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一周目 49

俺は配下の魔物たちを引き連れて敵地に赴く。


戦力は

グレーダーウルフ 50

ホブゴブリン  100

コボルトリーダー 50

オーク      50

リザードマン   50

アークハーピー  20

の一段進化個体及び強種族。


各部隊の指揮官が二段進化した者たちは、

ウルフ部隊はシリウスの奥さんであるクィーンウルフの【イシス】

ゴブリン部隊は【次郎】

コボルト部隊はメスのハイコボルトに進化した【マりリン】

ハーピー部隊はハイハーピーの【ブリュンヒルダ】

オークとリザードマンは俺の直轄。

オーク部隊長はミドルオークの【一夫】、リザードマン部隊超はサージェントリザードマンの【竜二】

そして、対ボス部隊が

キングウルフの【シリウス】、ゴブリンロードの【太郎】、コボルトキャプテンの【三平】、ハイリザードマンの【竜一】

である。


敵戦力は総数約1000

内戦闘に耐えうる個体は約700ほどで、殆どはゴブリンでありホブゴブリンはもちろん、ゴブリンファイター、アーチャー、シャーマンなどの職持ちもほとんどこれまでの作戦で捕獲・処分済みである。

確認されてい上位個体・強個体はボスのゴブリンキング1体、ゴブリンロード1体、ゴブリンジェネラル1体、ゴブリンナイト1体、ゴブリンビショップ3体、ホブゴブリンが少数の残っているぐらいである。

こちらの戦力をほとんど減らすことなく相手の戦力を半減させることに成功しているのはおおきい、だが、こちらの拠点が相手にばれたようでちょくちょく偵察のゴブリンが拠点の周りで確認されている。

もうこれ以上は少しづつ削っていく友釣り作戦は無理だろう。拠点に攻め込まれてこちらの建物や畑に被害が出ても面白くないので全面攻勢に出ることにした。もう少し、上位個体とか個別に削っておきたかったが仕方ないか。。。。

戦いは数だというが、圧倒的火力の前には雑魚など戦力にならない。某中将も『戦いは数だよアニキ』とか言っておきながら『このビグ〇ムが量産された暁には・・・』とか言っちゃってるし、雑魚は気にしないでいいはず。実質、ただのゴブリンの攻撃では上位個体の者たちはほとんどダメージ負わないはずだしホブゴブリンやジェネラル、ナイト数は相当数削っているからいくらボスが強くてもある程度の数でタコ殴りににすればいけるだろう。

敵地に向かいながらも、いろいろ考えてしまう。

今までいろいろ考え決断しても直前で迷ってしまう。

この性格は死んでも治らないか。。。て、俺まだ死んでなかった死にかけでした。


「真幸様、もうそろそろ敵の村に到着します。ご指示をお願い致します。」

太郎が俺に話しかけてくる。


俺は元に集まっている各部隊長とボス攻略チームに話しかける。

「各部隊長、お前らは所定の作戦道理たのむ測定外の時は各自の判断に任せる。ボス攻略チームは上位個体を各部隊になるべく近づけさせるなよ。」


俺はテレパシーで全配下に話しかける。

『勝つための計算はしてあるから、無理をせず、気楽にやってくれ』

何処か聞いたことのあるような言葉を発する。

俺は少しほくそ笑み呟く。

「さあ、楽しい戦争の時間デス。」


そして、俺はテレパシーで全配下に号令を掛ける。


『では、始めてくれ』


その瞬間、森に魔物たちの雄たけびが響き渡る。

森が揺れるような地響きとともに敵の村から火の手が上がる。

剣戟音、魔法の破裂音、ゴブリン達の悲鳴、軍勢の地響き、いろいろなものが交じり合い森が揺れている。

各部隊良くはやっているがボブリンの数が多く多少こちらの方が強くても数の暴力で少しこちらが劣勢だ。ボス攻略チームの方は、シリウスがボスを引き受け他の者たちは上位個体を各個撃破しているようだ。

シリウスは無理にボスを倒しに行かずに牽制だけを行っている。敵ボスが何か指示を出そうとしたり味方の援護に行こうとしたときに邪魔したりと実に巧みだ。

この分ならボスとの決戦まで放って置いても大丈夫だろう。

俺は雑魚チームの援護に行くか。


俺の配下の魔物たちがホブゴブとゴブリンに囲まれて各個撃破されていくのが見える。

向こうのゴブリン達は単体では弱いのでどんどんと数は減っていくが、こちらも少しずつ数を減らされていく、向こうの方が圧倒的多数なのでこのままでは勝てるにしても大ダメージだ。


俺は新兵器を手当たり次第に放っていく。


スリープクラウド!


いわゆる、眠りの雲である。

この雲の中にいる生き物は眠りに落ちていくという反則的な無属性魔法である。

俺がテレパシーをレベル8に上げた時に取得可能になった。

俺はなけなしのSPをすべて使いすスリープクラウドを取得したのだが、いかんせんレベルが低くて魔法の範囲や距離が狭くいまいち使い勝手が悪い。しかも、弱い個体にしか利かないときている。SPがないのでレベルも上げられないので実践では使えないかなと考えていたんだけども。

これが、意外に使えた。


ゴブリン達に囲まれている味方に味方ごとゴブリンにスリープクラウドを掛ける。

そうすると、俺の配下は漏れなく一段進化しているのでスリープは効かない、でもゴブリン達は寝てしまう。じつは、雑魚掃討するするのにちょうど良かったりする。

俺は次々とスリープクラウドをかけて回る。

敵のゴブリン達は見る見る減っていく、元々、敵のホブゴブたちは数が少ないので今度はこちらが数の暴力で殲滅していく俺のMPがほとんどなくなったときには雑魚の掃討はほぼ終了していた。

後の処理を各部隊長に任し、俺はボス攻略チームへと向かっていく。


残す敵はボスとゴブリンジェネラルだけになっていた。

回復役であるゴブリンビショップからやっていけと指示していたので指示どうり動いたのであろう。

こちらの戦力は、シリウスは多少傷を負っているが健在、太郎、竜一はゴブリンジェネラルを相手にしておる。三平は大怪我を負って倒れているがまだ生きているようだ。

俺はホブゴブプリーストを呼び三平の治療に当たらせる。

そして、俺と一緒に雑魚の掃討をさせていたオーク、リザードマン部隊を呼び寄せゴブリンジェネラルに当たらせる。

俺は太郎と竜一を下がらせシリウスと合流するように指示を出す、三平は欠けてしまったがいよいよ本格的にボス攻略でである。


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また、この拙い文章をご覧いただきありがとうございます。

これからもこの拙い文章をお読みいただけると幸いです。

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