学を修める旅に行こう
ふむ。
修学旅行。
中学2年の一大イベントの一つだろう。
修学旅行が近づいて来た。
かなり、大分、割と。
既に実行委員とかは決まってたのだ。
今日からその活動が始まるらしい。
頑張ってくれ。
そして旅行先も今日発表されるのだ。
教室内からやれどこが良いだの。どこは嫌だの聞こえる。
ガラガラガラと、建て付けの少し悪くなり始めた(乱暴に開ける俺の所為説が浮上している)教室の扉が開く。
「そうだ、京都に行こう」
騒がしかった教室が静まり返った。
え?先生そんなことするキャラ?
「よーし、問題児二人も居るな。朝の会始めるぞ〜」
え、スルー?
何事もなかったかのように先生は自分の机に座り言った。
日直が少し混乱しながらもあたふたと前に出てきて朝の会を始めた。
うん、なんだろう。
取り敢えず
キン○クリム○ゾン!
時間を消し飛ばし結果だけを残した。
「えっと、それじゃあ。先生からの連絡です」
「ん」
先生が立ち上がり教卓の前に立つ。
「えっとー、じゃあ、先ずはお前らも楽しみにしてるだろう修学旅行。それの行き先が決まった。……京都だ」
だよね!てか逆にそうなの!?
それでそうだ京都に行こうって言ったの!?
みんな意味不明な顔してる。
「どうしたお前ら、流石に京都は知ってるだろう?日本の本州の近畿地方にある」
「「「知ってるわ!」」」
みんなが声を合わせ言う。
「ハハッ、そうだな。そういうことだ」
それに先生は珍しく笑った。
楽しげな、嫌味のない笑いだ。
ムカつくほどイケメーン。
いっそつけ麺になって食われちまえ。
それからも幾つか連絡が具体的に言うと修学旅行委員の集まりについてとかがあり朝の会は終わった。
「あ、そうそう、お前ら。問題児二人」
「何ですか?」
「お前ら生徒指導室行きな?後で来い。学を修める旅に行こうだなんてタイトルにしてるみたいだがその前にお前らはこってり怒られろ」
てか、なんで校長室呼ばれないの?
評価とかブクマとか頼むぜ




