバル共和国の<幻竜>討伐隊によって討たれる。
64 ゲーデン 30話
魔術都市の魔術師で、マグナの指揮下に入る。
65 ゲルトマー=ギュスト 3話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第4軍中隊長。少佐。名門ギュスト一族の直系で、男爵。高慢で短気で差別主義者。神聖グラ=マリ軍に参加し、ラインベルクに斬られる。
66 ゲルハルト=ライネル 40話
メルビル法王国教導騎士団<七翊守護>の一人。ニーザ派に属するが、基本日和見で柔軟な思考を持つ。ミース巫女王座の決戦をも生き延びるが、アルテナの同調の力に絡めとられ、紅煉騎士団との戦いの最中ワイバーンに斬られる。
67 ゴルドレット=エルグ 10話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第2軍の騎士。大尉。ギュスト一族で武勇に優れる。対ディッセンドルフ戦でベイオと闘い、敗死。
★ギュスト一族の中ではブリジットと武の双璧と謳われていたが、ブリジットは年長の彼に対して遠慮(手加減)していたという。
68 <石榴伯爵> 67話
殺したラトリに化身している不死生物の王。<七災厄>と呼ばれる凶悪な魔物。ニーザとの密約でラルメティ公国に力を貸す。合従軍戦でアリシアらに討たれる。
69 サイアム卿 7話
聖アカシャ帝国の筆頭騎士。貴族。強騎士であるセイレーンやレーンとの手合いを避け続けていた。対群青騎士団戦でシルドレに討ち取られる。
70 サイード 11話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第2軍の騎士。中尉。第2軍ではゴルドレットに次ぐ勇者。対ディッセンドルフ戦でベイオに討たれる。
71 サイクス 107話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第3軍中隊長。中佐。平民出で、ミリエラと共にダナンに仕えていた。攻撃面に光るものを持つ良将。実は<紅煉の風>の主要メンバーで革新主義者。シバリスと共にクーデターを起こした。
72 サイス=エルサイス 10話
グラ=マリ王国紅煉騎士団の騎士団長。第1軍将軍。元帥。<不動>の異名を持つ。デイビッドのクーデターで身分を追われた。その後ジリアンを陰ながら支援するが、ひっそりと病死。
73 ザイドリッツ 98話
聖アカシャ帝国軍所属。中尉。対ラルメティ軍においてバーナードに従って伏兵を指揮する。
74 サン・ヴァール=バルムンク 143話
剣皇国全盛の時代に筆頭騎士兼国王として騎士団を率いた英雄。リンクやトリスタンの祖先。
75 ジェイ=クーガー 41話
ネイ=レスク伯爵国の筆頭騎士。シュウらと魔物狩りに赴き、<骸乙女>を退治した。合従軍戦ではネイ=レスクの騎士団を率いるも、ボイス軍や紅煉騎士団神威分隊、フィリップ軍に打ち破られる。
76 咒黄 57話
暗殺者。闇ギルドの暗殺者たちを束ねるニーザの腹心。四天王。ラインベルクやフュハに訓練を施したことがある。ミース巫女王座の決戦においてカイゼルと一騎打ちに及び、敗死。
77 舜 71話
元対魔騎士団上級騎士。実家がラルメティ公国の名士。偶然に遭遇したカノッサやヤンバイをレイエス=ホルツヴァインへと連れて行く。
78 シド 88話
メルビル北東部のアレコ岬に住む魔物。<始源の魔物>の一匹。一千年前は沈黙の神官と崇められた英雄。レウに連れられたニーザと四天王に討たれる。
79 シバリス=ラウ 50話
グラ=マリ王国内務省法務官。優れた魔術師。夫と子がいる。実は<紅煉の風>の主宰者で、法王国と通じてクーデターを決行する。その最中、ニーザに裏切られ紅煉石を奪われて殺される。
80 ジャコバン 164話
ロイドの食客。囚われのレーン救出作戦において、ロイドの手足となって働く。
81 シャッティン=バウアー 14話
都市国家グランディエの傭兵団<神威>の団長。傭兵たちから慕われており、剣術にも秀でる。窮地を救われたラインベルクに心酔して力を貸し、紅煉騎士団で活躍する。除隊後、闇ギルドに暗殺された。
82 シュウ=ノワール 22話
樹林王国が公募した<竜殺し>候補に集った傭兵。元紅蓮騎士団大尉。ラインベルクらと竜を討伐した後、魔物狩人として各地を転戦する。ミース巫女王座でラインベルクらと一旦敵対するも、ジリアンとの戦いや教導騎士団との決戦においては彼と共闘した。
★彼は裏の主人公。ただの人間ながらに戦乱の渦中を生き延びた勇者。戦後は辺境騎士団に合流せず、各地の<門>を調査・巡回して過ごした。
83 ジュード=ケンタウリ 49話
グラ=マリ王国内務省高等法務官。宰相の剣と名高い官吏。職務に忠実で、文武に優れる。王国を掌握したジリアンに忠誠を誓い、王都や王宮内部をよく制した。カタリナを妻とし、職分は内務大臣にまで上る。<紅煉の風>のクーデターに際し、オーギュストに討たれた。
84 ジュール 14話
都市国家グランディエの傭兵団<バルカオン>所属。対紅煉騎士団戦でアリシアに敗れる。
85 ジュデッカ 97話
ロイドの食客。<氷傑>の異名を持つ元ネイ=レスク伯国の腕利き魔術師。天然系。ロイドの死後はラインベルクらに味方をする。クーデター下のアビスワールドにおいて、かつての師・ラティアラと闘い殺される。
