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四原色の呪法  作者: 二泊十日
第一章 裁きの仮面
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三話 異国の女


 案内された場所は、建物の三階にある大広間だった。

 襖を取り払った吹き抜けの座敷には、柄の悪い男たちがそれぞれ場所を陣取って商品を並べていた。

 客は五十人くらい。高そうな着物や背広の男が多い。正体を知られたくないのか仮面をして顔を隠している者もいる。


「『闇市』って聞いてたからもっと雑多な感じを想像してたんだけど……」

「俺達、場違い感がすごいな」

「足元見られないかな」


 よれよれの着流しの皺を伸ばしながら、三人は辺りを見回した。


「売り出しているのは、うちの構成員や提携している組織の者たちがほとんどです。もし無礼なマネをする者がいたら私に言ってください」

「これ客はみんな陰陽師なんですか?」仁座が訊ねる。

「まさか。一見様は陰陽師だけとさせてもらっていますが、ここにくる客のほとんどが一般人ですよ。彼らは私らの『お得意様』です」


 彼の話を聞きながら歩いていると、何かを見つけた洋三が顎をしゃくった。


「おい、見ろよ。飛国の人間までいるぞ」

「え? ……ほんとだ」


 さし示した先には、煌びやかな髪に真っ白な肌の異国の女が二人、商品を見ながら歩いていた。

 

 豊雲のはるか西、峰裏もその西に存在するという大砂漠も越えた先に「ヘリオス」という国がある。通称「飛国」とも呼ばれる彼の国は、二十年前にたった数隻の軍艦で豊雲を首都の一歩手前まで侵攻しかけた強国でもある。

 国交を結んで以降は友好的な関係を保っているが、戦争を経験した世代では、今でも彼ら飛人を恐れる者たちもすくなくない。


「ここは来るものは拒まない方針なので、まれに異国のお客様もいらっしゃいますよ」巳島は説明した後、一言付け加えた。「ちなみに先ほどの方は、もう一組の一見さんです」


「へえ……異国の陰陽師か……」


 仁座は感心して、まじまじと二人を見た。

 一人は、長身の妙齢の女性。黒のロングパンツに白いシャツ、ポケットの多い草色のジャケットを着た、男装といってもいいような風貌。短く肩口まででカットされた白金色の髪と涼しげな緑の瞳が特徴的な女だ。

 落ち着いた態度ながらも、周りを警戒しているのか隙がない。


 もう一人は、紺色のワンピースを着た、まだ幼さの残る少女だった。こちらは警戒心は全くないようで、興味深そうに商品を見て周っている。落ち着きなく青い目をきょろきょろとさせるたびに、一束にまとめた金髪が、馬の尾の様に払われていた。


「女子供の陰陽師ってのも珍しいな」

「豊雲では女の陰陽師は、家の守護なんかを担当しているために街中では見ることがすくないんだよ。女は陰の気が強いとされていて、外回りは陰陽道的に向いてないんだ」

「へえ」

「二人とも。あんまりジロジロ見てると失礼だよ」


 じろじろと不躾な視線を送る二人を直炭が呆れ声で注意する。


「……よろしいですか。では、この市場での決まりを説明します」


 先頭を歩いていた巳島が足を止めて、こちらに振り返った。

 案内された先は広間の隅に作られた売り場のひとつだった。机の上には親指ほどの大きさの獣面人身の人形が山盛りになって売られている。


「あ、吼安君こうあんくんだ」直炭が声をあげる。


 吼安君とは、〈黄気こうき〉を司る神獣である獅子を擬人化させたものだ。


 〈黄気〉とは、陰陽道における四つの属性のうちの一つをさす。

 古代の学者たちは自然現象を観察することで、万物が四つの感情により引き起こされると考えた。


 四つの感情とは、『激情』を司る『赤情』、『関心』を司る『黄情』、『調和』を司る『緑情』、『悲哀』を司る『青情』のことである。

 これらの情により起こった気をそれぞれ『赤気』、『黄気』、『緑気』、『青気』と名づけ、それらが周囲のものごとに感応して龍脈を動かし、万物の生滅変化を引き起こすと彼らは考えたのである。

 ちなみに陰陽道において、この四つの情を合わせて『四情』と呼び、四色の気を『彩気』と呼ぶ。


 巳島は木像を一つ手に取ると、仁座に手渡して説明をする。


「ここでの通貨の代わりですね。木の吼安君ひとつが五千園、さらにこれが十倍になるにつれて銅、銀、金と上がっていきます。闇市は法律で禁止されていますからね。一応ここは市ではなく、宗教的な会合ということになっております。こちらの像を寄進することで、相手もまた感謝の情をもって商品を贈答する。そういう仕組みだとお考えください」


