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修学旅行続行中

なんかもっと言うことがある気がするんだけど忘れた。

面白い話が書きたいよ

つまりスベったということだ。


「え、えーと」

さっきの女子が気不味い空気をどうにかしようと言葉を発しようとタイミングを見計らう。


俺といえば右後ろを見て左後ろを見て。


「あ、俺のこと?」

などとボケた。

相手は全く持って酷い言い草だったが完全否定を今すぐに出来るとも思わない。


「そうだよ」

俺のことを見つめて離さない。

やだ、あんまり見つめないで。

マジで。男に見つめられても嬉しくないから。

女子に見つめられても困るけど…。


「まぁ、コレは。自分は嫌われていることを失念していた俺の失態だな。うん。まぁ、後ろから聞いてるぐらいだったらいいでしょ?」

笑顔は絶やさない。

ピキッてるのかなぁ?俺。

いや、考えてみたら全然怒ってないわ。


どちらかと言うと困ってる。


俺は人との絡みが好きだからやりづらいなぁ。

修学旅行なんでこんな序盤にあるんだろう。


なんて普通なら考えるかもしれないが俺は違う。


特に何も考えず物色に戻った。


思考放棄した。


いや、知らん。

どうでも良すぎる。

男になんと思われていようが何とも思わないし。


そもそも解釈なんて人それぞれだ。

俺のことを見てそう思ったならそれで良いんだ。

態々仲良くなろうとも思わない。



楽観主義者で達観主義者、快楽主義者で刹那主義者。

それが俺だろ?

知らんけど。



……知らんけど多用してるのは京都に来ているからということで、お願いします。



と、まぁそんなことがあった訳だが。

俺プラス彼等一同は無事誰一人こけることなく清水寺に到達した。


「あれが仁王門。目隠しの門なんても言われてるんだよ。そしてあっちが三重塔の龍の鬼瓦。三重塔の中では日本最大級なんだ」


圧巻。

マジでけー。

坂登った先にあるのは良いな。


あれ潜ったら別行動しても良いだろ。

バレないように上手くすればいける。




と、思ったが。

やっぱり清水の舞台には行きたかったし行くっぽい絡み別れずに行った。

考えてみたら全然何があるか知らないからある程度着いてこ。


清水寺は平日なこともあり余り混雑はしていなかった比較的空いていたと言える。


清水の舞台から飛び降りるなんて言葉があるがこんな高さから落ちたら普通に死にそうだなぁ。

度胸試しというよりただの自殺だ。



「街を見下ろすってのはなんか、良いな」

視野は同じだが視界が広がって感じる。

充分に清水の舞台を堪能した後、音羽の滝というところに行った。



「これが音羽の滝でこの長い柄杓で掬って一口飲めばそれぞれに対応したご利益があるらしいよ。確か右が恋愛成就、真ん中が延命長寿、左が学業成就だったかな。ただ全部呑んでも効果はないし、二口で飲むとご利益は二分の一になって三口で飲むと三分の一になるらしいからあくまで一口で飲める量ね」

へー。

なかなかルールがあるもんだな。


ふむ、どれか一つぐらい飲んで行きたいがどれでも良いな。

いや、そこは恋愛成就飲めよって思うかもだけど果たして俺に恋愛が成就する日なんて来るのか。

まぁ延命長寿でも、俺早死にしそうだし。


「あ、ごめん。違うわ。右端が延命長寿で、真ん中が恋愛成就だわ」


早く言ってよ。

飲んじゃったよ。

まぁ、結果オーライだろ。

彼女出来ねぇかな。


そんなところで俺は一旦極めて自然にフェードアウトして好きに回ることにした。


評価、ブクマ、お気にお願いします


人は変わり続けるからキャラが変わるのとか普通ということで

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