新たなお仕事のお話2
「あっ、もう始めるんですね!」
「ご飯来るまで待ちます?」
「いえ、大丈夫で…」
「失礼します、唐揚げになります〜〜」
えっ、唐揚げはやっ、美味しそう…。
いやいや、そうじゃなかった…!
「それで、お仕事のお話ってなんですか?」
「(もぐもぐ)あのですね、実は僕がパーソナリティーを
勤めてるラジオあるじゃないですか?(もぐもぐ)」
気付いたら裕さん唐揚げ食べてるじゃん、早いな。
「はい、私が行ってバレたやつ」
「そう、それです、そのラジオの新しい企画で
リスナーさんからお題を頂いて、それに沿った本当に
1分30秒くらいのストーリーあるものだったり、セリフ
だったりをすることになってですね」
「へぇ〜〜、面白そうですね、というか、これまた
リスナーさんが喜びそうな!」
「それでですね、そのお題に沿った短いストーリーを
庵さんに作って頂きたくて」
「ごほっごほっ、わ、私ですか!?」
(唐揚げ吹き出すとこだった!!)
「僕とやったミニラジオドラマ、あれ結構好評で。
だから、この企画やるにあたって、脚本誰に頼みますか
ってなった時に、僕が推薦したんですけど」
これは、なんてチャンスだ!短いけど、お話が書ける!
しかもお題は決まってるから膨らませやすい。
こんなお誘い、もう……
「やりますっ!私やりたいですっ!」
「ははっ、食い気味ですね。よかった、とりあえず
誘ってみてって言われたんですよね。
忙しそうだし、断られるかと思いました」
「いやいや、お話が書けるんですよ?
やるに決まってるじゃないですか!」
「それは良かったです、僕も誘ったかいがある。
でもなんか、後出しみたいになるようで
申し訳ないんですけど、問題が一つあってですね」
「問題ですか?どんな?」
「僕が誘ったのは庵さんなんですけど、もちろん
他の方もプロデューサーさんが誘ったりしてて」
「へぇ〜(もぐもぐ)他はどんな方が?(もぐもぐ)」
「…逢坂さんなんですけど…」
「ごっほっ、ごほっ、お、逢坂さん?!」
また、あの人と一緒なのか。
津乃田さんがいないだけましかな?
正直どんな感情で、あの2人が話してるのを
見ればいいのか、前回からわからないんだよなぁ。
「やっぱり、苦手なんですね?」
「まあ、得意か苦手かと言われれば…
というか、なんか特殊じゃないですかあの人!」
嫌いではないのだ、苦手、なのだ。