86 ジョシュア 43話
紅煉騎士団陽炎分隊の騎士見習い。ラインベルク一党の最年少として従軍する。戦後、辺境騎士団に勤務。騎士団長位をナハトから引き継ぎ、二代目に就任した。
★リーゼロッテに恋心を抱いていたが、成就することはなかった。
87 ジラルディ 70話
ミラノ自治領の筆頭騎士。部隊統率に長じた歴戦の勇士。剣皇国軍の侵攻に防戦するも、トリスタンに討たれる。
88 ジリアン=グラ=マリ 2話
グラ=マリ王国王妃。後に女王。過去にニーザに騙されて紅煉石を持ち出し、ラインベルクと共に死を迎えている。ラインベルクを重用して国内での権力を強化し、遂には大陸を統一する。その後、因縁の紅煉石を巡ってラインベルクと袂を分かち、彼との戦に敗れて異界に身を投じた。紅煉石の加護により、不老。
★国王は彼女が作った人形のため、実は生娘。
89 シルドレ 26話
イチイバル共和国群青騎士団の騎士団長。<騎聖>。大陸北部でトリスタンと最強を競う強騎士。ラインベルクと親交が厚い。<潮目>と呼ばれる軍の急所を見抜く目を持つ。合従軍戦で蓮に利き腕を落とされ、以後は部隊指揮に専念する。戦後、旧イチイバルで代議士を務めた。
★妻との間に三子をもうけた。
90 スタイン=ベルシア 4話
聖アカシャ帝国第10軍団第1独立大隊長。大佐。平民出身ながらに名将と謳われる。<帝国の竜>。貴族に対して強い敵意を持ち、皮肉たっぷりに接する。レーンやロイドとは親友。対ラルメティ公国戦でハリスに討たれた。
91 ステイシア 57話
樹林王国対魔騎士団の将軍で、ナスティに次ぐナンバースリー。ハーベストの地で魔物を掃討している最中、咒黄に暗殺される。
92 ストラグル伯 97話
メルビル法王国の貴族。伯爵。フェルミの夫。
★フェルミの夫だが、至って普通の人物。温厚。
93 スノー 22話
樹林王国が公募した<竜殺し>候補に集った傭兵。ニヒリストだが腕は立つ。シュウやナナにはしっかり友情を覚えている。九郎丸について紅蓮騎士団に味方をし、対魔騎士団と戦うもナスティに討たれる。
94 スパイス 26話
エルネスト山岳国家の筆頭騎士。<竜殺し>を狙うシュウ=ノワール一行と対峙した際、ノアに力負けする。
95 セイレーン 7話
聖アカシャ帝国第10軍所属。中尉。ロイドによって登用された元メルビル法王国の筆頭騎士。魔剣アスタロトを保有している。本名はソフィア。ロイドの剣として活躍し、帝国でも筆頭騎士に就任する。ダイバーと大恋愛の末結婚した。魔剣の毒に苛まれ余命が間もない中、教導騎士団戦でフェルミに討たれる。
★九郎丸曰く、「剣才は大陸随一」とのこと。
96 セシル 13話
イチイバル共和国群青騎士団近衛隊の隊長。シルドレの妹で、騎士団では彼に次ぐ実力者。国民的アイドルながらにラインベルクに好意を寄せる。教導騎士団の奇襲を受けた際フェルミとルキウスを同時に相手にし、殺される。
97 ゼノア 1話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第8軍の所属となる。以降、ラインベルクと行動を共にした勇将。<五人組>。貴族。リーシャやラミア、ディタリアの死により責任感が増した。ミース巫女王座の決戦において教導騎士団に勝利した後、ニーザの断末魔の技に巻き込まれて石化する。
★アリシアの強さと美貌に片想い。社交界ではもてていたらしい。
98 ゼリウム 17話
聖アカシャ帝国軍第9軍団将軍。少将。ランデバイト中将の遠縁。紅煉騎士団戦でアリシアに討たれる。
99 蒼樹 11話
樹林王国の若き女王。ナスティを筆頭に据えて対魔騎士団を動かし、魔物の根絶と諸国併合を推し進める。自身強力な魔術師で、生まれながらにして紅煉石の加護を受けた存在の一人。実はテオドルの子。ラインベルクに仄かな恋心を抱くが、彼と紅煉騎士団に敗れた。
100 ゾフ 51話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第9軍第4中隊長。少佐。ミリエラと共にダナンに仕えていた。上官を失って以降ラインベルクの幕下に収まる。神聖グラ=マリとの戦いで戦死。
101 ダイバー=アグリカル 73話
聖アカシャ帝国宮廷魔術師。伯爵公子。後に軍中将の地位も得る。政治闘争に長けており、軍や宮廷において自身の派閥勢力を拡大する。セイレーンとは大恋愛の末結婚。帝国分裂後、ラルメティ公国軍に敗れ単身シルバリエへと潜入し、亡き妻の墓前で自決。
102 ダスター=ベルサルク 115話
トロリーの<邪蛇>勢において後方支援全般を任されている醜悪な男。元はカサンドラを奴隷としていたブローカー。<邪蛇の三姉妹>となったカサンドラとは、主従が逆転した。
103 ダットマール伯 76話
グラ=マリ王国貴族。伯爵。神聖グラ=マリ軍に参加し、ラインベルクらと戦って戦死。
104 ダナン=ベクレル 20話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第9軍将軍。准将。平民出身の隻眼の猛将。自称<百勝平民>。教導騎士団との戦いにおいてルキウスに討たれる。
105 ダレイアス 20話
