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推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第十二章
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猫と粉で感動を…?2


逢坂さんの脚本は、梅代さんが読んでいた。


コメディーで、梅代さんのいつものクールな

キャラに合うのか?と少し思ったけど、うまい感じに

シュールなコメディーを作っていて、なんか、苦手な

人なんだけど、逢坂さんってやっぱ凄いな、と思った。


聞いてないで、早く書け!と自分でツッコんだけど…


そうこうしている間に、もう3人目だ…。


(な、なんとか完成したけど…どうなんだろう…

 津乃田さんナレーションのような感じだけど…

 いや、その前にもはや性別が…)



考えても仕方ない、自身持て自分!!

ギリギリになったけどできた脚本を、スタッフさんに渡す。

気を使ってくれて、一旦CMにしてくれた。


その間に、津乃田さんと吉岡さんが読む。



「さぁ、それでは最後です。津乃田さんですよ〜

 意気込みをどうぞ〜っ!」


「いや〜〜、これは…はっはっはっ」


「いや、笑いすぎでしょう、えぇ?吉岡さんどうです?」


「私、これ、好きですねぇ〜〜〜!!」


「おぉ!それでは行きましょう、えぇ〜脚本

 西河庵さんで、窓際に一輪の花を、です」



私の脚本が、読み始められる。


どうしよう、と考えた結果、やはり、ここは

王道の、誰かが死んでしまう設定にした。

そこで、「猫」と来れば、当たり前に飼い主がいる。

そうだなぁ…



吉岡「ニャニャニャ〜!僕の名前はレオ!

   この人は僕が生まれた時から、ずっと一緒にいる

   僕の友人レイアットだ」


津乃田「レオ、今日も素敵な毛並みね、ゴホッゴホッ

    いいわね、貴方、自由に外の世界を楽しめて。

    私ったら、貴方が羨ましいみたい、ふふっ」

 

吉岡「ニャニャ〜…ニャア…彼女は身体がすごく弱い。

   最近では、ずっと寝たきりで、窓の外を眺める

   だけになってしまった…」



本当なら、主人公のレオを津乃田さんにやってもらって

女性のレイアットを吉岡さんにやって貰うんだろうけど…


津乃田さんファンの私が声を大にして、言いたいことがある!

彼は、オネェの役もいけるのだ。あ、いやいや、別に

レイアットがオネェなわけじゃないけど!!


女役をやるときの、津乃田さんの声がすごく好きなのだ。

だから、どうしても、使いたかった。


猫のレオと病弱なレイアット、どんどん弱っていく

レイアットの為に、レオが花を持ってくる。

レイアットに喜んでもらおうと、窓際に一輪。


しかし、レイアットの症状は酷くなるばかり。


吉岡「ニャニャア!どうした、レイアット!

   ほら、今日も花を持ってきてやったぞ!」


津乃田「レオ、ありがとう。ゴホッゴホッ

    綺麗な花ね、ゴホッゴホッ、はぁ、ごめんねぇ」



ついに、目を開ける気力さえなくなっていったレイアット。

ある慌ただしい朝、レイアットに横に立つ医者が

泣き崩れる母親に、首を振る。


吉岡「ニャア!ニャア!おい、目を開けろよ!

   レイアット、僕の名前を呼んでくれ!!」



津乃田ナレーション

 「心が張り裂けそうに鳴くレオ…彼の大切な友人

  レイアットは亡くなってしまった。

  しかし、彼は知らない。自身が持って来た花の花粉で

  彼女の症状が悪化したことを。

  彼女は気付いていたが、この秘密は、空の上でも

  誰にも話すまい、と誓ったのだった…」



津乃田さんがレイアットとナレーション

吉岡さんに、猫のレオを。これが私の脚本だ。



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