「その建前いるんですか?」洋三が訊ねる。

「たとえ形だけでも配慮とは大事なんですよ」

「なるほど」

「法の抜け穴というやつですね」

「いや、これは配慮というか……陰陽術の【千乗羅漢】(せんじょうらかん)の一種ですよね」


 巳島の説明に納得しかけた二人に対して、仁座は相手の嘘を責めるような口調で指摘をした。

 すると巳島は少し驚いたような顔をすると、目を細めて感嘆の声をあげた。


「……ほう、流石によくご存知ですね」


 情が万物に色を与え影響を与えるということは、逆もまた然り、つまりこれら四色の気は人の感情に感応するということでもある。これは陰陽術の重要な理の一つだ。


 【千乗羅漢】は、この特性に着目した古代峰裏の軍師が考えた陰陽術である。

 同じ彩気の術具をいくつもそろえることで、その場の気の均衡を偏らせ、人間の感情を動かすという単純な術だ。質の悪い術具でも効果が望める簡単な陰陽術として古くから親しまれている。


 歴史書によると、考案者は兵士たちに赤気を司る神獣朱雀を擬人化した神像『釈問天』(しゃくもんてん)の絵姿を刻み込んだ鎧を着こませることによって戦意を高揚させたと伝えられている。


 仁座は手の中で人形を遊ばせながら、相手の狙いを説明して見せた。


「〈黄気〉は関心の情へと感応する。この像はこの場にいる人間の好奇心と欲を刺激し、増大させる狙いがあるみたいだ。……陰陽術を商売に悪用するのはあまり感心しませんよ」


 仁座は、咎めるような目で巳島を見つめる。、


「安全の考慮はされています。当会場では、ツケによる交換は認められていません。あくまで自分の財布に無理のない範囲でお楽しみいただくことをモットーとしてますので……では、ごゆっくり楽しんでください」


 巳島は一礼すると、足早に立ち去ってしまった。


「逃げたな。……しかし、後払いなしか。こりゃあ絶対に目的の物は買えないな」

「いくら持ってきたの?」

「三十万園。全財産下ろしてきた。もともとこれだけで買えるとは思ってないけど、もしかしたらってこともあるし……」

「そんなに持ってきたのかよ! だったら、買えるかもしれないだろ。見にいこうぜ」


「いやあ、絶対無理だと思うぞ」


 もし売り出された祭具が、本物であるのならどんな安物でも数百万園はするはずだ。三十万程度ではどうあがいても買えないだろう。


 会場にいる人々の流れは、ゆるやかに奥の座敷へと続いているようだ。

 おそらくこの流れの先に、今回の目玉商品があるのだろう。


(とりあえず一応確認して、もし貴重なものだったときは後で回収に行くか。)


 仁座は流れに身を任せながら、そんなことを考えていた。

 陰陽術の術具は、素人が扱うには非常に危険な代物も多い。歩き陰陽師として諸国を回っていたころは、戦争中に世に流れた術具を回収して信用できる神社等に預けるのも仕事の内だった。

 泥棒まがいの行動をとるのはあまり誉められたことではないが、まあ相手もどうせまっとうな手段で入手した者ではないだろうし……と考えていたところで人の流れが止まる。


「……これが売りに出されたという祭具か」


 広間のもっとも目立つ場所、ステージのように一段高くなった場所に、それは鎮座していた。

 頭部に輪形の遊環がついた錫杖だ。長さは大人のよりも頭ひとつ分は高く、全てが鈍く光る金属で作られている。

 無骨な作りに反して、値札に記された額は予想以上のものだった。


「高っ! 金の吼安君が十人もいるのか!?」


 三人は値段を見て仰天する。

 彼らの今の稼ぎでは一生かかっても買えない額だ。

 どうやら、売りに出されていたのは、祭具の中でも本物中の本物のようだ。

 手に持たずとも、周辺の気へと干渉する力を感じる。この場にいる誰もがこの杖に目を奪われていた。


「なになに……『転輪杖』(てんりんじょう)、内戦時に途絶した刈屋かりや家の祭具。黄気二段……おいジンザ、段ってなんだ?」


 商品横に書かれた説明文を呼んだ洋三が質問をする。


「陰陽師や陰陽術の格を表す尺度みたいなもんだ。使える術の段位がそのまま陰陽師の格になる。三段で並み、四段で優秀、五段で超優秀だと考えてくれたらいい。いいか。祭具ってのは、術の補助具だ。つまりそいつを使えば、並みの陰陽師なのに超優秀な陰陽師と同じ術が使えるってことなんだ」