グラ=マリ王国トリニティ侯爵領の猟師。ニーザから逃げる若きラインベルクとジリアンが頼ろうとするも、既にニーザによって殺されていた。
106 タレーラン 8話
グラ=マリ王国の外交官。ジリアンに取り立てられ、外務大臣にも就任し外交分野で活躍する。引退後、対ラインベルクに臨むジリアンをサポートするべく、クーデターを煽動した。
107 チュール=ベント 11話
ディッセンドルフ王国首相。ラルメティ公国からの独立志向の強いラウルとは確執がある。
108 ツバロフ 14話
都市国家グランディエの傭兵団<バルカオン>の団長。凄腕。対紅煉騎士団戦でアリシアに敗れる。
109 <鉄巨人> 142話
アロン王国の廃城を根城にしている<七災厄>と呼ばれる凶悪な魔物。カザリンやラインベルク、プライムらによって討伐される。
110 <天使> 3話
<七災厄>と呼ばれる凶悪な魔物。グリーンベルトに滞在して人体実験を繰り返した。実験対象にしていたアリシアに討たれる。
111 ディーン 11話
桂宮ナハトの子。
112 ティエレン侯爵 70話
ティエレン侯爵国の領主。カイゼルに攻められ、一族もろとも捕縛された。
113 ディス=カンタス 126話
紅煉騎士団第3軍参謀。大佐。経験豊富な老騎士。合従軍戦でミリエラの戦死後、よく唯を補佐した。
114 ディタリア 9話
ディッセンドルフ王国軍の士官。中尉。吸血鬼に襲われていたところをラインベルクらに助けられ、以後行動を共にする。剣に魔術に軍務にとよくラインベルクを補佐した勇将。<五人組>。王国に侵入したガフと交戦し、殺される。
115 デイトナ 52話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第8軍副将。准将。第8軍で最強の騎士。フィリップとは士官学校の同期にあたる。神聖グラ=マリに参加し、ラインベルクらとの決戦でアリシアに斬られる。
116 デイビッド=コールマン 10話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第2軍将軍。大将。ギュスト一族の総領で、エルサイスを引退させて騎士団長・元帥となる。神聖グラ=マリ軍を率いてラインベルクらと対決し、敗れる。
117 ディマジオ 73話
ラルメティ公国宮廷魔術師。北方で暴虐の限りを尽くした<四獣>が<黄鮫>の元構成員。ハリスやプジョーとは旧知で、ラトリに招聘されて仕官した強力な魔術師。合従軍戦でフュハに討たれる。
118 テオドル=ナノリバース 27話
グラ=マリ王国の大貴族。伯爵。唯の父親。王国を牛耳る御三家の一角で当主を務める老獪な政治家。宰相となり、デイビッドと国を二分せんとする。彼のヒルデガルダに対する妄執が蒼樹を作り出した。エンゲルスを担ぎ出して侯爵を称する。ジリアンと敵対し、紅煉騎士団に追い詰められて自害した。
119 ドミトリー=シルバース 19話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第3軍将軍。中将。ギュスト一派の重鎮で、堅実な部隊指揮に定評がある。神聖グラ=マリに参加し、ラインベルクらと対決して敗れた。
120 ドラッケン 14話
都市国家グランディエの傭兵団<神威>所属の魔術師。親友たるシャッティンと共にラインベルクに従い、各地を転戦した。合従軍戦で<石榴伯爵>に殺される。
121 トリスタン=フルムーン 27話
剣皇国の筆頭騎士。王族。<幻月の騎士>。聖剣アルテミスを所有し、大陸北部最強と名高い。後に代理王となる。トロリーの軍勢と戦った際<邪蛇>に身体を乗っ取られるが、ラインベルクらによって助けられる。<名無し>に勝利した後、身体に限界がきて最期を迎える。
122 トリニティ侯 83話
グラ=マリ王国貴族。侯爵。ラインベルクの父。紅煉石を持ち出したことでニーザに襲われた息子とジリアンを、間一髪のところで助けた。ナノリバースらとの権力闘争に敗れて一族皆殺しの目に遭う。
123 トリニティ侯(初代) 90話
初代グラ=マリ国王。恋人関係にあったイリヤから紅煉石を奪い、グラ=マリを建国した。
124 ドルバドス 4話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第4軍将軍。中将。歴戦の猛将。かつてシュウの上官を務めていた。聖アカシャ帝国軍の侵攻に抵抗し、セイレーンに討たれる。
125 ナザン=イオン 86話
<始源の魔物>の一匹。かつて大魔導と呼ばれた英雄。メルビルの秘術<十三使徒>そのものであり、メルビル法王国の開祖を導いた伝道師でもある。キルスティンとラインベルクの縁を持つ。解放軍を助けてニーザの四天王と戦い、敗死。
★魔術を極めた彼には原罪の効力も薄められ、他の<始源の魔物>とは異なって比較的まともな人格・記憶を保持していた。
126 ナスティ=クルセイド 27話
樹林王国対魔騎士団の将軍。<竜殺し>。元はラルメティ公国軍の所属で、聖剣アラウネを所有して竜をも狩った大陸最強騎士。魔物根絶の志に共感して蒼樹に従い、紅蓮騎士団と対決する。リーシャや九郎丸、クライファートらとの連戦で満身創痍のところを、最後はラインベルクに討たれた。
