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まぁそんなわけで、無事に自己紹介も済み、ランスロット家の使用人達も下がった頃にランスロットが改めて先程の話を持ちだした。
「さて、一息ついたところで本題に入ろうと思います」
「私と三騎士にスパイ及びアサシンをしてほしい・・・という話でしたね」
「はい。今までのジンの騎士団での様子を見ていると、貴女は情報収集専門の方がよさそうな気がしまして」
真面目な顔でいうランスロットだが、多分、私が直ぐにぶっ倒れることを言っているのだろうが、アレは君達がスパルタなだけよ?
でも、スパイ役ならスパイ役で楽しそうなので口は挟まないし、オーケーしますけど・・・。
【でも、お前・・・今アサシンもしろって言わなかったか?】
〖変な仕事は頼まないと言っていたはずだが?〗
「う・・・それはそうなんですが・・・」
〔兄様やりすぎです。ランスロット様で遊ばないで下さい!〕
「そうだよ?『場合によっては』ってランスは言ったし」
ギロリと睨み上げるランサーとアーチャーにセイバーと私が『メッ!』と怒れば、『つまらん』と不貞腐れて二人は黙った。
「それで、引き受けて貰えますか?ジン・・・女性である貴女やセイバーにこんなことを頼むのも難なのですが・・・そこはランサーとアーチャーの腕を信頼していますので・・・」
困ったように告げるランスロット。




