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一周目 26

なにとぞブックマークと評価をください、、、泣きそうです。

ゴブリンがあのまなざしでこっちを見ている。


俺はゴブリンに近づいていき剣を振り上げ止めをさそうとする。。。。と、そのとき、ファラスが・・


『ちょっとまったぁ~!』


何だよファラス!


『ちょっと待ってくださいマスター、このゴブリンをティムしてみてはいかがですか?』


なんでだよ、仲間にすれゴブリンなんて弱いから俺が面倒見ないといけなくなるじゃんよ、シリウスみたいにある程度一匹で生きていければ問題ないけど、、無理だろ??


『それは無理ですけど、、、』


「じゃあ・・」

そう言って俺は剣を振り上げゴブリンを見る。


ゴブリンは目に涙を浮かべ身体をちぢこめおびえた様子で俺をみてくる。


「うっ・・・・」


そんな顔で俺を見なさんなよ止めがさしにくいじゃんよ。。。。


『マスターいいじゃないですか、この子を仲間にしてあげてもそれに今殺してもティムした後勝手に死んでもあんまし変わりませんよ。』


ファラスさんよ、あんた最低な考えかたするなぁ。

まあでも、なんかの役に立つかもしれないからティムしておこうかなぁ・・それにしても、ファラスさんなんでそんなにこのゴブリンのティムを進めるの??少しでも俺の経験値になったほうがいいんじゃないのか?あんなにレベル上げろレベル上げろって言っていたのにこのゴブリンになんかあるのか?


『別に何もないですよ、なんとなくゴブリンとか従魔にすればおもしろいかなぁって思っただけです。深い意味はございません。それにゴブリンも進化すれば話せるようになりますし少しは寂しさをまぎらわせるかもしれませんよ。』


「なんとなくなってそんな理由で従魔を増やせってか面倒くさっ!」

そう言って再び俺はゴブリンに剣を向ける。


ゴブリンは「ギャッ?!」と小ささ悲鳴を上げあの目で俺のほうを見つめる。


俺の頭なのかにまたあのイメージが流れる。

『ゴブリンが仲間になりたそうにこっちを見ています。』



・・・・・


「は~、仕方がない助けてやるよ」

俺はこのゴブリンを受け入れ従魔にすることにした。


『ぷ~~~~~っ、マスターもなかなかチョロいですねぇ~、私の口車に簡単にのってwwww』


「なっ!なんちゅうこと言うんじゃこのスキルは・・・・最悪だ。こんなことならこっちの世界にくる時

、伝説の剣だの防具だの剣や魔法の才能をもらっておけばよかった。。。。」

俺はがっくりと肩を落とす。


『ドンマイwww』


「このクソがっ!・・・・・・いやウンコか。。。。お前もやっぱりウンコ女神かよクソ!!」


『ひっ!ウンコ女神ってワードだけは言わないでください。それに私はウンコではないので一緒にしないでく・・・・・ひぃ~~~~』


???


なにがどうなった?会話のと途中で悲鳴が聞こえたが【ウルド】さんから本体がひどい目にあってるのかなぁ?いい気味だよ。


まあいいや、うんこ女神は放っておいてこのゴブリンを何とかしよう。そう思いおれはスキルを使いこのゴブリンを従魔にした。


ん?


ティムのスキルレベルが上がったたみたいだな。


「お~い、ファラスさんよティムのスキルレベルが上がったみたいだけどなんかできるようなったりしない?」


なにかうわずったようなかぼそい声が頭に響く。

『レベル2ごときでは何にもできませんよ。レベル1の時より多少ティムの確立が上がるぐらいですがマスターの場合はティムできるときは基本仲間になりたそうに見てきますからほぼ関係ありませんね。それと二度とあのウン○女神というワードは言わないでください。』


ウン○女神ってウンコ女神のことか?


『ひっ、申し訳ありませんでした。もう二度と見下したり馬鹿にしたりしませんのでそのワードだけはおねがいします。。。。。』


えっ、いま見下したりとか馬鹿にしたりとかいった?


『いえ、言っておりませんし考えてもおりませんのなにとぞよしなに。。。。』


まあいいよ、許してやるよ。お前さんが使えなくなると俺としても困るからな。


『ありがとうございますぅ~。』


こいつ絶対俺ことチョロいとおもってるよぜったい。


『そんなことより、この子になまえつけないのですか?』


そんなことよりって、やっぱチョロいって思ってたんか~~い!!


『思ってませんよ。魔物に名前をつけると自我が確立してきて生き残りやすくなりますよ。そして進化もしやすくなりますよ。』


まじでか。。じゃ、名前つけようかなぁ。。。。。


『なんか乗り気じゃないですねぇ~』


だってなぁ、ゴブリンって弱いし名前付けて死んじゃったりしたらかなしいでしょ。


『なに言ってるんですか、今さっきサックとこの子殺そうとしていた人のいうことばじゃないですねぇ。』


まぁ、そうだけど。


俺はゴブリンを見る。


ゴブリンは俺の目をまっすぐみつめてくる。


なんて穢れなのない無垢な瞳なんだ。


さっきまでの俺の考えがクソのようだよ。


『そうですねぇ、本当にくそですねぇ~』


あっ、こいつ乗っかって俺に毒吐きやがった!!


『いいじゃないですか、さっさと名前付けてあげましょうよぉ。』


わかったよ命名しますよ!こいつオスだよな?


『当たり前じゃないですか、見て分からないのですか?お馬鹿ですねぇ~』


こいつ全然反省してないな!いつか見てろよ!!

ゴブリンは俺を見つめワクワクした様子である。


う~~ん、、、、


いい名前が浮かばない。。。


『私がつけてあげましょうか?』


結構です。


『即答ですか。。。。なんかさびしいです。。』


なんかお前さんセンス悪そうだしね。


『私これでも知識を司る魔神ですし良い名前とかしってますよ。』


う~~~~ん


決めたお前の名前は今から【太郎】だ!!


『私の話はスルーですか、しかもゴブリンに【太郎】って男の子だから太郎って安直すぎじゃありませんか?』


いいだろ、【太郎】喜んでるみたいだし。。。これでよし!!


俺が太郎をみるとそこには満面の笑みのゴブリンが立っていた。





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心が折れそうなときにもそれを励みに頑張れますのでなにとぞよろしくお願いいたします。



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