127 七星カミュ 5話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第8軍の所属となる。士官学校を首席で卒業しており、剣・魔術双方に秀でる。レイエス=ホルツヴァイン連合国の参謀長を経て、最後はラインベルクらに協力する。戦後行方が知れない。
128 ナルド 164話
ロイドの食客。囚われのレーン救出作戦において、ロイドの手足となって働く。
129 ニーサ 11話
桂宮ナハトの子。
130 ニーザ=シンクレイン 16話
メルビル法王国の枢機卿で、懲罰担当。大陸の闇ギルドを司り、紅煉石を狙って戦火を拡大する。かつてのグラ=マリ王朝が紅煉石で生み出した異形の存在。自らを生んだ人間と世界を憎み、全てを無に帰さんとする。最後はレウの力により半魔物と化し、ミース巫女王座で因縁のラインベルクらに討たれた。
131 ネイエリア 178話
異界の女妖精。ラインベルクとアリシアの旅路に加わり、持ち前の超感覚で二人を助ける。
★手のひらサイズだが、人間大に変身することも可能。どちらが実体ということでもないらしい。
132 ネヴィル=アルケミス 10話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第2軍参謀。軍隊統率と策略に秀でたギュストの懐刀。後にジリアンに仕える。合従軍戦でシルドレに討たれる。
133 ネッド 99話
レイエス=ホルツヴァイン軍の中隊長。紅煉騎士団に部隊を全滅させられた。
134 <名無し> 145話
ノーネーム。大陸では全能の神と伝わりし異界の大魔。一千年前に、後の<始源の魔物>こと大陸の勇者たちと闘って引き分けた。ロザリア湖畔に再臨するも、ラインベルクら現代の勇者たちに打倒される。
135 ノア 22話
樹林王国が公募した<竜殺し>候補に集った傭兵。闇ギルドの腕利きで、ニーザからは蒼樹の暗殺を命じられていた。蒼樹の理想や仲間たちの純朴さに触れ、悔い改める。魔術都市で<真紅の暴君>と闘い、殺される。
136 ノウラン 37話
グラ=マリ王国の大貴族で、唯の知人。紅煉騎士団少佐。テオドルの勢力に味方し一時不遇を囲うも、後にジリアンの紅煉騎士団へと復帰。教導騎士団との決戦ではブリジットの下で部隊指揮を任される。戦後、オードリーと結婚。騎士を廃業した。
★昔から唯の面倒をよく見てきたが、それが恋心と呼べるかどうかは怪しい。
137 パーシバル 69話
樹林王国対魔騎士団のパーシバル隊を率いる。対紅煉騎士団戦において、ラインベルクらに隊を壊滅させられた。
138 バーナード 40話
聖アカシャ帝国軍中尉。レーンの副官を務める。冷静で的確な状況判断能力はレーンも高く評価した。降伏後、紅煉騎士団への協力が認められ、土地を貰って医院を開業する。
139 バーン 146話
剣皇国軍でリリーナの下小隊を率いる。
140 バイミース=ジョルダン 81話
<幻竜の騎士>。<七災厄>最凶の<幻竜>に進んで仕える人間。元群青騎士団の有力騎士で、シルドレやラインベルクとは旧知。アビスワールド襲撃時にラインベルクに討たれる。
141 ハイライン 23話
メルビル法王国教導騎士団<七翊守護>の一人。キルスティン派。ラルメティ公国軍と戦った際、カノッサに討たれる。
142 バジル=バジリコック 60話
ラルメティ公国軍大佐。軍歴五十年のベテランで、西方の方面軍を司る。レムルスの専横に兵を挙げるが、ハリスに粉砕される。
143 ハミルトン 9話
ディタリアが連れていたディッセンドルフ騎士。吸血鬼に殺される。
144 ハリー=オーヴェル 97話
ロイドの食客。樹林王国に接収された元ピアナ王国の騎士で、有数の使い手。ロイドの死後イチイバル共和国の<幻竜>討伐隊に参加し、<幻竜>に殺される。
145 ハリス=ハリバートン 17話
<四獣>と呼ばれた北部のならず者集団の内、<金狼>の指導者。ラトリによってラルメティ公国へ招かれ、その後筆頭騎士に就任。各地を転戦してその凶悪さと暴力を見せつける。ミース巫女王座の決戦において、七星カミュの魔術で倒される。
146 バリヤルド 54話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第2軍所属。大尉。ニーザ一味の王宮襲撃時に、ルキウスに殺される。
147 バンデシオーネ 28話
メルビル法王国の司祭。ニーザの手下。
148 ヒースロー 21話
グランディエ在住のフリーランスの傭兵。元は剣皇国でトリスタンの近侍を務めていた。剣才に恵まれ、ラインベルクに従って紅煉騎士団で頭角を現すが、アビスワールドで起きたクーデターの際咒黄に討たれる。
149 ビスナン=ザナシュ 14話
都市国家グランディエの傭兵団<バルカオン>所属。対紅煉騎士団戦でアリシアに敗れる。
150 平泉ルベル 34話
タレーランの食客で魔術師。主の命でよくジリアンを守った。レウの裏切りに伴う咒黄襲撃で命を落とす。
151 ヒュウガ 60話
イチイバル共和国群青騎士団副長。シルドレの信頼は厚く、主に守備陣を得意とする。セシルと共に教導騎士団の奇襲に対処するが、戦死。
152 ヒルデガルダ 70話
グラ=マリ王国前王の若くして亡くなった妃。大魔ヒルデガルダ。エレクシアスの一族で、魔術に秀でていた。北の大山脈の魔物討伐を提唱する。
