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一周目 52

そこには俺を助けた女神さまが立っていた。


?????


「ファラスさんですか?」


女神はニッコリ微笑み

「そうですよぉ~、ますたぁ」


「えええええええぇ~~~」

俺は驚愕の声を上げる。

俺の悲鳴のような驚きの声を聞きつけ、次郎や竜二、そのほか多くの魔物たちが武器を持って駆けつけてきた。

「いいよ、お前らこいつは敵じゃないから、って言うか、こいつは俺の一部だっから、これからこいつがいても気にしなさんなや。分かったら解散!!」

俺の話を聞いて魔物たちは解散していく、次郎だけは「本当によろしいのですか?」と俺を心配して声を掛けてきたが、「大丈夫だ、これ俺のユニークスキルだから。」と言って持ち場に戻した。

俺はファラスを足のつま先から頭の天辺までみる。


「その私の体を嘗め回すように見るのやめていただけませんかぁ~。嫌悪感でとりはだがたちますぅ~~♡」

ファラスさんは虫けらを見るような眼差しを俺に投げかける。


「ファラスさんて俺のユニークスキルだよね?」


「そうですよぉ」


「じゃ、ファラスさんは俺の一部ってことだよね。むしろ、俺とファラスさんは同一のものと考えてもよいですよね。」


「そうともいえますねぇ。」

だんだんファラスさんの顔が釈然としない表情へと変わっていく。


「じゃあ、いまファラスさん自分で自分の身体をじっくり見てください。」

俺の言葉に従いファラスは自身の身体をみる。


「今全然嫌な感じなんかしなかったでしょ?」


「それはそうですけどぉ。。。。」

今後、どういう話の展開になるのだろうファラスさんの顔が歪む。


「じゃあ、俺自身の一部であるファラスさんを見てもどうってことないよね?嫌な気分にならないよね?俺のこと殺そうとおもわないよね??」


「・・・・・・・」

苦虫を噛みつぶしたようなって表現がぴったりな顔をしているな、そんなに嫌がらなくてもいいだろうに逆にこっちがへ飲んでしまうよ。。。。。


「ねっ、ねっ、、いいよねぇ~www」

俺は返事を促す。


「くっ。。。いいで、、す、、、よ。。。。」

そんなに嫌がらなくてもいいのに。。。でも、なんにしてもだ許可は出た。ふたたび俺はファラスさんをまじまじと見つめる。

俺はファラスさんの周りをグルグル回りながら全身をまじまじと見つめる。


ハイソックスの履かれた脚は足首でキュッとしまっており長い脚を引き立てる。太ももに上がって行けば太すぎず細すぎず短いスカートとハイソックスから見える白い肌が垣間見える。触れば音がしそうなほど張りのあるその素足はどんな男をも魅了してしまうだろう。その短いスカートに隠れるお尻には想像をも絶する絶景が隠れているのだろう。

そして、俺の目は腰へと移っていく少しだぶついた真っ白なブラウスに隠れたおへそはどうなっているのだろう。さらに上に目を伸ばすと。。。


としようとしたその時、目の前が真っ黒になる。

ファラスさんのグーパンチが俺の顔面にヒットする。


「なっ、何するんだよ。」

地面に転がった俺の前に仁王立ちになり俺を見下ろす。

おっ、ローアングルからのショットでもう少しでパンツが見えそうだ。


ガン!!

という音が森に響くと同時に俺の顔面にファラスさんの蹴りが入る。


「見てもいいって言ったから見ただけなのになにするんだよ」

俺は弱弱しく非難の声を上げる。

「限度がありますよ、どうやったらそんなに下種で嫌らしく見ることが出来るのか関心出来るレベルです。そのような目で私のことを見るのは禁止です。」


「え~~っ、でも、、、、」


「え~~っ、でも、、、じゃありません。もう屁理屈で丸め込もうとしてもダメですよ。暴力で封じ込めますから。」

ファラスさんが俺を睨んでくる。


くっ~~~~、睨んだ顔がキュートすぎる。

これはファラスさんを実体化させるには問題があるな。なにか魅了能力的な何かがあるのかもしれないって言うか本当の女神ってこういうものかもしれない。

始めて女神さまに出会うことが出来た。


「その考えはやめてください。お願いします。危険が危ないです。」


あっ、話し方が変わってるし。。。


「そんなことないですぅ~」

話し方を訂正しながら地べたに転がっている俺の前に歩いてくる。

また、ロウアングルのポジションに来てしまうのだがいいのか?

そして、俺の目の前に立ち止まり一言


「コロシマスヨ。。。」

フ〇ーザさんも真っ青な『コロシマスヨ。。。』を俺に向かって投げかける。


「判りましたよ、以後気をつけま~~~す。」

俺は表面だけの謝罪をする。そして、立ち上がるために手を引いてもらおうと思いファラスさんの方に手を伸ばす。

ファラスさんはそれに答え俺の方に手を差し伸べる。。。。。が、


その手は交わることなく交差する。

そして俺の手はファラスさんのスカートに届きスカートを少しめくる。


俺の目に絶景が飛び込んだと同時に暗転する。

どうやらファラスさんの回し蹴り。。。いや、竜巻〇風脚が俺に炸裂したようだ


また、意識をなくし一日が終わっていく。。。。



皆様のブクマ・評価をエネルギーにして頑張っております。

少しでも応援してあげよう、面白いと感じましたブクマ・評価お願いします。

また、この拙い文章をご覧いただきありがとうございます。

これからもこの拙い文章をお読みいただけると幸いです。

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