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推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第八章
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オトパ収録の見学


意外にも収録は夕方からで、クリスマスが近くなる

この時期の外は少し寒かった。


「あ、宏太さ〜ん!お待たせしました」


「大丈夫待ってないよ、さっき来たから」


「なんですその、少女漫画の王子がするような

 完璧な回答は…」


「はっはっはっ、でしょ?完璧でしょ?ねぇねぇ」


「調子に乗るな…」


「あ、ごめん…」


大阪に来て初めての冬、気付いたらいつの間にか

季節は2つも変わってて。周りの状況も変わってて。

地元の友だちも、両親も、連絡はとってるけど、もう

半年近く会ってない…。


「寒いなぁ〜〜〜」


「ですねぇ、今日もう晋太さんスタジオ行ってるんですっけ?」


「そうだよ〜、収録前に用事があるって、だから

 スタジオで集合ね〜って」


「あ、ここですね」



こういう収録のスタジオは、まだ何回かしか来てないけど

スタジオって言われなきゃ全然わかんないよなぁ〜。

普段普通に街歩いてるけど、ちゃんとよく知ったら

実は、推しがこの建物で収録してました、とか

凄いありそうだよなぁ……



「失礼します、よろしくお願いします〜〜」


「あ、宏太くん庵ちゃん、お疲れ〜〜、よかった

 迷わなかった?」


「晋太さん、大丈夫ですよ、わかりやすかったです!」


「あ、庵ちゃんと宏太くんじゃない!

 この間ぶり〜〜」


津乃田さん!なんだか、会うたびにフレンドリーに

接してくれるんだけど、私からしたら推しにそんな

話しかけられて、正直ちゃんと話せないというか…


慣れか、慣れなのか!?いつか慣れるのか!?


いや、そんなことより、この収録見学の間に

前回言えなかったお礼を、とりあえずちゃんと伝えたいな。


本当に津乃田さんには感謝してる。前を向けるようになった。

まあ、そうなったのは津乃田さんのせい、でもあるけど?

うん…そこは?言わんとこ。



「この間ぶりです、今日は収録見学させてもらいます!」


「はいはい、僕のトークが面白いかはわかんないけど

 たぶん普通だけど、楽しんでね?」


「いやいや、津乃田さんのトーク面白いですよ!」


「はははっ、宏太くん優しいね〜〜」


「あっ、この間頂いたいちごタルト!最高に美味しかったです!」


「本当?よかった〜、あれね〜僕が1番好きなケーキ

 なんだよね〜、庵ちゃんも食べた?」


「食べました!あんまりケーキ得意じゃなかったんですけど

 あのいちごタルトは、本当に美味しかったです!」


「よかったよかった〜〜」




「はいはい、皆〜そろそろ打ち合わせ始まりますよ〜〜」



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