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一周目 7

「あいたたたたっ・・・」


めちゃ体が痛い。

俺は土の上なんかで寝るからメチャクチャ体が痛い。

この世界にきて二日目最悪の目覚めだ。

もう、夜が明けているのだろう、天井の窓から明かりが漏れている。

昨日の晩は、何もなかったけどここ安全なのか?


「ファラス、ここって安全なのか?」


『この森に安全な場所なんてありませんよ。まあでも、ここは魔物除けの結界も張られているみたいだし結構あんざんかもしれませんねぇ。』


「魔物除けの結界??」


『そうですよ魔物除けの結界、あの亡くなられた人族の方、なかなか高レベルな魔術師だったみたいですね。どうやら、この洞穴も土魔法で掘って造ったみたいだし、魔物除けの結界も自分で張ったみたいです。ちなみに魔物除けの結界は、中レベルまでの魔物まではかろうじてはじけるみたいですねぇ。なのでよっぽどのことがない限りは、まぁ安全といえますねぇ~。』


「そういえば、俺、投擲のスキルやモンスターティムのスキル取得いてたけど、みんなこんなに簡単にスキル取得できるものなのか?」


『できやしませんよぉ~。マスターは特別ですよ、運命の女神であるウルド様の加護を受けているので自身の運命にかかわるスキル等は結構お気軽にゲットできるみたいですよ。まぁ、ご自分で主人公補正が過ぎるんじゃないのか??なんて思っていればいいんじゃないですか!』


主人公補正って。。。

主人公なら、もっと優遇してくれてもいいのに、イケメンな若者にしてくれるとか、公爵家の三男に生まれてくるとか、ツンデレ王女様と学園で出会うとか、高校時代の教室で教室ごと異世界転生、んで自分だけ貧乏くじみたいなスキルでも実はチートスキルだった、そんでもって、今まで話したことのない隣に座っている学校一の美少女が実はある出来事が切っ掛けで自分のことを昔から好きでいたらしいとか、凄い魔力があって、低級の火魔法を使っても高レベル火魔法に間違えられて、見ている人たちに『違うこれはメ〇だ!メ〇ゾーマではない』なんて得意げに言ったりしたりして、そして転生するときに何故かなにもない真っ白な空間に連れてこられて、そこにはピンクもしくはブルーの長い髪の超絶美少女がいて、申し訳なさそうに異世界転生を頼んできたりして、そんでその超絶美少女女神と世界を救い最後はイチャイチャしたりして、、、そして、」あとは・・・


『もういいです!!』


えぇ~

って、ファラス、人の心勝手によむんじゃねえ!そして、勝手に出てくるなMPがもったいない!!


『MPなんて気にしない気にしない、どうせ食料さがしたり私と話したりするしかすることないんだから、しょうもないスキルしか持ってないんやし、、、あと、マスターの願望の最後(ピンクもしくはブルーの長い髪の超絶美少女がいて、申し訳なさそうに異世界転生を頼んできたりして、、、)はかなっているんじゃないでですかぁ~。』


何言ってるんだよ、超絶美少女でもないし可愛げもねえじゃねえかよ!


『でも、マスターが言うほどウルド様は見た目ウンコじゃないですよ?見た目若いし、、髪の毛は黒髪のボブだけど。。う~~ん、お顔はまあまあ。。。。中の下?でも、仲良くなればなんとかいけると思いますよ。』


ファラスよ、お前ひどい奴だな、俺、ウルドのことウンコとは言っていたけど、見た目ウンコとは言ってはないぞ。俺にたいするやりようがクソだからウンコって言っていただけだから、見た目ウンコとはおもってはいない、俺のウルドにたいする見た目の認識はどこの田舎の中学生かよ!!って感じだよ。


『日和ったなっ!マスター!!ウンコウンコ言ってたからつい、私と同じ認識かと思っていたのに。。。はかった・・・・ヒィ~~~~~~~~~ッ!?』


どうした?

どうしたんだ、ファラスよ??

はかったな、〇ャア!!的な何かを言いながら、悲鳴を上げてはなしが途切れたけど、何があったんだ?




『マスターの願いが思ったより早く叶いましたよ。ウルド様が私の本神格の方にひどい目を与えました。。。。具体手に的には言えませんが、ちょっとありえないでしょって感じです。それに伴って、本神格の八つ当たりで同じようなことと私に。。ヒドイ目に遭いました。マスターが言っていたいつか言っていたひどい目に遭わしてやるからな・・・叶いましたよよかったですね。』


なんか、声が疲れ切っているが自業自得だね!

これに懲りて、ウルド様のこと悪く言わないでね!!ウルド様ぁ~~僕はウルド様の下部ですよぉ~!


『媚びやがって、このクソマスターが・・・大体、私の性格の半分はマスターからのものだから、私がウルド様のことウンコ様って思ってるのは半分はマスターの所為でもあるわけですし私ばかりひどい目に遭うのは違うような気がします。だから、マスターもウンコ様。。。アッ間違えた、ウルドさ。。ヒィ~~~~』


そんなこと、言ってるからひどい目に遭うんだよ。

それに、半分はってことは、もう半分は本神格も思っているってことだから半分は自業自得だよね。そして、スキルのファラスは本神格50パー、俺50パーの100パーウンコって思ってるわけだから、酷い目に遭っても仕方がない。しかも、俺は少なくともウルド様の見た目をウンコとは思ってないわけだからファラスの方がかなり悪いよね~ウルド様ぁ~~俺悪くないですよ~~


『マスターも、半分はウンコって思ってるんだから同罪ですよ一緒にひどい目に遭ってください。ウルド様ぁ~こいつもウンコ様のことウン。。。ヒィ~~~~』


一体どんな目に遭っているんだ?

それに、もうすでに結構ひどい目に遭っているような気がするけど、ホントだったら異世界で充実ライフ送りながら異世界に変革をもたらして日本に帰るはずなのに、こんなに初めから躓いてこのさきどうなることやら。。


『ひどい目に遭った、本神格の存在が今、、他の魔神仲間から危ぶまれています。もうこれ以上私にウンコを擦り付けないでください。』


いやいや、

俺にウンコを擦り付けるなよ!


『いやいや、このウンコはマスターのものでしょ』


いや、ファラスのだ!!


俺たちがウンコの擦り付けあいをしていると・・・

俺の頭の上から何故か、大きなたらいが落ちてくる、、、、、

と同時に、ファラスの悲鳴が聞こえる。

俺は大きなタライを頭に直で受ける。


ああ、、、また、〇リフのコントかよ、ウルド様もしかして〇リフ好き?なんて考えながら俺は気を失う。










しかし、今回、何を書きたかったのだろうか。。。

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