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二周目 38

エルウッド商会に戻り話の続きをはじめる。

「で、きまりましたか?」


「ええ、きめました。」

なんだか煮え切れない表情のダンが印象的だ。


「でどうなの?」


「ジュード様の話に乗ります。ジュード様が商会を立ち上げたときには息子の一人をだします。」


ダンは完全に俺の意見に乗っかたようだ。


「じゃ、詳しい話はおいおい擦り合わしていくことにしよう。」

俺は内心ほっとする。

エルウッドの協力がないと厳しかったから正直ありがたい、ここでの拠点を築くうえでも大きな一歩になるだろう。

「近々にジョナをこの商会に派遣するので、商会の立ち上げを手伝っていただけますか。」


「わかりました。その時に私の息子といっしょにアースノット商会立ち上げをさせましょう。」


「ではそれで頼みます。あと、ノットからベニーの間の町村と取引している商会を紹介していただけるとありがたいのですが。」


「わかりました。それも私の出来うる限りのことはいたしましょう。」


よし、いける。

成功のするための一番の要素は下準備だと俺は考えている。今は下準備の下準備が整いつつある状態」だ。

頭の中の構想がだんだんと進んでいくのは気持ちいい。

構想からいきなり実行する人がたまにいるがかなりリスキーだ。

イケイケどんどんで行ける人はごくわずかだ。

今できることがあるのに、それをせずにするのは愚の骨頂である。


さあ、これから忙しくなる。

やるべきこと、やっておくべきことが沢山ある。


俺はワクワクする気持ちを胸にエルウッド商会を後にした。




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