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題名の通り、スヴィーがデレまくります。
私?
私は彼らとビジネス契約を結んだので、心は許されてないかもしれないけど少なくともスヴィーちゃんよりは信用されていると思う。
まぁ取り敢えず今は妹ちゃんを助けに向かっていた。
先程放った硝子式は既に彼女の傍に置いている。
ソレの視界を借りて見る限り、彼女は足に軽い怪我を負っている程度で命に別条はなさそうだ。
そのことを兄達に伝えれば、分かりやすく安堵の溜息を吐く。
それでも早く助け出したい気持ちに変わりはないらしく、彼らのスピードはグンと上がった。
「それにしても、その盗賊たちはよく妹ちゃんを捕まえられたね?君達はAランクの魔物なんでしょう?」
【狩りに行く間、子守を頼んでた・・・ソレで子供を逃がす為にアイツが囮になったらしい】
〖だが、数日前に狩りを手伝って貰った時に怪我をしてて・・・〗
「成程・・・納得。スヴァルトアルヴ様・・・」
「了解。治せば良いんでしょ?任せて!」
やる気マックスなスヴィーちゃん。
数十分前までの私に対する柄の悪い態度が消え、本来の彼の姿である人懐っこさが表れた。
因みに次の威嚇ターゲットは狼兄弟に移ったらしい。
いや、変わり身はえーよ。
今までの態度と違い過ぎて逆に怖いわ!!




