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神故に、一松の中の人は万能なのです(笑)
ナイスなタイミングで救いの声が聞こえた。
一松である。
いや、その前にこの人何処から現れた??
「イチマツ・・・居たのですか?」
「ずっといたよー?」
ずっと居ましたか・・・そうですか・・・
「ボク、ずっとアーチャーと一緒にいたからね。最初から全部聞いてたよ?」
道理で見ないと思ったら・・・
チラリとアーチャーに視線をやれば、コクリと一度頷き彼の言葉を肯定した。
「それで、ジンがボクを頼る理由なんだけど・・・ボクは使い魔だから色んな魔法が使えるの。まぁボクがっていうより、ボクの前の主人である、ジンのお父さんが魔法が得意で、使い魔のボクを猫を触媒に造って魔法の貯蔵タンクにしてたからっていうのが真実なんだけどね」
必要な魔法を自分に残して、その他の魔法をボクで保存、必要な時に必要な魔法をボクから引き出して、必要ないものをボクに保管させていたんだ。と、一松はシレッと嘘をついていた。