「超凄いじゃん」洋三が息を呑む。


「超凄いよ。しかし、何でこんな立派なものが裏に流れてんだ? ……こりゃあ、下手なところに流れる前に回収した方がいいよな。最悪今夜あたりこっそり……」

「ちょっとこんなところで、冗談でもそんな物騒なこと言わないでよ」


 仁座の独り言を聞いて、直炭が小声で注意する。


「――おや? そこにいるのは蘇芳さんじゃないですか!」


 不意に背後から声をかけられ、仁座は振り返った。

 一人の男がこちらに近寄ってきた。綺麗に左右に黒髪をなでつけた羽織姿の中年の男だ。


蔵持くらもちさん! 何でここに?」

「知り合いか?」洋三が訊ねる。

「俺が世話になっている質蔵しちぐら玉繭蔵たままゆぐら』の店主さんだよ」

「タママユ? あの織物売っている『玉繭ぎょくけん商会』と何か関係あるの?」

「元代表らしいよ」


 玉繭商会とは、綺京にある倉庫業や紡績業を営んでいる商会だ。

 もともとは繭蔵を持つ小さな絹問屋だったが、いち早く峰裏や飛国の技術を取り入れた製糸工場をつくり、絹の増産を行ったことで一気に国でも有数の商会へと成り上がった。

 その舵をとったやり手の商人が、目の前にいる蔵持富生くらもちとみおという男だ。


「あなたも祭具これを見にきたんですか」

「いやあ、俺もいっぱしの陰陽師として自分用の祭具が欲しかったんですけど……やっぱり高いですね。こんな立派なものが売られているなんて予想外でしたよ」


 蔵持の問いに苦笑いで答える。すると彼は不思議そうに眉根を寄せた。


「自分の祭具? 祭具なら蘇芳さんは、立派なのをうちの蔵にひとつお預けになっているじゃないですか?」

「ええ! お前あんな高いもんと同じやつ持ってるの!?」

「すごい!」

「ちょっと! 蔵持さん。さらっと顧客の情報を漏らさないでくださいよ」


 ざわつく友人に居心地悪そうな顔をしながら抗議する。

 興味津々な二人の視線を背に受けながら、仁座は答えずらそうに曖昧な言葉で説明した。


「あれは……実は借り物なんです。本当は早く返さないといけないんだけど、持ち主になかなか会えなくて……。もともと俺はそのためにこの綺京に来たんですよ」

「ええ!?」


 蔵持は初めて聞いた仁座の事情に驚きの声をあげる。


「そんな事情があったんですか? ……そうだ! もしよろしければ私の方でその人探しを手伝いましょうか」


 蔵持はすぐに商人らしい作り笑いを浮かべてそう申し出た。

 相変わらず商魂たくましい人だ、そう思いながらも仁座は提案を断る。


「教えませんよ。蔵持さん絶対相手に売ってくれって言い寄るつもりでしょう。……そもそも蔵持さんこそ、何でこんなところにいるんですか? ……ここ闇市ですよ」

「仕事の一環ですよ」


 蔵持は飾られている祭具をためらいなく手に取ると、真摯な顔つきで何かを考えているような顔のまま数秒固まった後「うん」と納得した顔で頷いた。


「先の内乱で多くの貴重品が行方知れずになりました。そしてその多くはこういった闇市で売り出されています。私は、とある陰陽師でもある政治家の先生に頼まれて、そういったお宝、特に陰陽術の術具を回収する仕事を請け負っているんです」


「政治家の命令かあ……大変ですね」


「我が国の防衛は未だ陰陽師が多くの役割を担っていますから。もし祭具が国外に流出してしまえば、それは国防の低下と相手国の戦力の上昇に直結します。政治に携わる方々にとっては、いくらかかっても優先すべきことなのでしょう」


 私自身にとっても、やりがいを感じる大事な仕事です、と蔵持は誇らしげに笑いながら、手下げ袋の中から金の神像を十個取り出し並べる。

 洋三と直炭が唖然としてその光景を眺めた。


「すげー……」

「……住む世界が違うな」

「うーん……まあ、いいか。大事にしてやってください」


 しばし悩んだ後、仁座はそう言って小さく頭を下げた。

 商人に闇市に行って来いと依頼する人間が善人とは思えない。だが、身元のはっきりした正しい知識がある陰陽師なら最低限の節度をもった取り扱いができるはずだ。そんな信頼を仁座は同業者に対して持っていた。

 

「お伝えしときますよ。……おっと、そうだ!」ふと思いついた、といった様子で蔵持が話を切り出す。「蘇芳さんは、たしか陰陽師として、なかなか腕に自信があるとかおっしゃってましたよね?」

「ええ、そりゃまあ。――何か相談ごとでも?」

「実はこの市には、普通の術具も結構売られているんです。蘇芳さんならその良し悪しが分かるんじゃないですか? 何か掘り出し物があれば、高値で買いとりますよ」


 なんてったって予算は全部お偉いさん持ちですから、と蔵持が笑う。

 

