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推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第八章
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オトパ収録の見学2


晋太さんに呼ばれて、打ち合わせが始まる。

前回のオトパの時は、打ち合わせを見学してたけど

正直津乃田さんが目の前にいるドキドキで、内心

それどころじゃない感が凄かった。


今回は、次回の自分のために、しっかり見学しなきゃ。


コソコソ


「前も思ったけど、晋太さんって打ち合わせとかに

 なると、表情かわるよね」


「私も思いました、いつもと顔違いますよね。

 言いたくないですけど格好良いです」


「ちょっ、笑わせないでっ」



それにしても、本当に真剣だ。

晋太さんも津乃田さんも、凄く格好良い。

こんな時に言う言葉じゃないとは思うが、真剣に

仕事をする人は、なんでこんなにも格好良いのか。


どんな企画が視聴者は喜ぶのか、他のラジオと

被らない企画とは、ラジオ自体が、パーソナリティ主体なのか

それとも、なにかの番組に付随しているラジオなのか。

それによっても、ラジオの内容は変わってくる。


津乃田さんがパーソナリティーしている、ラジオ。

乙女のためのナイトパーティー、通称オトパ。

女性の皆さんに喜んでいただける為のラジオ、と

いう事を目標にしている(らしい、さっき知った)



(私はどんなラジオを作りたいんだろう)


「拓ちゃん、この企画どう?面白いと思うんだけど〜」


「あぁ〜、いいですねぇ〜、そうだ、これ

 リスナーさんからアンケート取るのはどうです?」


「あっ、それも面白い!それで次回発表してもいいね」



なんだか、ラジオ作りって、物語を書くのと似てるかも。

自分が思い描いた世界観を、あの【ラジオ】という

世界で表現する。そこに聞いてる人たちを引き込んでいく。

限られた文字数と時間で、どれだけその世界の虜にするか。



唯一違うのは、直接反応が返ってくること。


最近は生放送とかもあるから、より一層、聞いてる人の

反応がわかる。良くも悪くも、だ。



コソコソ


「なんかさっきから俺、同じことしか言ってない

 気がするけど、ほんと凄いね」


「ですね、私もさっきから同じことしか思ってないです」


「どう、何か感じるものあった?」


「んーー、私はどんなラジオを作りたいんだろう、って

 思ってます、でも一番に考えるのは、ターゲットが

 どこだとしても、喜ばせられるものを作りたいですね」


「うん、それは大事だね〜」




晋太さんと津乃田さん、スタッフさんの打ち合わせを

見学しながら、今まで考えたこと無い視点で考えれてる事が

凄く新しい発見だ。



「よし、企画はこれでいってみようか」


「まずは、やってみて反応を見てみましょう」




(打ち合わせが終わった、いよいよ収録だ)



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