★テオドルの恋慕には気付いていたが、彼女が慰める類いのものではなかった。
153 ファルート 20話
メルビル法王国教導騎士団<七翊守護>の一人。キルスティンの良き理解者。生真面目。キルスティンの解放軍では実質的な指導者を務めた。ニーザ派の教導騎士団により討伐される。
154 ファン=リカルド 79話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第1軍所属。少尉。蓮に抜擢された剛剣の使い手。剣皇国軍との戦いで、カイゼルに討たれる。
155 フィリップ=ギュスト 4話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第8軍将軍。准将。ギュスト一族の直系。ラインベルクら<五人組>が最初に配属された軍を率いていた。ミース巫女王座の決戦の後、ジリアン側についてラインベルクらと戦いリリーナに討たれる。
★敗戦に次ぐ敗戦で一皮剥け、最期の時点では指揮官として一流に成長していた。
156 フェルミ 40話
メルビル法王国教導騎士団の聖騎士。魔剣フェンリルを所有するニーザの腹心。四天王。抜群の統率力を誇り、後に枢機卿に就任する。我が身のためにニーザに協力し、彼の片腕となって紅煉石を追い求めた。合従軍戦でトリスタンに討たれる。
★夫に従順で、家庭的な主婦という側面を持つ。
157 フギン 20話
都市国家グランディエの評議会議長。大スポンサーである剣皇国とイチイバル共和国の圧力に屈しながらも、ラインベルクへの援助を惜しまなかった。
158 プジョー=バイクバル 73話
ラルメティ公国騎士。北方で悪名高い<四獣>が<黒鳥>の元構成員。ハリスやディマジオと旧知で、ラトリに招聘されて仕官した強騎士。合従軍戦でラインベルクに討たれる。
159 フュハ=シュリンフェア 7話
聖アカシャ帝国第10軍所属。ロイドの副官。少尉。ラインベルクと同じ闇ギルドで訓練をしていた身で、ナンバー・5(フュンフ)と呼ばれていた。ロイドの死後、ラインベルクによく協力した。
★戦後、ロイドの志を継いで古代魔術遺産の蒐集・管理に務めた。
160 プライム=ラ=アルシェイド 18話
樹林王国宮廷魔術師。伯爵。王国の重鎮で、若いながらにナスティ亡き後の対魔騎士団や国政を取り仕切る。カザリンに匹敵する大魔術師。魔術都市留学時代にラインベルクと付き合っていた。合従軍戦以後はラインベルクに全面的に協力する。戦後、<門>と古代魔術の研究で多大な成果をあげた。
★実は、留学帰りに出産していた(当然ラインベルクの子)。蒼樹を含め、この事実を知る者は助産婦と養母以外にいない。
161 ブラウン子爵 74話
グラ=マリ王国貴族。子爵。一族皆殺しの目に遭い孤独となったリーゼロッテを養女とした。温厚な人柄。
162 <真紅の暴君> 33話
ブラッディタイラント。<七災厄>と呼ばれる凶悪な魔物。ニーザに唆され吸血鬼を率いて魔術都市を襲い、数十万にも及ぶ市民を虐殺する。駆け付けたラインベルクらに討たれた。
163 ブリジット=フリージンガー 92話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第4軍将軍。准将。ギュスト一族の姫。国内融和のためにジリアンによって将軍に取り立てられる。そのためラインベルクらに反発を抱いていたが、後に和解。騎士団長に就任する。戦後、騎士を廃業した。
★意外にもカタリナの手助けで商売を学び、銀行家として成功する。彼女もまた生涯独身を貫いた。
164 フルクロス男爵 34話
グラ=マリ王国男爵でロイルフォーク一族と縁が深い。タレーランが懇意にしている。
165 ブレイズ=パンデモニウム 24話
聖アカシャ帝国第2軍団将軍。上級大将。貴族ながらに軍務においては公平さを保った将帥。後の最高司令官・元帥。帝国分裂後、ラルメティ公国軍との決戦に敗れる。
166 フレザント 8話
ラルメティ公国の外交官。大陸きっての政策通で、諸国にネットワークを張り巡らせている。国家の損得勘定にしか興味がないとラインベルクに罵られるが、互いに気脈を通じていた。レムルス公王の下で政治一切を取り仕切ることになる。合従軍戦に続き、紅煉騎士団との対決に敗れて降伏する。戦後、カタリナを支えて統一国家の舵取りに励んだ。
167 ベイオ=アルセグラ 10話
ディッセンドルフ王国の筆頭騎士。金で買われて仕官した。対紅煉騎士団戦で獅子奮迅の働きを見せるも、デイビッド=コールマンの味方をも巻き込んだ罠にかかり戦死。
168 ベイガン 109話
樹林王国対魔騎士団の魔術師。トロリー勢と戦い、エレクトラ=アウロボロスに討たれる。
169 ヘイズル 33話
老ヘイズル。イチイバル共和国の国家魔術師。高齢でありながらも現役で、議会の意思決定に高い影響力を持つ。グラ=マリ王国を危険視し、その対策を講じた。
170 ペリドンナ 59話
聖アカシャ帝国金融大臣。子爵。有力貴族故高い地位にある。ヨハンにいいように言い包められた。
171 ベルサリウス 105話
ミース巫女王座の大神官。飄々としているが、優れた剣と魔術の使い手。懐が深い。魔術都市での研修中にカザリンと面識を持った。教導騎士団にミース神殿へと乗り込まれ、ルキウス、ラティアラと闘って殺される。
