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推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第八章
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新たなお仕事のお話


「あの、そういえばまだ、お礼言えてないなって思ってて…!」


「お礼?なんの…?」


「この間の自販機の前での…津乃田さんが言ってくれてたこと

 凄く嬉しくて、そのおかげで、もっとしっかり頑張ろうって

 前向きに思えたんです…!」


「いやいや、元はといえば僕が余計な事を言ったから…ごめんね」


「いいんですよ!いずれ言わなきゃいけなかったですし」


「そっか、でも庵ちゃんが前向きになってくれたなら

 本当によかったよ、僕、庵ちゃんが書く文字が好きなんだ」


「なっ、そんなことっ!ありがたいです…」


「あ、そうだ庵ちゃん、よかったら番号を……」


「津乃田さん少しいいですかー?あれっ、すみません話し中でしたか?」


「あっ、いえいえ大丈夫です、津乃田さんまたお仕事で

 ご一緒できるように頑張りますっ、今日は本当に

 ありがとうございました!!」


「あ、うん、またねっ」



(庵ちゃん、番号聞こうと思ったのに…タイミング…)




津乃田さんにちゃんとお礼言えてよかった〜〜。

とりあえず自分の中で一区切り、ついたかな。


よーしっ!まだ美東さんたちが、色々決めてからだから

どんな内容になるかわからないけど、今日、今、感じたことを

文字に起こしておこうかな!



んっ?メールだ。裕さんだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今から時間ありますか?ご飯行きません?

お仕事の話があるんですけど。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



お仕事の話?なんだろう。

急にこんなメールが来るとびっくりするな〜。


ま、裕さんの連絡はいつも急か。



「晋太さん、宏太さん、この後ってなにか予定

 ありましたっけ?」


「この後〜?あ、もう8時前だね、今日はもう

 なんにもないよ〜宏太くんも庵ちゃんも帰って大丈夫」


「そうですか、わかりましたっ」



『大丈夫です、今このスタジオにいるんですけど

 どこに行けばいいですか』


現在地もつけて、送信っと。



5分と待たず、返信が返ってきて。

近くの美味しそうな和食屋さんを予約した、と連絡が来た。



なんて早いんだ…!どこまでもイケメンなやつ…!

向かってみると、お店の前で裕さんが待っていた。


「あ、裕さん、お待たせしました〜!」


「いやいや、僕もさっき来たとこです」


本当のイケメンが言うと、こうも絵になるのか。

(宏太さんに失礼)


「寒いですね〜、入りましょう」



そう言って、お店に入り、ざっとメニューを見て

お互いに食べたいものを頼んだ。


ご飯が来るのを待たずに、話し始める裕さん。




「メールでもいいましたけど、庵さんに頼みたい仕事があって」



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