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狭い世界

作者: 斉藤てん

初めて投稿してみましたよろしくお願いします!

自分一人の世界はひたすらに広いようで狭かった


なぜこんなにも広い世界で自分が持てる世界は狭いのかが分からなかった


世界を呪いたくもとも何も出来ないそんな自分を呪った、しかし何も変わらずうつむくだけだった


そんな無為にも近い中でふと横を見れば同じように狭い世界に絶望している者がいた、悲壮・・・その言葉を体現すればあのような表情になるのではないかと思った


おそらく自分も同じような表情をしているのだろうと思う、あちらも哀れみを含んだ表情でこちらを見ていたからだ


だが自分は関わろうとは思わなかった狭い世界故に誰かが入って来ることに恐怖にも近い感覚に支配されていたからだ


そんな恐怖の中気づくと先ほどの人物が目の前にいた


何も言わずただ隣にいてくれた、それだけで少し前を見ることができた


自分の中の絶望も悲壮も無くなったわけではなかった、しかし何故だろう今まで心の中に温かい何かがあった


ふと気づくと自分の中の世界が少し広がっていた



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