★短い期間であったが、カザリンとは互いの力を認め合い、付き合っていたらしい。
172 ベンジャミン 146話
剣皇国軍でリリーナの下中隊を率いる。
173 ボイス=ミョルニル 66話
聖アカシャ帝国軍第4軍団将軍。中将。侯爵家の長子。ヨハンに見出された。素行は悪いが部隊機動と攻撃面に優れた才能を持つ。合従軍と戦う紅煉騎士団に協力し活躍するも、闇ギルドに暗殺される。
174 マーガイブ伯 81話
剣皇国のコンコルダの街を治める貴族。
175 マーガレット=リベロン 40話
聖アカシャ帝国の女優。絶世の美女。スタインやレーン、ロイドらと旧知。かつてスタインと恋仲であったが、破局している。
★いつ戦場に倒れるとも知れないスタインが身を引いたらしい。レーンも彼女のことを憎からず想っていた。
176 マイク=ランデバイト 17話
聖アカシャ帝国軍第4軍団将軍。中将。子爵。対紅煉騎士団戦で蓮に討たれる。
177 マグナ=ストラウス 14話
魔術都市の上級魔術師。治安担当。実質魔術都市のナンバー・ツー。ラインベルクの兄弟子にあたり、母国の陥落後はイチイバル共和国に落ち延びて宮廷魔術師へと就く。最後はラインベルクの味方をし、ニーザとの最終決戦で命を落とした。
★師を敬愛していた。
178 マハノン 70話
蒼樹が召喚した樹林王国の聖獣。<始源の魔物>の一匹。<名無し>の消滅により原罪から解き放たれる。リーゼロッテとプライムの<門>召喚に力を貸し、その身は消失した。プライムの祖先で、本名はマハノン=ラ=アルシェイド。一千年前に聖騎士と謳われた英雄。
179 真鶴ビアンカ 149話
イチイバル共和国群青騎士団の事務方。少尉。セシルの友人。ラインベルクに口説かれていた。
180 マリ=ルークホープ 149話
イチイバル共和国群青騎士団でシルドレの第二秘書官を務める。中尉。セシルの友人。ラインベルクに口説かれていた。
181 マリオ=ユンカー 47話
グラ=マリ王国貴族で男爵。テオドルの片腕として財務大臣を務める。テオドルに従ってエンゲルス公子を擁立するが、ジリアン勢と争って敗れる。小心者で、同じテオドルの腹心たるカーランと比べて器が小さい。
182 マリン 11話
桂宮ナハトの妻。
183 ミアン 30話
魔術都市の魔術師で、ミアン隊を率いる。
184 ミザリー=カレンティナ 178話
統一国家の辺境騎士団長ジュシュアに仕える騎士見習い。グリプスとラミアの娘。
★キグナと競い、共にやがて辺境騎士団を引っ張る存在にまでなったという。
185 ミット=ボース 8話
グラ=マリ王国の若き外交官。貴族。タレーランに鍛えられて頭角を現し、トリスタンを欺いてクーデターまで起こさせた。外務大臣となるも、<紅煉の風>のクーデターで囚われの身となり、焼死。
186 ミライ 77話
七星カミュの側女。元レオーネ=シアラの名家の令嬢。娼婦にまで落ちぶれていたところをカミュに拾われる。カミュがレイエス=ホルツヴァインを去った後に小料理屋の若い店主に見初められ、看板娘として働いた。
★後に店主と結婚し、幸せな家庭を築いた。
187 ミリエラ=オービット 42話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第9軍の中隊長。少佐。上官であるダナンの戦死により、ラインベルクの指示を仰ぐ。以降、彼の右腕となって騎士団で頭角を現し、将軍に上る。合従軍戦でフェルミに討たれる。
★プライベートは始終謎に包まれていた。アビスワールドに事実婚状態の夫がいたらしい。
188 メルビル法王 119話
メルビル法王国の統治者。全能神への信仰心が強く、ニーザの専横には関心がない。陰でレウと情報を交換し、全能神こと<名無し>の降臨を待ち望む。末娘であるアルテナの同調に巻き込まれ、紅煉騎士団との戦闘に従軍して戦死した。
189 メレ 72話
グラ=マリ王国軍務省の官吏。夫は商務省勤務。紅煉騎士団に出向してラインベルクの秘書を務めた。仲人たるカーランに頭が上がらないものの、彼女に派閥意識や国家への反意はない。戦後、統一国家で治安部門のトップを務めた。
★ラインベルクの身辺にいて、彼と関係を結ばなかった数少ない女性。
190 モアー=モス 139話
樹林王国の官吏。経済企画部局の管理官で、有能な若手。政治面でよくプライムを補佐した。戦後、旧樹林王国で代議士を務める。
★プライムにアプローチはしたものの、玉砕であったという。
191 モンテドン 6話
聖アカシャ帝国軍少佐。対紅煉騎士団戦でアリシアに斬られる。
192 ヤンバイ=ドルプ 60話
ラルメティ公国軍の憲兵大尉。フレザントの命で王宮を探る。以後カノッサと行動を共にし、レイエス=ホルツヴィン、グラ=マリ王国と転々とする。
★戦後、私立探偵として店を構えた。
193 唯=ナノリバース 1話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第8軍の所属となる。以降、ラインベルクと行動を共にした。<五人組>。伯爵令嬢で、後に伯爵。実はテオドルの実子ではなく、当人もそれと気付いている。レイエス領の太守や軍の指揮官まで務めるも、ラルメティ公国軍との乱戦下、ハリスに殺された。大変人望があり、多くの市民や騎士が彼女の死に涙したという。