「へぇ……」


 あまり私利私欲のために陰陽術の知識を使うのは自分の主義ではない。だが、いま自分が日銭を稼ぐためにあくせくして、この街に来た本来の目的がおろそかになっているのも確かだ。蔵持の仕事を手伝うついでに、生活費を稼ぐのもやぶさかではない。


「なあ、ちょっと回ってみてもいいか?」


 仁座は振り返って友人たちに確認をとった。


「いいぞ。俺も面白いもんがあったら買うつもりだしな」

「見学しているだけでも楽しいから僕も問題ないよ」


 二人は笑顔で頷いて見せた。

 こうして三人は、掘り出し物探しを始めることにした。


   ○


「お! あれは……ちょっと集合」


 ふと何かに気付いた仁座が小声で二人を呼んだ。


「見つけた。掘り出し物だ! ――あれだ」


 彼が目配せした先には、古ぼけた弓が置いてあった。

 翡翠色の複合弓だ。左右非対称で、持ち手の近くに鳥の頭を象った金細工が施されており、まるで羽を広げて空を切る鳥のような伸びやかな形をしていた。


「……まちがいない陰陽術の術具、それも戦場で実際に使われていた武器だ。『翡翠離条ひすいのりじょう』――射た矢の軌道を操ることができる便利な弓だ」

「でもあれ『どこに飛んでいくかわからない不思議な弓。怪我をしても当方は責任をとりません』って赤字で書いてあるよ」


 大きく書かれた注意書きを直炭が読んだ。


「壊れているからな。素人が見よう見まねで直した痕跡がある。あれじゃあ当たるもんも当らなくなる」

「値段は木の吼安君が三人か……壊れてるなら、そんなもんじゃないのか?」


 洋三の疑問に仁座は首を振ってこたえる。


「いや、俺なら直せる。安くても五十万くらいにはなるぞ」

「ええっ! 五十万!?」小声で驚きの声を上げる直炭。

「えーと人形一個五千園だから……四十八万五千園の儲けか! いけ、ジンザ! 早い者勝ちだぞ!」

「ああ、任せとけ。今夜は俺のおごりだ。提灯橋通りへ牛鍋を食いにいくぞ」


 慌てて背を押してくる洋三に力強く拳を握って応えて見せると、仁座は標的へと近づいた。そうして二度三度、商品の周りをうろうろすると、袖から木像を三つ取り出し机の上に置いた。


「これください」

「これください」


 言葉が重なった。

 机の上を見ると、そこにはなぜか六人の吼安君人形がいた。

 六人のうちの一人の吼安君を持った小さな手、白く細い腕をさかのぼるとそこには、金髪碧眼の少女がこちらを見つめていた。


 先ほど見かけた飛人の少女だ。

 少女は透き通った青い瞳を見開いてこちらを見ていた。

 

 譲ってくれ、仁座はそういった思いを込めてじっとその眼を見つめ返した。

 するとまん丸い大きな瞳が半眼になり、じっと睨み返された。

 数秒の交差で相手が引く気がないことを悟った二人は視線を切ると、今度は売り子の男にまくしたてた。


「おじさん! 俺の方が先だったよな」

「いやいや、オレの方が早かったろ!」


 少女もあわてて訴える。随分と男勝りだが流暢な豊雲語だ。

 二人に詰め寄られた店員は、困ったようなそぶりで肩をすくめてみせた。


「俺に言われてもまだわかんないよ。――だって、まだお代を出してる途中だろ? 二人ともお代が足りないよ」

「はあ?」

「ちゃんと払ってるだろ――いや、そうか」


 呆けた声をあげたが、すぐに男の意図を悟る。

 この男、値段を吊りあげるつもりだ。物の価値も知らないくせに業突く張りな男である。


「……わかった」

 少女が素早く木の吼安君を一つ追加して言った。

「オレの方が先に料金を払ったから、これはオレのもんだな」


 そういって少女が物を取ろうとすると、


「お嬢さん。一人足りないよ」


 仁座が人形を二つ取り出して置いた。

 再度、二人は視線を交差させた。


「おい! ナオスミ、ヨウゾウ、これで買えるだけ吼安君を買って来てくれ!」

 

 仁座は二人に財布を渡して頼んだ。 


「タリア。オレの小遣い全部吼安君に変えてきてくれ!」


 続いて少女も大きく膨れたがま口の財布を連れの女に渡す。


「任せとけ! おい、行くぞナオスミ!」

「了解!」

「……わかりました。ただ、無駄遣いはほどほどにしてくださいね」


 頼まれた彼らは、三者三様の態度で交換所へと向かった。

 こうして闇市の隅で小さな競りが始まった。



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