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異世界に召喚されたら自分が書いた小説の中だった件  作者: テープコーン
第4章 新居を捜していた筈なのに
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4-6

 


彼らを雇うにあたっての報酬である、魔獣肉の塊を持ち上げて見せれば、彼らは嬉しそうに尻尾を振る。



セイバーを救った時、私は彼らに同盟という名の取引を持ちかけた。


彼女を助ける手助けをする代わりに、彼らにはこの森を縄張りにして貰い、アルヘイム領にくる者達の監視と、この森の管理を頼んだのだ。

週一で私が報告と報酬であるお肉を持ってくる代わりに、彼らには一週間分の調査の報告をして貰う。

彼らがこの森に住めば、怪しい奴らが近づいて来た時に直ぐ知る事が出来、月一でシュテン達が行っている魔獣の間引きも楽になると思ったのだ。



『ジンー、まだじかん ある?』


『あそぼー?』


『ぼくも!』


『わたしもー!』



キュィンキュィンと、私の服を引っ張って強請るのはこの群れに居る子供達・・・ネル、コリン、コリー、ニーナの四頭だ。


ネルとコリンは姉弟でブレット(♂)とルーシー(♀)の子供で、コリーはリー(♂)とドーラ(♀)の息子、ニーナはユーイン(♂)とベティ(♀)の娘である。


大人に比べると大分と身体が小さく、通常の狼程のサイズしかない。


因みに残りの大人狼はダン(♂)とエリオット(♂)とクレア(♀)の三頭で、何れもフリーである。



狼の群れに番いが三組も居るうえに子供の数が可笑しい気がするのだが、まぁそこは後でアーチャー達に聞けばいいとして・・・


現在の問題はこの子供たちだ。


お腹が一杯になって満足したのか、遊んで!遊んで!と私の周りをグルグル走り、服を引っ張ってくる。


 

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