194 ヨハン=フライハイト 30話
聖アカシャ帝国の内務省次官。伯爵。帝国主義・貴族主義を掲げる大貴族ながらに、高い識見と優れたバランス感覚を有する政治家。ロイドを軍最高司令官に抜擢して帝国の建て直しを図るが、病に倒れる。
195 ライザ=フロイ 106話
グレイプニルで<幻竜>討伐隊の徴集に応じた剣士。正体はアリシア。
196 ライド=ビサイド 54話
グラ=マリ王国紅煉騎士団所属。中尉。勇猛で鳴る。ニーザ一味の王宮襲撃時に、ゲルハルトに討たれる。
197 ラインベルク 1話
主人公。十三年ぶりにグラ=マリ王国に戻り、紅煉騎士団第8軍の所属となる。元トリニティ侯爵公子だが、少年期を闇ギルドの暗殺訓練に費やし、その後魔術都市、イチイバル共和国と転々とした。仲間たちの助けもあり紅煉騎士団で活躍し、騎士団副団長・中将にまで昇る。<七災厄>や<始源の魔物>を次々に撃破、グラ=マリを大陸一の強国に押し上げるが、紅煉石を巡ってジリアンと対立した。戦後、ジリアンを追って異界に赴く。
★紅煉石の加護から、彼は相手の特技を見切り我が物とする特性を付与されていた。シルドレの<潮目>を見抜く力、一度見た剣技に対応する才覚、カザリンやフレザントの学識のコピーがそれに当たる。
198 ラウル=エックハルト 10話
ディッセンドルフ王国の第二王子で、王国軍総帥。紅煉騎士団を相手に有利に戦いを進める。母国が樹林王国に併合された後は、自治領主を任されて統治にあたった。
199 ラグール男爵 164話
聖アカシャ帝国軍所属の騎士。男爵で、名門の家柄。軍紀違反をレーンに咎められ、逆恨みする。
200 ラティアラ=ベル 30話
メルビル法王国の宮廷魔術師。ニーザの絶対的な力に忠誠を誓う大陸最強クラスの魔術師。四天王。ジュデッカの師でもある。戦死したフェルミに代わってメルビルの全軍を率いた。ミース巫女王座の決戦においてプライムと一騎打ちの末、敗死。
★彼女の死霊魔術は成功するが、大陸の物理法則から外れたことで影響力はゼロとなり、ただ思考し彷徨う魂と化した。
201 ラトリ=シーランス 25話
ラルメティ公国首相。フレザントの政治の師。卓越した政治手腕を持つ女性であったが、レムルスの策略により<石榴伯爵>に殺され、姿を乗っ取られる。
202 ラミア=キス 2話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第8軍の所属となる。以降、ラインベルクと行動を共にした。<五人組>。ラインベルクといち早く恋仲になるが、結局はグリプスと結婚し一児をもうける。紅煉騎士団の危機に現場復帰を願い出、合従軍戦でシルドレに討たれた。
★作中では、カザリンと争う巨乳。
203 羅刹 27話
剣皇国の宮廷魔術師。政治的にトリスタンと対立するが、魔術の腕は確かであった。クーデターでその地位を追われた後、ニーザに仕える。ミース巫女王座の決戦においてマグナと一騎打ちに及び、敗死。
204 ラルフ=ブランンジュ 81話
グラ=マリ王国貴族。男爵。元紅煉騎士団騎士。ガフが所領に乗り込んできたことで不可避の破滅を迎える。
205 リーシャ=ロイルフォーク 1話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第8軍の所属となる。以降、ラインベルクと行動を共にした勇将。<五人組>の筆頭格。士官学校を次席で卒業しており、優れた魔術師でもあった。ロイルフォーク一門の直系で、貴族や騎士の矜持を捨てきれなかったがために悲劇を迎える。神聖グラ=マリ軍に参加し、ラインベルクに敗れて自害した。早すぎるその死はラインベルクを悲しみのどん底に叩き落とした。
★万能の勇者で、潜在能力的には最高の逸材であった(剣・魔術・統率・政治・家事の総合力)。
206 リーゼロッテ=ブラウン 74話
グラ=マリ王国貴族。ブラウン子爵の養女。士官学校でも名の知れた魔術師。トリニティ侯爵家の生き残りで、ラインベルクの従妹。本名はシャルロッテ=トリニティ。後に宮廷魔術師となり、血縁たるラインベルクをよく助ける。プライムをして、「自分と互角」と言わしめるほどの才能の持ち主。戦後、三十歳を機に全ての公職を辞して魔術の研究に没頭した。
★非公式ながら、第一次異界探査隊の隊長を務めたという。
207 リクバル 17話
聖アカシャ帝国軍第4軍団所属。大佐。対紅煉騎士団戦に参戦。
208 リチャード=ヘイレン 18話
樹林王国対魔騎士団所属。元筆頭騎士で、ナスティが騎士団へ加入したことで補佐に回る。プライムに惚れており、積極的にアプローチしていた。剣皇国軍と戦った際、トリスタンに討たれる。
209 リッキー=ニュートラム 39話
聖アカシャ帝国第6軍団中隊長。中佐。ラルメティ公国軍との戦いで、ハリスに討たれる。
210 リドリー=ラルメティ 71話
ラルメティ公国の第一公子。レムルスに殺された。
211 リリーナ=ウルカオス 58話
剣皇国の上級騎士。名門の出で、トリスタンやカイゼルの側近を務める。ラインベルクとは戦場で恋に落ちた経緯があり、以後何かと彼を助ける。トリスタン亡き後はカイゼルと共に軍を統率した。戦後、長らく辺境騎士団に籍を置いた。
★戦後カイゼルと結婚するも、三年ほどで離婚。第一次異界探査隊に志願した。
