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今更ながら、これは兎も角
魔眼持ちの方では三部をあれ一個で
公開するべきか迷っています。
ただ、そうなるとサブタイの番号の振り直し作業が・・・
どうしようかな?やるならまだページ数が無い今うちですよね?
十五頭の狼の群れが森の中を音もなく駆ける。
先頭を走る二頭の背中には私とスヴィーちゃんが乗っていた。
高魔力反応を示していた、あの狼達だ。
「スヴァルトアルヴ様。本当についてくるんですかぁ?」
「当たり前だろ?こんな面白そうなイベント、誰が他に譲るかよ!」
「面白そうって・・・この子たちにしたら死活問題ですけど?」
舌なめずりしそうな勢いで、心底嬉しそうに言うスヴィーに不謹慎だと一応釘を刺す。
何故こんな事になっているのかと言うと、先程の探査の結果によるものだ。
探査に引っかかった複数人の人間ともう一つの高魔力反応。
ソレは私達が乗せてもらっている、この二頭の妹で、周りに有った複数人の人間は彼女を攫った盗賊なのだそうだ。
その盗賊は元冒険者であるらしく、それなりに強いらしい。
そして厄介なのが、何度も住処を変えているにも関わらず、何年かに一度は彼らの縄張りに現れて月狼を攫い、売り捌いているという。
生かして捉えることも有れば、そのまま殺されることもあり、妹は急いで取り返したいのだそうだ。
その話を聞き出すために、私結構頑張って狼達と交渉し、今ここである。
つまり、妹さんを取り返す手伝いをするのだ。
うん。まぁ誰だって取り返したいよね。大切な家族だもん。




