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「あぁ・・・えっと、初めまして。ジン・サラクと申します」
「アクセル、返り血ぐらい拭け!」
魔物の返り血でドロドロなアクセルに、私が若干引いてどもってしまったのを見かねたシュテンが、そう言って彼にタオル?のようなものを投げて寄こす。
「うん?嗚呼!そっか、忘れてたわ~。ごめんごめん~」
パシッと受け取ったアクセルは、そう言いながら顔に着いた返り血を拭っていく。
「に、しても・・・お前が返り血浴びるとか珍しいな?」
「あは。コレ、返り血じゃないの~」
「「え⁈」」
思わずシュテンと驚きが被ってしまった。
「あはは~、二人とも仲良しだね!大丈夫、オレの血じゃないから~」
クスリと笑って、アクセルは事情を説明してくれた。