212 リリス=ウィザード 86話
クレアベの妻を名乗る。<始源の魔物>の一匹。一千年前に皇アディステリアの魔女と恐れられた英雄。ハリスに味方をし、ラインベルクと戦う。最後は<名無し>を相手にラインベルクらに協力し、勝利の後に一千年の生に終止符を打った。
213 リンク=バルムンク 27話
剣皇国の若き国王。トリスタンの従姉弟。聡明で謳われたが、羅刹をはじめとした文官の進言でトリスタンを遠ざけたため、クーデターを招く。若妻と共にトリスタンに殺された。
214 リンネ 61話
ミース巫女王座の巫女王。優れた魔術の使い手であり、巫女術を継承している。神の啓示により<始源の魔物>退治の旅に出た。ラインベルクを慕うが、自らの責務や彼が既婚であることから積極的な行動に出ることはない。大陸の勇者たちと共に<名無し>と闘い、身体を乗っ取られて殺される。
215 ルーシア=リヴァイアス 43話
剣皇国の一級外交官。トリスタンの仮の姿。
216 ルキウス=シェーカー 20話
メルビル法王国教導騎士団<七翊守護>の一人。ニーザの腹心で四天王。後の筆頭騎士で、凶悪な豪傑。ニーザを盲信しており、彼のために剣の実力を磨くことにしか興味がない。ミース巫女王座の決戦において因縁のラインベルクと一騎打ちに及び、敗死。
217 ルザーブ 98話
聖アカシャ帝国軍所属。少尉。対ラルメティ軍においてバーナードに従って伏兵を指揮する。
218 ルドヴィル=ロクスリー 45話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第2軍参謀。大佐。ギュスト派の高級士官で、反ギュストや中立の有力者たちにプレッシャーをかけた。
219 レイノルズ 146話
剣皇国軍でリリーナの下中隊を率いる。
220 レイバース伯 81話
樹林王国貴族。伯爵。
221 レウ=レウル 48話
メルビル法王国出身の魔術博士。その正体は<始源の魔物>であり、異界の<教導の民>の生き残り。異界からの脅威に対抗させるべく、大陸の強勢化を図って戦乱を呼び込んでいた。ニーザに与するも、教義により自身が力を振るうことは戒めていた。エルシャダイの神殿でラインベルクらに敗れ、<小門>を開く。
★リーゼロッテにヒントを与えたのは彼です。
222 レーン=オルブライト 4話
聖アカシャ帝国第10軍団第2独立大隊長。大佐。スタインの親友で、平民ながらに名将と謳われる。<帝国の虎>。貴族を毛嫌いしており、最後は帝国を二分した。帝国滅亡後は限定的にラインベルクに協力する。ミース巫女王座の決戦においてラインベルクらと共闘してニーザに挑み、戦死。
223 レオニル 164話
聖アカシャ帝国の貴族。アルバイン伯爵。放蕩が祟り、帝国軍に討伐される。
224 レクター 149話
イチイバル共和国の政治家。娘をラインベルクと見合いさせた。
★後に、何故かセシルから見合いの断りの連絡を受けて困惑したという。
225 レグルス=ホネッド 6話
聖アカシャ帝国軍第7軍団第1大隊第2中隊長。中佐。帝国貴族。陣内に潜入してきたラインベルクとリーシャに捕縛される。
226 レムルス=ラルメティ 45話
ラルメティ公王の次子。後の公王。ラルメティを覇者にするため、ニーザや<七災厄>の力を借りて権力を掌握した。紅煉騎士団との戦いに敗れ、フレザントと共に降伏する。
227 蓮 5話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第6軍将軍。少将。筆頭騎士にして、その実力から<紅の騎士>と呼ばれ怖れられる。傾国の美女。はじめラインベルクを敵視するが、後に和解。騎士団長に就任して国勢の拡大に寄与する。合従軍戦でシルドレに重傷を負わせるも、討たれる。
★ラミアの仇討ち。そしてラインベルクが親友と闘わなくて済むように、彼女は特攻をかけた。即ち、彼に対する一つの愛の現れであった。
228 <歌姫> 9話
ローレライ。<七災厄>と呼ばれる凶悪な魔物。ディッセンドルフ滞在時にラインベルクらに討たれる。
229 ロイ=セトメ 46話
メルビル法王国教導騎士団<七翊守護>の一人。中立派。客観的な思考と冷静な判断力を有し、<七翊守護>のバランスをとる良将。教導騎士団の最後の良心。ミース巫女王座の決戦で戦死。
230 ロイド=アトモスフィ 7話
聖アカシャ帝国第10軍団第3独立大隊長。大佐。下級貴族の出で、魔術と戦闘指揮に優れる。スタインやレーンは士官学校の先輩にあたり、親友。魔術遺産の蒐集・管理を至上の目的とし、そのための人材スカウトに熱心。後に帝国軍最高司令官・元帥に就任するが、政治闘争に敗れ降格となる。教導騎士団と解放軍の戦いの最中、ニーザに討たれた。
231 ロビン 89話
グラ=マリ王国紅煉騎士団神威分隊所属。少尉。
232 ワイバーン 92話
グラ=マリ王国紅煉騎士団第4軍中隊長。少佐。ブリジットの腹心。亡国の親衛隊長で、拾って貰ったギュストとブリジットに対して恩義を感じ、絶対の忠誠を誓う。アリシアやラインベルクと互角の実力を隠し持つ。後に将軍となった。戦後は騎士を廃業し、酪農家として家族を養う。
★アリシアとの対決は、紙一重ながらに彼の敗北に終わった。アリシア曰く、「紅煉騎士団で二番目に強力な騎士」とのこと。