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恋占いの石

定期テスト終わったからやっと書ける

リハビリ兼ねてやっていこう。

さて、しばらくぶりだな。

いや、そんなことないはずなんだけど。

1話ぐらいよく分からん回想が入ってるかもしれないが。引き続き俺は修学旅行中だ。


自然にフェードアウトした俺は気の向くままに清水寺の周りを回った。

自然や建造物など見るものは多かったしおぉー、ともなったが俺は批評家でもレポーターでもないので感想は控えておこう。

いや、マジで京都だな。

しか出てこないわ。


まぁ、どうせ。適当に歩いてたら慎也に会う。

そしたら真の修学旅行の始まりだぜぇ。(ニチャァ)


「おい犯罪者予備軍。誘拐ターゲットでも決めたのか?」


「あぁ、あそこの嬢ちゃんにし、あ、慎也」

噂をすればって奴か。

全く間の良い便利な奴だ。


「ん、ちょっと遅かったんじゃねーの?」


「いやいや、ピッタだよ」

元々待ち合わせもしてないから完全に感覚なんだけど。


「なんかあっち人集まってね?なんかあるの?」


「いや、なんかあんのって聞かれても俺はも知らねーよ」

ふむふむ、なんか押し付けあってるようだけど。


「へいへい、そこのお嬢さん方?何してるんだい?」


「わ!変態」

「ホントだ、変態!」

「きゃっ、変態!」

女子三人衆が3歩ほど俺から離れる。

ついでに俺の心も抉ってくれた。


「あ、慎也君」

「え、慎也くん」

「し、慎也様」

女子三人衆が3歩ほど慎也に近づいた。

一人呼び方おかしい奴いたけど気のせいかな。


「何してたの?」

慎也が女子三人衆に聞いた。


「えっと、この恋占いの石ってのを」

恋占いの石?

道の真ん中にある石のことか。

へぇー。恋占いね。


「どういう奴なの?」


「うっさい変態」


「どういう奴なんだ?」


「えっと、こっちの石からあっちの石まで目を閉じた状態で辿り着けたら恋が成就するみたいな」

待遇の違いについて異議を申し立てたかったが成る程。

割とよくある感じの奴ね?

スイカ割り感覚でやってみて下さいってことか。


「それで誰がやるか言い争ってたんだ」


「何聞いてんの?キモいんだけど」

成る程。人前でやるのはちょっと恥ずい的な?

好きな人いるのバレるじゃん的な奴か。


男子連中も何人か他のところを見つつチラチラ見てる奴が。

なんと情けないことか。

ここで一句。

思い切りたりてないんちゃう野郎ども

字余りか。


「っふ、格の違いを見せてやれ慎也」


「俺!?」

完全に油断してた慎也が自分を指さす。


「あのぐらいの距離なら後ろとびひねり前方屈伸2回宙返りひねりとかいいんじゃないか?」


「目を瞑って?」

そりゃあ。


「目を瞑らないと意味がないからな」


「……」


「出来ない?」


「訳ないだろ」


「さっすがぁ」



さぁ、始まりました!!

恋占いの石大会。

舞台は清水寺ら辺のどこかです!


えぇ今回の大会なかなかね良い選手が揃っている気がするんですが解説の佐月サンどう思いますか?

えぇ、そうですねぇ。まぁ、お前らのガチ見せてみろよって感じですかね。

成る程有り難うございました!


えぇ、実況が私凪、解説は佐月さんでお送りいたします。


「エントリーナンバー1番。神崎〜、慎也ー!」


「「「キャー、慎也様ぁ〜!!」」」

女子三人衆ノリよ。

慎也の前で良い子ちゃんぶらずに変態って言ってきた時点で好感度高かったんだよな。

別に変態って言われて嬉しがってる訳じゃないからね?

ガン無視よりマシだけど。


恋占いの石の前、というか後ろに立った慎也が一度深呼吸をする。

本来ならマットの上でする技を普通の道でしかも目を瞑ってやる。

勿論難しい。

てかワンチャン死ぬ。

じゃあなんでそんなことさせてるのかって?


良いから見とけ。

アイツならできるから。


慎也が目を閉じ、恋占いの石に触った。

触ったまま恋占いの石の前に行く。

そして手を離した。


距離約10m。

助走距離は十分だ。


歩き出してから、まずはロンダート、そしてバク転。勢い十分。跳んだ。

前に屈伸した状態で2回回る。あとはひねり。少し高度が足りないか?いや、気付いた。


無理矢理捻って着地。


いつの間にか集まっていたギャラリーが歓声を上げる。

その歓声に応えるように慎也が顔を上げ。目を開いた。


「はい!恋占いの石のもう片方の石に触る前に目を開いたので失格です」


「あ」


大ブーイングが起きた。


下の星マークの評価とかブックマークとか感想とかレビューとかマジでモチベーションに直結するんで応援する気持ちで貰えると嬉しいです。

勿論ダメ出しも受け入れてるんで、よろしくお願いします

しばらく間が開いたけどまた頑張るつもりです

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