一周目 3
俺は、MPを回復するため休憩することにした。
そして、大きな木の窪みをみつけ、そこに身を隠しそっと目を閉じた。
やはし、疲れていたのかこんな状態でも目を閉じるとスッと眠りに落ちた。
どのくらい眠っていたのか判らないけれども、無事、生きているようだ。
周りはまだ明るい。
「ステータスオープン」
俺は51歳にもなって、この恥ずかしい言葉を何回も口にするとは思いもよらなかった。
『お前、一体幾つだよ!!』って突っ込み入れたくなるね。。。。こんなとこに一人でいても、、
でもまあ、こういうこと考えれるってことはまだ心に余裕があるのかもね。
兎に角、MPを確認してみよう。
確認してみると、MPは15に戻っている。
よし、早速ファラスを呼び出してみよう。
「おい、ファラス」
『はい、マスター何でしょうか?』
「お前を呼び出すのに俺のMPはどれくらい消費するんだ?」
『マスターが私を使うにはマスターの世界の時間でいうと1分5ポイントMP が消費されます。』
「エッ!そんなにかかるの???簡単に呼び出せないやん!!」
『ただ、私のスキルレベルが上がれば消費MPは少なくなっていきます。ちなみに、LV1だと1分10ポイント・2だと5ポイント・3だと3ポイントとなり、、LV10のレベルMaxになればMP消費はなくなります。』
そうか、スキルレベルをあげてしまえばMPの消費を抑えることが出来るのか・・・SPを使ってスキルレベルを上げてしまえばMPの消費をおさえられるか・・
「ファラス、お前のスキルレベルをMaxまで上げるのにどれだけSPが必要だ?」
『レベル10まで上げるのにSP52必要になります。』
「それはどういう内訳だ?」
ファラスにSPとスキルレベルの関係性を説明してもらったら
スキルレベルがレベルアップするのに必要SPはそのLVの数のポイントが必要だそうだ。
例えば、LV2から3に上がるにはSPが3必要になり、9から10に上がる場合にには10必要となる。
だから、LV2から10にあげるには、3+4+5+6+7+8+9+10=52で52ポイント必要となるわけか。
取り敢えず、今は、少しでもMPを節約したいからすきるLVを5まで上げて質問してみよう。
ファラスのスキルレベルを5まで上げるよう願うと、頭の中で『ファラスのルベルを5まであげますか?』と言うアナウンスが流れた。
それに俺はハイと答えると・・『ファラスのレベルが5になりました。』というアナウンスが頭の中に流れた。
「ファラス、お前のLV5MP消費量はいくらだ?」
『1分1ポイントになります。ちなみに、LV6になりますと1ポイントで10分になります。あと、呼び出すたびに最低1ポイント掛かりますのでLVMaxにしないのであれば、今の段階ではLV6ぐらいがおすすめです』
それを聞いて俺はすぐにファラスのLVを6にする。
これで、のこりのSPは112である。
順調にSPが減っていく。。。
もっと考えて取らないと、やばいか。。
まぁ、これで結構気楽にファラスに相談できるようになったし、初期投資としてはまずしょうがないか。
「ところで、ファラス自分なりに東に向かって森の中を歩いてみたけど、このまま歩いていけば街とか海とかにいけそう?」
『一応、海にはでますが断崖絶壁で海には降りれません。でも、海にぶつかって10キロほど南下すればベルという街にたどりつけます。』
「どれ位東に歩けばうみにつく?」
『今のペースでいきますと約一週間ほどで海までたどり着けるとおもいます。』
あのダ女神、ほんとウンコだな!
無理じゃん!無理に決まってるじゃんかよぉ!!
こんなの生き残るなんて無理無理!!
50を過ぎた裸同然のおっさんが、こんな危険がいっぱいの森の中で一人ぽっち・・・これが日本の森の中でも死んでしまうわ!!
何を考えて俺を選んだのだろうか??そして、どうしてこんなところに移転させたのだろうか?
少し考えれば、わかるだろうに、、、ほんと、見た目だけじゃなくすべてがダメダメのダ女神だねぇ~。
そんなことを考えると、『無属性魔法の属性を取得しました。』というアナウンスが脳内にながれた。
「えっ??」
俺は急いでステータスを確認すると、アビリティの欄に無属性の文字を発見した。
そして、のこりのSPは12なっていた。
「おい、ファラスどうしてこうなった?」
ファラスに問いかけたその時『you've got mail』というアナウンスが脳内にながれた。
昔、そんな名前の映画があったな、なんてことをふと思い出しながらメールを確認するとメールが一通きていた。
相手は勿論あの女神だ。
さて、メールを確認してみますか。
件名:続、お前、ぶっ殺す!!
From:ウルド
小野寺、お前一辺死んどけ!
そして、顔見て説教じや!!
お前は触れてはならぬ私の見た目のことを考えた。
しかも、ウンコに例えて、、、、、、
だから、嫌がらせに無属性魔法の属性を強制的に取得させてやった。
低レベルの無属性魔法なんぞほとんど意味ないから早く死んで私の所に一回こい。
因みに、死んで魂なにならないと私の所にはこれないから、私にもし会いたいのなら死ぬことだな!
あっ、そうそうお前の世界のお前の身体な手術失敗で心臓止まっるからこのままは戻ったところで、、、って話だから
嫌がらせでこんな話をしてるわけだけど、何だか楽しくなってきちゃった。
まあ、私の所に来たら精々私に媚びへつらうことだな。
では、サッサと死んでこい。
じゃあね~(*^ー^)ノ♪
ああ、
元の世界の俺は既に死んでいるんだな、、
かなり、キツい
美奈子ごめん、
やっぱ俺駄目だった。
もし、生まれ変わって再び巡り会う事が出来たなら、君よりずっと長生きして君を守り続けていくよ、だから、神様どうか次生まれ変わるとしても美奈子に出会わしてください。
you've got mail
メールの着信音がする。
ああ、またウンコからのメールか、面倒くさ。
件名:生まれ変わっても奈美子さんとは会えませんよ。
From:ウルド
生まれ変わっても、お前の魂はこの世界にあるから元の世界にいる奈美子さんとは出会う事はねえよ!
お前はこの世界を変革させ私をさらに上位の存在にさせないないと元の世界には戻させは絶対にしません。
まあでも、一度、面と向かって言いたい事があるから死んでここに来い。
死に安いようにスキルも変なのとってやるよ。
(* >ω<)=3 プークスクスクス。。。
じゃあな
また、俺にスキル取得のアナウンスが聞こえてきた。
無属性魔法テレパシーを取得しました。
もう、何がなんだかよくわからん。
だが。。。
だがしかし。。。。
だがしかしなんだ。。。。。
死んでもすぐに死なん!!!
いずれは死ぬかもしれんが、絶対すぐに死なん!!!
覚えてろよウンコ女神め、絶対ぎゃふんと言わしてやるからな。
「おい、ファラス無属性魔法テレパシーで出来る事教えてくれ」
『ハイ、マスター、テレパシーで出来る事は言葉を声で発することなく自分の言葉を相手に伝える事が出来ます。マスターはまだ属性魔法レベル1なので半径2mのものに言葉を伝えることぐらいしかできませんよ。』
俺は頭を押さえる。
俺一人で、半径2mのものに自分の言葉を伝えることができるって何も出来ないっていうのと変わらない。
・・・・
・・・
・・
ウルド様申し訳ございませんでした。
私が悪うございました、心底反省し態度を改めますので銅貨助けてください。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
さて、どうしたものかどうしても俺をすぐにころしたいみたいだ。