二周目 21
そう言えば、りりーがヤバい!!
何がヤバいというと・・・・
容姿がヤバい。
リリーがここに来たときは、10歳ぐらいの時で年より幼く見えるぐらいで、背中に羽が生えているんじゃないかと言うぐらいの天使だった。
それが成長して今では女神さまに・・・・
大きく可愛い瞳は、深緑の神秘的な目に
身長は年相応に伸び訓練で体は引き締まっており健康的だ。
お胸は成長と共に少し膨らみかけ。
長かった髪は訓練の為に切ってしまい、あんなに白かった肌は日焼けして黒くなった。
そして、この村に染まり田舎臭くなった。
そう、俺のウルドのように。。。。。
あんなに可愛かったリリーがウルドそっくり、って言うかウルドそのものになってしまった。
確かに天使から女神にはなったけど、それはないだろう、、、、俺の癒しを返せ!!
俺がそんなことを考えながらリリーの胸を残念そうに見ていると、リリーはそれに気づきハッ!と手で胸を隠す。
「リリー、どうしたんだ?急に背中を隠して??」
俺は不思議そうに声を掛ける。
リリーは、キィーーーーーーっ!となって、俺を睨みつける。
「ジュード様、これは胸です!!・・・・・・少ししかないけど・・・・・」
リリーは俯いて自分の胸を見る。
「ジュード様、女の子の胸はジッと見てはいけませんよ。気付かれていないと思っても女の子はちゃんと感じ取っているのですから、気を付けてくださいね!」
可愛く微笑むが。。。。。やはり、ウルド様だ・・・・・・
「ごめんて、さすがの俺も女の子の胸は凝視しないよ。。。。でも、背中ならいいかなって・・・」
リリーのグーパンチが俺の顔面にヒットする。
「殴りますよ!!」
リリーはプンプンしている。
「あれ?なんでリリーは俺の奴隷なのに俺のこと殴れるんだ?」
「なんででしょうねぇ?」
2人で二人で首を傾げる?
検証してみよう。
「リリー、もう一度、俺のことを殴ってみてくれ。」
「マジですか・・・」
リリーはそう言いながらも俺に殴り掛かる。
だが、その瞬間、リリーは苦しそうに胸を抑える、いや、背中を抑えてる、、、プーーーーーーっwww。
ドスンと言う感覚が俺の腹に炸裂する。
リリーの強烈なボディが俺に突き刺さり俺は悶絶する。
「ジュード様、いま、不埒なこと考えましたね!!」
ウルド様はオコなのか・・・・
俺は不意にリリーに質問してみる。
「リリーさんや、お前さんは将来どんな風になりたいんだ?」
リリーは人差し指を顎の元にもってきて話し出す。
辞めとけ!
そのかわいい風は可愛くないぞ!!
俺は、リリーから目つぶしを受け、そのまま床の上をのたうち回る。
リリーは何もなかったように、指を顎にもってきて話し出す。
「そうですねぇ、私はずっとジュード様の側にいて守り続けます。」
苦悶の表情を浮かべながら問い返す。
「なんで??」
「なんでって言われても、私は知っているんです。ジュード様がこの世界に変革をもたらす人だって・・・」
リリーは満面の笑みで答える。
ああ、女の子の心からの笑みってかわいいな・・・・
俺はそんなことを考えていた。
でも、、、リリーはやばいので気を付けよう。
俺は心にそう誓う!!
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