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「貴女の考えそうなことです」
「そんなこと言って、団長は単純に昼休みにこの女が『猫』になったカガリの上に乗ってたの見てただけだろ?」
「え?」
カガリ…騎士団の警備部警備兵のライオン族の獣人で、祖父の代より父親、カガリ自身とアルヘイム領の門番をしている。
シレッと会話に混ざってきたフレディの発言に、私はランスロットを見上げた。
視線から逃れるように顔を横に逸らされる。
「それより、聞きたいことは後二つあるのでは?」
「話逸らした・・・まぁ良いですけど。二つ目は、何故スヴァルトアルヴ様も一緒なのですか?」
「何?俺が一緒だと不都合でもあるわけ?」
私の問いに、スヴィーちゃんは眉間にシワを寄せてそう言った。
いや、ホント・・・シュテンが傍に居ないとガラ悪いな?!この男!
「ないですけど・・・単純に嫌っている私の傍にいて、スヴァルトアルヴ様は平気なのかな?と思っただけです」
「・・・平気じゃなきゃ、傍に近寄らねーっつの・・・」
ボソリと告げられるフレディの貴重なデレ。
あ、私意外と気に入られているっぽい?




