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推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第十二章
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猫と粉で感動を…?3


「はい、ありがとうございました〜〜!」


とりあえず、終わってよかった…。

津乃田さん吉岡さんも、すごく上手かった。

あんなに直前に台本渡したのに、こんなにちゃんと

キャラ設定まで読み込んでくれて、朗読して

くれるなんて、さすが声優さん、としか言えない…


「いやぁ、面白いですね!僕女性!?って

 思っちゃった!あっはっはっ〜〜」


「私もてっきり、津乃田さんがレオかと思ったら

 まさかのレイアットで、びっくりしました!

 でも津乃田さん、女性の役似合いますね?」


「ははっ、それ喜んでいいの?ありがとう?」


鷲咲さんや、津乃田さん吉岡さんのコメントが終わって

無事にコーナーが進んでいく。


これで、私達脚本家の出番はお終いだ。


生放送自体も、問題なく進んで、部無事終了した。




「西河さん!急に居なくなっては困ります!

 今回は何の問題がなかった、とは言え、もし

 何かあったらでは遅いんですから!」


とはいえ、事の真相を知らないスタッフには怒られる私。

仕方ないけど。向こうで睨んでいる、本田さん?だっけな、が

気に食わなそうな顔しているけど、それは気にしないでおこう。



(今日は1日で色々ありすぎた…早く帰りたい…

 明日は舞台の方手伝わないとだし…)



「庵ちゃんっ!」


「あ、津乃田さん!すみません、本当に助かりました!

 来てくれなかったら、どうなってたことか…」


「いや、いいんだよ、本当に良かったんだけどさ…その…」


「なんで、ちゃんと言わないんですか!」


津乃田さんの会話を遮って、聞いたことのないトーンで

話しかけてきたのは、裕さんだった。


「もし、何かあったら、どうしてたんですか!?

 スタッフさんに言うべきですよ!」


「あ、すみません…」


「まぁまぁ、梅代くん、とりあえず、なんとも

 なかったからさ、落ち着こ?」


「それはそうですけど…」


「大丈夫ですよ、今回は無事に終わりましたし、でも

 ご心配掛けて本当にすみませんでした」


「よしっ、ほら、無事終わったことだし、庵ちゃんと

 梅代くん、ご飯でも行く?あ、今はやめたほうがいいか?」


「あぁ、そうですね、2人じゃないにしても…」


「私も、明日は朝から舞台の手伝いがあるので、今日は

 早めに帰ろうかと…また行きましょう!」




そう言って、スタジオを後にした。


本当に疲れた…、結局裕さんとの熱愛と言うか、誤解は

いまいち解けてはないし…SNSはそんなに荒れて

なさそうだから、まだ良かった。裕さんもこの程度なら

今は黙っておきましょうって言ってたし。


よし、気持ちを切り替えて、明日の舞台稽古頑張ろう。


プラスした、下坂さんと浅川さんメインの部分を

明日はメインに稽古していくし、羽多さんもここは

私の演出で任せるよ、と言ってくれた。


こんなチャンスを、無駄に出来るはずがない。


今を、逃してはいけないんだ。こんな事で。



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