二周目 6
俺の後ろで青くなっているアイナをみて、おふくろ様が
「アイナ、何青くなっているのですか?もしかして、あなたが教えたのですか?」
アイナは首を激しく振った後、俯き呟く。
「私じゃありません。気が付いたときは、もう、こうなっていました。。。。私はてっきり、奥様に似たのだと思っていました。。。」
あっ、アイナさん、おふくろ様に責任を擦り付けた。
それを受けておふくろ様は、
「あら、乳母であるあなたの方がジュードとは長く接していましてよ、私は体が弱く一緒には長く遊んであげられないのですから。。。。。」
そっと、悲しそうに目を伏せる。
それを受けてアイナは、
「いえいえ、ジュード様はとても奥様のことをお慕いしており、普段から奥様のことを私に話してくださります。どう見ても奥様の背中を見ておいでになります。」
アイナ、、、必死だな。そんなにおふくろ様は恐ろしくないよ。。。。
「いやいや、あなたの方が長時間接しているのですから」
「いやいや、奥様の方が。。。」
もうやめてあげて。。。もう俺のライフはゼロよ。。。
俺は、スパッと手を挙げ発言する。
「何ですか、ジュード?」
「申し訳ありません、お母様、そして、アイナ。汚いものを擦り付けあうように、私を擦り付けあうのは止めていただけませんか。。。もう、、泣きそうです。」
2人は、ハッとした感じになり。
「「そんなことはしていませんわ(よ)。」」
そんなに焦ってとりつくわなっくてもいいですよ。本当に5歳児の精神だったら精神がやられてしまいますがな。そういえば、ステータスとかずっと確認できないけど何気に精神耐性とかついているのかな?
「いいですよ別に、でももうやめてくださいね。実の母親と、母親のような存在にそんなことされるのは辛すぎです。」
「「ごめんなさい。」」
2人は素直に謝ってくれた。
実も主人公もウンコなのではないかと思い、ウンコの擦り付けあいみたいなエピソードを書いてみました。




