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1.5週目

第一章 サバイバル編も今回で完結です


「あっ、俺死んだ」

そう呟いて、意識がなくなったと思ったら。


真っ白な何もない空間に俺は立っていた。

目の前には、少女が二人たっていた。

一人はウルド様、もう一人はファラスさんだ。

ファラスさんの本体か本物は更に圧倒的な美だな。

どうか、ウルド様のそばに立てないであげて。。。。


ウルド様、ファラスさん共に顔をヒクヒクと引き攣らせている。


ファラスさんが口を開く。

「小野寺 真幸さん。あなたの心の声は私たちには駄々漏れです。少し考えていただけませんか?」


ああ。。。やっぱりね。

道理で二人とも顔を引きつらせているはずだ。

ファラスさんも大変だなぁ。。。


「小野寺さん?!」

ファラスさんがあせって俺に声を掛けてくる。よっぽどウルド様が恐ろしいのだろう。でも、その怯えた姿がさらにそそる。


「小野寺」

今度はウルド様が俺に声をかける。


「小野寺、お前の不愉快な思考はともかく、お前のアースガルドにおける働きは私の予想をはるかに超えていた魔物をまとめ、街を創り、魔物に文化を与える少し手前まで行ったことは賞賛に値する。」

ウルド様は割りと満足気だ。


「ならば私は日本へ、元の世界にもどれるのでしょうか?」

俺は懇願するようにウルド様のことをみる。


「小野寺よ、それは無理だよ。お前との契約はアースガルド(世界)に変革をもたらすことだったはず。確かに変革の兆しにはなるかもしれないが変革につながるかどうかは運命の女神である私でもまだわからない。他の女神がよこした移転者達もいて不確定要素が多すぎるのじゃ。もし、これが原因で世界が変革すればお前を元の世界に戻してやろう。」


えっ、世界に変革をもたらす切っ掛けでもよさげなこと言ってませんでしたっけ?ファラスさん??

ファラスさんは俺から目を逸らす。


「小野寺よ、そうファラスを責める目で見るのではない。ファラスはファラスでお前をやる気にさせるために言っただけだろう。お前はそれに応えがんばった、、、そうだろ?」


「それはそうですけど、ファラスさん見た目だけで結構残念なところありましたから。」

今度はファラスさんモロに不満気な顔になる。いやいや、女神様の端くれなのに顔に出しすぎでしょ、ホントに顔以外は残念だな。。。。

今度はファラスさん真っ赤な顔になる。

面白い。。。


「小野寺よ、その辺にしておいてやれファラスもそれなりに頑張っておるのだぞ、制限された力の範囲でな。」

ウルド様えらく上からだな、でも、その見た目でその発言されるとなんかイラッとするのは気のせいか。

今度はウルド様が顔を引きつらせる。

ファラスさんはプッと噴出しそうな顔になる。そして、ウルド様に睨まれ顔色が青色に変わる、信号機みたいな顔とはこのことを言うのだろうな。こんなにわかり易いのはじめてみた。


「まあいい、お前のこのたびの頑張りに対して褒美をやろう何か欲しいもの何でも言ってみろ。全属性とかどうだ次、アースガルドに降り立ったとき便利であろう?」


「それでは、日本に戻るという願いは無理なのですか?」


「それは無理だ。お前との契約にそぐわない。あくまで次、アースガルドに降りたとき役立ちそうなもの一つだ。聖剣とかどうだ?」


いま、神様に願いを叶えてもらえるなら一つしかないだろ、、、、俺はそして歌いだす。

「おおきな~♪いちもつを~くださいぃ~~♪」

女神ズの目が点になる。

構わず俺は歌い続ける。

「おおきな~♪いちもつを~くださいぃ~~♪顔が隠れるくらいのぉ~~♪」


「下ネタじゃねえかよ!!」

ファラスさんが思わず突っ込んでくる。

さすが、ファラスさんだ。


ウルド様は呆れ顔で首を振る。

「お前もいいよ。。。。さっさと転生しな。」

あっちいけの手振りをする。


「ちょっと待ってください。冗談なんですから、欲しいスキルとかたくさんあります。」


「もう遅いよ。じゃあな。。。。」

ウルド様は呆れ顔で手をふる。


「おい、待て!!俺はいつ日本に戻れるんだ!!」



気づくと俺は知らないとところで知らない女の乳房を吸っていた。




一年と少し掛かり何とか第一章が完結いたしました。

ここまで駄文にもかかわらず読んで頂きまことに有難うございました。

次章へ弾みにもなりますので評価をポチっとしていただけると、多分ではありますが筆者は小躍りして喜ぶことと思いますのでなにとぞ評価のほどよろしくおねがいいたします。


なんにしても何にしても何度も挫折しそうになりながら第一章を書き終えたことは私自身感慨深いです。この作品を執筆してみて、この小説家になろうで書き続けている作家さん本当にすごいと思いました。尊敬です。

色々と話したいことはございますが、ここまで読んでいただいて本当に感謝です。

出来ましたらこれからもよりしくお願いいたします。

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