二周目 18
1000文字以上書けたら、ぶつ切りでも投稿しています。
読み難いかもしれませんがご容赦ください。
奴隷を20名購入した。
衣食住のなどの維持費で現状ほぼ利益が出ていない。
しかも、手があまっている。
今まで、アーロン一家の五人でやっていたものに、更に、20人増えたので殆どやることがない状態だ。
まさに無駄飯食いが20人増えた状態だ。
この状態が暫く続くと考えるとげんなりするよ。
金が。。。
金がない。。。。
ぎりぎりで事業を危険この上ないな。
なにかあって、養兎、綿花のうちどちらかが少しでもこければやばい状況だ。
もし、日本に帰って起業なんかすることがあれば、資金の余裕は必ず用意してからにしよう。心の余裕がないときつい。なにより蓄えがあれば蓄えを食い潰しているうちに何か打開策や業績が少しづつ増えることもあるはずだからだ。『継続は力なり』続けていれば必ず力が蓄えられていき次の何かにつながっていく。。。続けられなくなっていくのが一番悪い、頭では判っているのにいきなり20人の奴隷とか博打に出てしまった。
・・・・っで、今、、、来月からの奴隷たちの食料が買えなくてヤバイ。
アーロン一家だけで、養兎、綿花をやっていたときは結構な収益を上げていたのだけど、20人増えて人件費が収益をほぼほぼ食い尽くしている。しかも、奴隷購入で蓄えもなくなった。
この状態で、食料の価格が少しだけ上がってしまった。
っで、金がない。。。の状態である。
奴隷たちが来て、養兎、綿花の生産量が増えていくはずなのだが、いや、現実に綿花の耕作面積は確実に増えているし、養兎の小屋も増やし世話をする人間もいるのでこちらも増えている。
ただ、綿花は直ぐに収穫できないし、養兎もホーンラビットの種兎を増やすために兎の出荷量が減ってしまっている。
将来的には確実にも収益を上げられそうなのに、このままじゃ破綻しそうだ。
俺、領主の息子でよかったよ。。。最悪、親に泣きつけば何とかなるだろう。
でも、それではかっこ悪すぎる。
自分で商売始めるといった手前簡単には泣きつけないよな。
でも、最終、何とかなるって言うだけで心の安寧を得られる。
生活できなくて、黒字になりそうな事業を辞めるという選択肢はつらすぎるからな、、、次からは、確実に運転資金に余裕をもって計画をすすめよう。
うん、ぎりぎりは良くないよ。
でも、現状、来月ぐらいから資金がショートしてしまうかも、いや、食事を何とかすれば再来月までもつか。
考えろ、考えろ、俺!!
この世界は、まだまだ、元いた世界に比べれば遅れている。
こんな小さな村でも何か儲かるものがあるだろ・・・・
考えろ、俺!!!
あっ、そうだ。
一つ、アイデアを思いついた・・・・・




