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しん、しん、新幹線ー!

またせたなぁ


これが千話とかになる時にはきっと今の一億倍は小説が上手くなってる。

予定。

ノリと勢いで生きたい。

今この瞬間を楽しみたい。

嘘で塗り固めていようが、それも俺のものだ。

仮面があったとしてもそれは、俺の作った仮面だ。

俺のしたメイクだ。

演出だ。

俺というキャラクターだ。


まぁ、こんなこと考えても常に守ってる訳じゃない。


適当。


愉快。


大胆。


カッケェ。


この辺がベースだろうか。



さて、何故このような意味の分からない話をしているかだ。ようは暇だ。

元気が出ない。パン工場のおじさんに頭作って貰って変えてもらおうかな。


空港にて先生の話を適当に聞き流してる。これ今の状況ね。


聞いてはいるが聴いてはいない。

いや、正直意識がむかねぇ。


いや、まぁ、正直ね。

僕レベルになると修学旅行なんかでね。

テンション上がっちゃってみたいなことないし。

よく一人とか慎也と出掛けてるし。


まぁ、言ってしまえば?

この程度?

ホント、何が特別なんだ。

たかが国内旅行だろ?


ふぅ。


テンション上がってきた。

期待的なね。

自分の感情は否定できない。

とてもじゃないがね。


暫くして担任から新幹線のチケットが配られる。


「はい、安心しろ。お前と慎也の席は最大限離してある」


「前と後ろどちらから新幹線ジャック犯が来ても良いようにですか?」


「───いや、ちげーよ。もし来ても大人しくしてろよ?」

嫌味の効かない奴だ。

そう呆れながら言って坂口先生は次の人の所に行った。


新幹線ジャックする人とか居るのかな?

某小さくなった名探偵の世界ぐらいにしか居ないんじゃないか?


さて、今回は意外と慎也と離れる場合が多そうだな。

ホテルは同じ部屋だけど、班違うんだよなぁ。

適当に抜け出すか。



「はい、それじゃあ。そろそろ来るんでホームに移動します」


いやぁ。なんかワクワクしてくきた。

新幹線乗るの初めてなんだよな。


流石に新幹線に一人や慎也と乗ることはなかったからな。


少ししたら新幹線が来たので乗りこみ自分の席を探す。


お、ここか。

慎也を探してみるとどうやら一両近く離れてるようだった。

最早別のクラスじゃん。


本当にできる限り離してるな。


暫くすると、前髪で目の隠れてる(前見辛くない?)如何にもな文学少女が来た。

が、中々座らない。


「ここじゃないの?」


「ぇ、ぁ、は、はい」

あ、恐れられてる。

そういえば俺変態ってことで通ってるのか。


いや、幾つか本当のことも入ってるからなぁ。

全裸土下座とか。


恐る恐るという感じで座る文学少女ちゃん。

そして、精一杯俺から離れて、具体的にいうと俺が窓側の左の席に座っているのだが右に出来るだけ手摺りに食い込むくらいに離れていた。

アホほど失礼だが怯える小動物感が可愛い。


「あはは、大丈夫だよ。取って食ったりしないから」


「ヒ、ヒィェ。はい」

めっちゃか細い悲鳴みたいなの聞こえたんだけど。


「ごめん、俺ちょっとトイレ行きたいんだけど、良い?」


「は、はひぃぃ」

怯えながらも何とか一度席を離れてくれる文学少女ちゃん。


トイレの前に立ち一旦伸びる。


さて、探検しよう。





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おねがいしまぁあああああああああああああす。


頑張ります

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