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二周目 49

俺の隣でハンスがモジモジしている。


マイクすげーな。

ちょっと見詰めるだけで自分のこと好きにさしてしまうなんて、学校に行ったらある意味、無双状態になるのではないだろうか、学院には令嬢、令息しかいないのだからやりたい放題だよな。やりすぎない程度に少しずつ魅了していき派閥をつくり大きくしていく、そして、反撃できないほど派閥が大きくなれば一気に攻勢に出て学院を制圧する。

男子しか利かないのがネックだが、学院の半分は男子だろうから少なくとも半分は支配下における。支配下に置いた男子の婚約者とかも引き込めば過半数はとれる。

そうなれば、もうチャームを使わなくても学院を支配できるだろう。

大人になればそれを起点に王国での地位の向上も思うがままになるはず、そのまま、広げていけば王国を乗っ取ることもできるかもしれない。


う~~ん、マインド系のスキルって反則だな、抵抗できる物ならいいけど出来ないと幾ら武の才能があって努力していても無意味だ、まさしく今のハンスの様に、ハンスも色々鍛えてきて根性もあるし腕っぷしも結構ある、でも、この感じゃ意味ないよな。


もしかしてこのままマイクについていって裏からこの国を動かすことが出来るんじゃないのか?


そうすれば、世界に変革を起こすことも可能になってくるのでは?


俺は考える。



「ジュード、ジュード何を考えているの?」

マイクが俺に話しかけてくる。


「いや、マイク、君の能力スゲーなとおもって、俺なり今後のことを検証していたとこなんだよ。」


「そんなにぶっちゃけていいの?」


「僕たちまだ子供(おこちゃま」)なんだしいいじゃない?それよりハンスのチャームといてよ、これから3人でいるのに気まずいからねえ。」


「いやだよ、折角、かわいい子が来たのにもったいない。それより何で君はかからないの?」


「判らないよ、それに、判ったとしても教えないよ対処されて僕がこうなって嫌だしね。」

そう言ってハンスを見る。


ハンスはモジモジして顔を真っ赤にして俯き俺たちの会話も耳に入ってこない様だ。もし耳に入ってきているのなら自分が何か仕掛けられているとわかってチャームに抵抗ししているはずだ。そう考えると一定より下の自我には効かないのかもしれないな。大人にきかないのを鑑みてもそれは納得できる話だ。俺はこんな姿(ナリ)だが精神的には大人で自我が完全に形成されているから効かない、そう考えると得心する


「しかも、だんだん効果が薄くなってきているような気もするし。」


「たしかにレジストし続けて耐性がついてきたのかもね。」


「そうか、レジストされ続けると耐性が付くのかもしれないのか気を付けないといけないな。」


「何に気を付けるんだよ!」

軽くツコッミをいれる。


でも、そうだよなレジストさせ続ければいいのならばまだハンスにも可能性はあるかもしれない。そう考え俺はハンスの頭を思いきり張ったおす。


モジモジして下を向いていたハンスはテーブルに顔面をぶつける。


顔面をぶつけたハンスはムクッとたちあがり俺の胸倉をつかみ凄む。

「おい、お前いったい誰に何をしてくれているんだ?」


よかった、どうやらチャームが解けているようだ。







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