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推しよ!どうかこのキャラ演じてください  作者: 津河ここめ
第七章
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初めてのお仕事の出来2


「おはようございま〜〜す」


「ねぇ、なんでシカトするの!ちょっと!

 返事くらい返してくれても良くない!?

 最高だったってば!」


「怒ってるのか褒めてるのか、どっちかにして下さいよ…」


「おはよう〜〜、あ、庵ちゃん来てたんだ?」


「晋太さん、おはようございますっ」


「晋太さん、昨日の最高でしたよね?!ね?!」


「なんで庵ちゃんより、宏太くんの方が 

 テンション上がってるの?昨日からじゃん…」


「昨日から?」


「いや、宏太くん昨日ミニラジオ終わってから本当に

 うるさかったんだよ。もうね、本当に」


「晋太さん、そんなに真剣に言われると

 さすがに結構傷つくんですけど…」


「はははっ、ごめんごめん、冗談だよ。

 でもね、庵ちゃん、そのくらい楽しみにしてたらしいよ?」


「なんですか宏太さん、優しい〜〜」


「えっ、ちょっと照れるから、やめて」



自分以外の誰かが、こんなにも自分の作品を楽しみに

していてくれるなんて、幸せすぎるだろう。

裕さんのファンは、どうだったのかな…。


「そういえば庵ちゃん、もう見たの?」


「何がですか?」


「新人の通る道、といえば、世間の反応でしょ!」


まさか、晋太さんから言い出されるとは思ってなかった。


「僕もね、世の中の反応なんて気にするな、って

 言いたいし、自分の好きなものを書いていけって

 言いたいんだけど、やっぱり誰がどんな反応を

 示しているのか知るのも、大事なことなんだよね」


「私もいつ調べようかな、って思ってたんですよ…

 これで反応がなかったらなかったで寂しいですね…!」



世間の反応、と言っても、SNSでエゴサする程度だけど…

まあ、でも、見ておかないとな。



コソコソ


「ちょっと、晋太さん、これでなんかひどい言葉書かれてたら

 どうするんです!落ち込んじゃう…!」


「大丈夫大丈夫、僕らはね、お話を書く人だからさ…」



調べよう、とは思ったものの…?


(裕さんの事はいっぱい書いてるけど…)



【このラジオの梅ちゃん最高に良い低音ボイス】


【梅代さんとこんな形で恋に落ちたい…】


【やっぱ梅代さん王子様なんじゃないの?】



声優さんへの意見はいっぱいあるけど、どれだけ

調べてみても、ストーリーに対する意見はほとんどない。



「どう、庵ちゃん?調べた?」


「えっ、あぁ、はい、調べましたけど…」




「僕たちの脚本、ストーリーに関する意見ってほぼないでしょ?」

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