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一周目 9



実食!!


ホーンラビットのお肉は脂がのっていてかなり美味しかった。

脂ののったお肉に塩は鉄板だな!俺はそう思いながらお肉にむさぼりつく。


お腹が膨れてくると落ち着いたのか、余裕が出てくる。

そういえば、結構スキル手に入れたよな!


ステータスオープン


名前:小野寺 真幸  年齢:51歳  種族:普通人族  職業:会社員 Lv:2

HP:50/61  MP:15/30 SP:12

力:25 魔力:30 素早さ:21

 

スキル

モンターティムLV1:投擲LV2:隠匿LV2:索敵LV2:解体LV1:メーリング


魔法

神聖魔法(ヒールLV1):無属性魔法(テレパシーLV2・サイコキネシスLV2)


スペシャルテクニック

バックスタブLV1


ユニークスキル

ファラス(LV6)


おっと、いろいろ増えてるな。

突っ込みどころはいろいろ有るけれど、まずは、スペシャルテクニックってなんなんだ?


『いわゆる必殺技です。』


必殺技。。まぁ、魔法のある世界だし良しとしよう。俺はそうゆうものだと強引に納得した。

で、バックスタブってなんだ?


『簡単に言えば、背後から気づかれずに近づき致命的なダメージを与える技ですね。この技を極めれば瞬時に敵の背後に回り込み後ろから攻撃することが出来るようになります。ただ、見つかれば反撃を受けますしたくさん人がいる場合には敵の仲間からは見えているのでかなり危険です。』


なんだよそれ、あんましいけてないじゃんよ!


『でも、不意打ちには有効ですし今回みたいに低レベルの単体の魔物にはかなり有効ですので現状ではかなり使える技になちますよ。』


う~~ん、なんか地味だなぁ。。


あとは、レベルが上がってるけどSPが10しか上がってない、これは1レベ上がるたびにSPが10ポイント上がるってことでいいの?


『そうですよ、基本的には1レべあたりに10ポイントです。』


基本的にはって、例外があるの?


『SP増大のアビリティがありますが、取得にSPが500必要になります。仮に、50レべまで上げてこのアビリティを取得できたとしても元を取るのにさらに50レべまで上げないといけないのでおすすめしませんけどね。』


じゃ、なんでそんなアバイリティあるんだよ。


『ゆわゆる天才とか言われる人間たちが生まれながらにして持っていたりしますねぇ~』


ズルい・・・


『いやいや、マスターの方がかなりずるいですよ。』


まぁ、そらそうか。。。


スキルレベルにも壁とかあるの?


『有りますよ。基本的には3レべです。』


また、基本的にはかよ、、、今度はどんな天才だよ。


『まぁ、天才と言えば天才ですが、剣の才とか魔術の才とかですので割と沢山持っている人はいます。ただ、気づかずに過ごしている人がほとんど出るけどなので、何とかの才の取得SPは割と低めでだいたい50が多いです。』


で、その何とかの才を取ればスキルレベル上がりやすいのか?


『持っていない人のほぼ倍です。』


おお、なかなかだなぁ、、でも、取らなくても倍努力すればいいだけだからSP50は微妙か??


『しかしですね、言うは易しですよ。なかなか一つのものを極めるのには膨大な時間がかかります。それが半分の労力で手に入るのですから私は50ぐらいならお勧めだと思います。それに早くレベルが上がれば強い敵とも争えるようになりますし、そうするとさらレベルが上がりSPが取れたりスキルレベルが上がりやすくなったりと私などは愚考いたしますがどうでしょう。』


そうか、取り敢えずSPを50まで貯めてから考えるか。


まあ、この件は置いておいて、まずはどんぐりとクルミを何とかしよう。

ファラスよこいつらの処理の仕方を教えてくれ。


『ハイ、マスター・・・』


俺はファラスから処理の仕方を学びどんぐりからはドングリ粉を造りクルミは種を取り出し炒って食べれるようにした。ドングリ粉を練って小さくちぎり鍋で焼くとに少し苦みのあるクッキーのようなものが出来た。パンがなければクッキーを食べればいいんじゃない!!って感じでこれが主食になりそうだ。。。あんまりおいしくないけど、クルミはおいしいが塩を振らないと飽きてくる。塩がないのは厳しいので今あるお塩を大切に使わないといけないだろう。もしなくなったりしたら。。。。どっかの料理長のように〇ライト艦長に愚痴らないといけなくなってしまう。それほど、塩は重要だ。

どうにか塩を手に入れる手段を考えないと、ここでレベルをある程度あげて街に行くことが出来なくなってしまう。


ファラスさん、この近くに塩が取れるなにかない??


『ここから北西に5キロほど行ったところに岩塩が採掘できる場所ありますよ』


おお、、しかし、この辺なんでもあるな。なんやかんやいってウルドさんいい人?神?だったのか??

これで塩の確保のめども立ったし食料は何とかなりそうか。

あとは俺がある程度強くなれば街に向かって旅立てるか。

でも、ここで生活できるならここで自給自足の生活をした方がよいのか?


ファラスさん、この洞窟の中にいて出来るようなスキルの訓練ってある?


『サイコキネシスと投擲ですかねぇ。サイコキネシスは小石でも何でも動かしていれば自然にレベルが上がりますし投擲も何かを狙いを定めて投げていれば少しはレベルは上がります。でも、魔物相手に使ったほうが経験は得やすいですけどね。』


安全にレベルアップできるなら無理に魔物と戦わなくてもいいじゃないか?

暇だからとりあえずサイコキネシスと投擲の訓練でもしてみるか。

俺は洞窟の壁にしるしをつける。そして、その反対側に立ち小石を印に向かって投げる。

一応、小石は印に命中するスキルの力ってすばらしい。。。そして、投げた小石をサイコキネシスで自分のところに引き寄せる。こうすれば一度で二度おいしい小石をわざわざとりに行かなくてもいいし楽だ。

20回ぐらいこの作業をしているとMPが切れサイコキネシスが使えなくなった。


この方法だとすぐにMPがなくなって返って効率が悪い。ファラスの言うとおり魔法の使用はなるべく魔物に使用しよう。 

そうなると投擲の練習だが小石をたくさん集めてなげるの面倒だから、たくさんある銭貨でもなげて練習するか、銭貨は鉄で出来た穴の開いたお金で五百円玉ぐらいの大きさだ。これならたくさん有るし投擲の練習にちょうどいいだろう。

夜は長い俺はする事もないしひたすら投擲の練習をする。


三日ほどすると投擲のスキルはレベルが3になっていた。


昼間はは外に出て、常に索敵、隠匿の練習をしながら木の実を集める。夜は木の実を加工したり投擲の練習をしたりしながらすごす。

たまに出てきたホーンラビットを倒したりしているとレベルも少しずつ上がっていく。

そんな生活を30日ほどすごしていると、、、塩がなくなってきた。


レベルも少しは上がってきたしこの拠点から少し離れてところに行ってみてもいいころか、あんまし離れるのは怖いからとりあえず塩を求めて岩塩を取りにいこう。


ファラスさんよ、この近くに岩塩があるっていってたよな?


『ハイ、マスター、ここから5キロほど離れたところに岩塩がむき出しになっているところがあります。』


そうか、、初めてのちょうどいい距離だな。

よし決めた、明日、岩塩を取りに其処に向かおう。


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