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たったひとつの言葉

作者: 詠月 紫彩

生まれてから死ぬまで


何度言っても言い足りない


そんな言葉が


たったひとつだけあるのです




恥ずかしくて


向き合えなくて


素直になれなくて


うつむいてしまって




どうしても言いたいのに


なかなか口に出せない


そんな言葉が


たったひとつだけあるのです




教えてもらった時


褒めてもらえた時


心がとても温かい時


誰かに感謝したい時




言いたい時を指折り数えても


挙げきれないくらい


そんな言葉が


たったひとつだけあるのです




けれど今だから言えるのです


心を込めて私からあなたへ


大切な人へ、見知らぬ人へ


「ありがとう」と

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― 新着の感想 ―
[一言]  はじめまして、葵枝燕と申します。  「たったひとつの言葉」、読ませていただきました。  なぜなのか「ありがとう」って、心の中でそう思ってても、素直に言葉に出てこないなって思いました。照れく…
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